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賠償請求されてもヘッチャラ?(C)日刊ゲンダイ
東芝前社長に「財産隠し疑惑」 歴代3トップの“豪華な自宅”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162168
2015年7月28日 日刊ゲンダイ
“粉飾決算”問題で引責辞任した東芝の田中久雄前社長に、「財産隠し疑惑」が浮上している。
東芝が不適切会計をめぐって証券取引等監視委の検査を受けたのは、今年2月12日。自主調査してから4月3日に公表したが、田中氏はその間の3月7日に、妻とみられる女性に自宅マンションを贈与していたのだ。
田中氏ら旧経営陣は今後、「株主代表訴訟」を起こされ、巨額の損害賠償を請求される可能性がある。
その対策として、財産隠しで贈与したのではないか。まあ、時期が時期だけに、そう勘繰られても仕方がない。
「東芝は、金融庁から金融証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)で課徴金を科されるとみられています。課徴金の過去最大額はIHIの約16億円ですが、東芝はそれを超えるともっぱら。加えて、第三者委の設置に10億円ほどの費用がかかったともいわれます。これらを田中氏らが会社に与えた損害として、賠償請求される可能性がある。最低でも20億、30億円規模の訴訟になりそうです」(兜町関係者)
もちろん、株価を急落させた責任も問われるだろう。いずれにせよ、田中氏をはじめ、一緒に辞任した西田厚聰前相談役や、佐々木則夫前副会長の歴代3社長は、億単位の賠償責任を負う可能性があるわけだ。
ちなみに、横浜市鶴見区にある田中氏の自宅マンションは14階建てで、築約18年、約72平方メートル。
「市場価格は3000万円台後半でしょう」(地元不動産業者)
田中氏は日刊ゲンダイの取材に対し、「(贈与した)本件は昨年から検討してきた件で、都心物件でもなく資産価値は低いと考えています」などと回答したが、だったら、なぜ疑惑を招きかねない時期に贈与したのか、なおさら気になってしまう。
それでは西田氏の横浜市磯子区にある自宅はどうかといえば、100坪ほどの土地に4台分の駐車スペースがある、周囲の住宅と明らかに一線を画している2階建ての豪邸。「土地と建物で軽く1億円は超える」(地元不動産業者)。土地の所有権は10年ほど前に買った時から妻と半々だ。
佐々木氏は東京都品川区の地上13階建ての高級マンション住まいで、約92平方メートル。「6年前の分譲時の価格は9000万円ぐらい」(地元不動産業者)で、近隣住民によると、「高台にある神殿のような白亜のマンション。芸能人などのセレブが住んでいます」。佐々木氏本人の所有だ。
さすが東芝の歴代社長だけある。賠償請求されても支払い能力は十二分にありそうだ。
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