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中国の輸出入の減少と消滅する爆買い
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4918827.html
2015年08月09日 NEVADAブログ
中国税関総署が8日発表しました7月の貿易統計によれば、輸出は<8.3%減少>、輸入も<81.%減少>
となっており、大幅な落ち込みを示しています。
輸出 −8.3% : 1950億9700万ドル(24兆円)
輸入 −8.1% : 1520億7200万ドル(19兆円)
黒字 5兆円
これだけの黒字を見れば中国経済はまだ強いと言えますし、貿易額を見れば日本は到底太刀打ちできない規模になっているのが分かります。
日本の昨年の貿易額は、以下の通りです。
輸出総額(確定値) 73兆930億円 @6兆円
輸入総額(確定値) 85兆9091億円 @7兆円
中国は輸出入総額で月間で43兆円に達していますが、日本は月間で13兆円余りとなっており比較にならない程の開きになっているのです。
中国が輸入を10%減らすだけで一ケ月あたり2兆円余り減少する訳であり、これで新興国経済・資源国経済に打撃を与えない方がおかしいと言えます。
今後、中国は更に輸入を減らすとみられておりその規模は月間で3〜4兆円に達する(年率では40兆円)とみられており、これだけの需要を世界中で減らせば、経済基盤の弱い新興国・資源国などどうなるか火を見るよりも明らかと言えます。
中国の景気悪化は年間で輸入で40兆円、輸出で50兆円規模となれば、中国を含めて世界中で90兆円近い「貿易額」が減ることになるのです。
これだけの「貿易量」が減ることで、工場は余り人は必要なくなります。
海運不況がこれから本格的に訪れるでしょうし、あらゆる物が余るようになります。
日本でもシャープが人員をカットしましても、液晶分野がガタガタになってきており黒字になる目途もなくなりつつあり、ソニーも世界で今や最も成長しているスマホ分野では10%もシェアがなく、赤字が拡大してきており、このままいけば撤退することもあり得ます。
日本企業でスマホ分野で生き残る会社は皆無かも知れず、すべての日本メーカーが製品製造から撤退し、部品メーカーとして細々と生きていくことになるかも知れません。
車も日本国内では新車販売の不振が続いており、トヨタが最高の決算を発表していましたが、円安でかさ上げされたもので、実態は日本国内では生産・販売台数減となっており、じり貧だったのです。
今後、中国の経済悪化が日本経済を直撃しますので、安易な考えでいればたとえ大手上場企業でも大打撃を受けて経営危機に陥りこともあり得ます。
また今は銀座や大都市で中国の爆買いと騒がれていますが、株の暴落、経済の悪化もいずれ中国人の懐を直撃しますので、爆買いが消滅することも近々にあると言えます。
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