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ご近所が支えに…
「近所の誰かとつながろう」シニアの危機はこうして防ぐ〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150811-00000000-sasahi-life
週刊朝日 2015年8月14日号
配偶者が亡くなったり、子どもが独立したり、同居する家族がいなくなり一人になったとき、ご近所が支えになることがある。ちょっとしたおしゃべりや食事の差し入れ、安否確認に手の届かない背中に薬を塗ってくれる例も。京橋おとしより相談センター(地域包括支援センター)吉田千晴さんは、ご近所とのつながりは重要だとアドバイスする。
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お年寄りの身近な相談先として、地域の窓口である地域包括支援センターが全国の市区町村に4557カ所置かれています(2014年現在)。介護保険法改正に伴い06年からできたもので、“熟年相談室”とか“さわやかサポート”とか愛称はさまざまです。
おひとりさまになったときに地域に埋もれないためには、自助努力も必要です。
たとえば現役時代から近所のお祭りに出たり、銭湯などに行ったり、自分の“元気なときの様子”を周囲に知ってもらえば、存在アピールになります。健康教室や金銭管理講座など地域が催すイベントもいいですね。
うちのセンターに相談にいらしたご近所の高齢者で何人か、散歩や買い物帰りに窓越しに事務所をのぞいてバイバイと気軽に手を振ってくださる方々がいます。たったそれだけのことでも、「今日もお元気だ」「歩き方がゆっくりになったかな」など変化がわかります。近くで自分の変化に気づいてくれる他人の“誰か”を見つけることは、とても重要なことだと思っています。
マンションだとお隣とのつきあいがない場合も多いですが、せめて管理人さんとはまめにあいさつを交わしておくといいですね。
匿名でこんな“思いやり連絡”をいただくことも。
「お向かいさんがパートナーを亡くしてしょんぼりしている!」とか、「お隣さんが痩せてきた」とか。直接は声をかけられない場合でも、地域の包括支援センターに連絡をすることで、その方を支えることができます。実際にそうした連絡を受け、病院へとつないだことがあります。
こうした連絡も、広い意味でのご近所づきあいだと思います。ひとりになったときのことを考えて、積極的につながりを持つ。ひとりの人に目を配る。その両方を、それぞれ大切にしてほしいですね。
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