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8月11日、東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落。米ダウの急反発などを手掛かりに、日経平均は一時2万0900円台を回復したが、人民元の切り下げ実施を受けて利益確定の動きが強まった。都内で7月撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai)
日経平均は5日ぶり反落、人民元引き下げで利益確定強まる
http://jp.reuters.com/article/2015/08/11/tokyo-s-idJPKCN0QG0HL20150811
2015年 08月 11日 15:27 JST
[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落。米ダウ.DJIの急反発などを手掛かりに、日経平均は一時2万0900円台を回復したが、人民元の切り下げ実施を受けて利益確定の動きが強まった。もっとも日銀によるETF(上場投資信託)買い期待などで下値は堅く、売り一巡後は引けにかけて下げ渋った。
朝方は買い優勢だった。前日の米国株式市場でダウ工業株30種が8日ぶりに急反発したことで安心感が広がったほか、朝方から円相場がやや弱含みとなっていることも支援材料となり、日経平均は6月24日に付けた年初来高値2万0952円71銭に迫る場面があった。
ただ、中国人民銀行が基準値改革を反映させるため、人民元の約2%の切り下げを実施すると日本株の地合いが急速に悪化。「中国経済の深刻さの表れとして警戒感が広がったほか、日本の中国向け輸出が落ち込むとの懸念が強まった」(国内証券)といい、日経平均は先物売りを交えマイナス転換。後場には一時200円を超す下げとなった。
一方、「人民元の切り下げにより中国経済が立ち直れば日本株にとってプラスに作用する」(マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木隆氏)との見方も聞かれ、日本株は次第に下げ幅を縮小。TOPIXが前日まで9連騰していただけに「短期的な利食い売りが出たに過ぎない」(国内証券)との指摘もあった。
個別銘柄では、日本ペイントホールディングス(4612.T)が一時ストップ安。10日発表の2015年4─6月期連結営業利益は、通期計画に対する進ちょく率が17.5%にとどまったほか、中国市場における汎用塗料事業の先行き警戒感などが売り材料となった。
半面、三益半導体工業(8155.T)が大幅高。10日に発表した2016年5月期予想で2ケタ増益と増配の見通しを示したことが材料視された。従来は未定としていた。
東証1部騰落数は、値上がり817銘柄に対し、値下がりが962銘柄、変わらずが110銘柄だった。
日経平均.N225
終値 20720.75 -87.94
寄り付き 20920.60
安値/高値 20582.01─20946.93
TOPIX.TOPX
終値 1687.6 -3.69
寄り付き 1700.46
安値/高値 1676.98─1702.83
東証出来高(万株) 242557
東証売買代金(億円) 29723.88
(杉山容俊)
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