2. 2015年7月28日 09:12:08
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ドル下落、中国株急落で円とユーロに買い=NY市場 [ニューヨーク 27日 ロイター] - 27日のニューヨーク外為市場では、ドルの主要6通貨に対するドル指数.DXYが約2週間ぶりの安値水準に下落した。
この日は中国・上海株が8.5%安の急落となり、欧州株式市場も2%超下落。米S&P総合500種も2週間超ぶりの安値を付ける中、安全資産とされる円が買われた。 またアナリストによると、株安で損失を出した投資家らが売り持ちになっていたユーロを買い戻したとみられる。 ドル/円JPY=EBSは終盤の取引で0.45%安の123.24円となっている。一時、約2週間ぶりの安値となる123.01円まで売られた。 ユーロ/ドルEUR=EBSは約2週間ぶり高値の1.11295ドルに上昇後、終盤は1.04%高の1.1096ドルで取引されている。 マッコーリー(ニューヨーク)グローバル金利・通貨ストラテジスト、ティエリ・アルバート・ウィズマン氏は「市場参加者が損切りで株式を売ることになれば、為替市場で売り持ちにしているユーロを買い戻す動きになりやすい」と指摘する。 この日発表された6月の米耐久財受注は、非国防資本財から航空機を除いたコア受注が前月比0.9%増と、5月の0.4%減からプラスに転じた。一方国内総生産(GDP)算出に用いられるコア資本財出荷は0.1%減少した。 米国株式市場は続落、中国株大幅安の影響を懸念 [ニューヨーク 27日 ロイター] - 27日の米国株式市場は続落し、ナスダック総合は1%近く下落した。中国株価の大幅安を受け、中国経済の減速が貿易相手国に悪影響を及ぼすとの懸念が高まった。
ダウ工業株30種.DJIは127.94ドル(0.73%)安の1万7440.59ドル。 ナスダック総合指数.IXICは48.85ポイント(0.96%)安の5039.78。 S&P総合500種.SPXは12.01ポイント(0.58%)安の2067.64。 ダウ工業株30種の終値は2月以来の低水準。S&P総合500種は1月以降で初めて5営業日連続で値下がりした。 中国株安でコモディティ相場も再び下げ基調となった。トムソン・ロイター・ジェフリーズ/コアコモディティCRB指数が6年ぶりの安値を記録し、原油価格は4カ月ぶりの安値となった。 ホライゾン・インベストメント・サービシズのチャック・カールソン最高経営責任者(CEO)は、中国要因だけでコモディティ市場が崩れるかどうか判断は難しいとしながらも「中国経済の著しい減速は米国だけでなく、世界中の市場参加者に影響を与えている」と指摘した。 自動車のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCAU.N)が4.9%安。米当局がリコール(回収・無償修理)の扱いをめぐる過失で同社に1億0500万ドルの罰金を科した。 製薬のアラガン(AGN.N)は6.1%上昇、同業のマイラン(MYL.O)は14.5%下落。イスラエルの製薬会社テバ・ファーマシューティカルズがアラガンのジェネリック(後発医薬品)部門を買収し、マイランへの買収提案は撤回すると表明した。 多くの企業が第2・四半期決算を発表済みで、トムソン・ロイターのデータによると、アナリストはS&P500種銘柄の利益が0.3%減、売上高が3.9%減になると予想している。 既に比較的割高なバリュエーションは今後さらに高まる恐れがあり、スターマインのデータでは、向こう12カ月の予想利益に基づくS&P500種の株価収益率(PER)は約16.9倍と、過去10年の中央値の14.7倍を上回っている。 チャールズ・シュワブのトレーディング・デリバティブ部門マネジングディレクター、ランディ・フレデリック氏は「バリュエーションが目下の懸念材料であり、「売上高の伸びが必要になっている」と話した。 騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が上げ1に対して下げが2.73、ナスダックは上げ1に対して下げ2.47となった。 BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約73億株で、7月平均の66億株を上回った。 (カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル).DJI 終値 17440.59(‐127.94) 前営業日終値 17568.53(‐163.39) ナスダック総合.IXIC 終値 5039.78(‐48.85) 前営業日終値 5088.63(‐57.78) S&P総合500種.SPX 終値 2067.64(‐12.01) 前営業日終値 2079.65(‐22.50) http://jp.reuters.com/article/2015/07/27/us-stocks-jul-idJPKCN0Q127R20150727?sp=true NY株ハイライト アリババ安とアマゾン高、静かに進む銘柄選別 2015/7/28 7:08 【NQNニューヨーク=神能淳志】27日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が5日続落した。前週末比127ドル94セント安の1万7440ドル59セントと2月2日以来、約半年ぶりの安値を付けた。中国・上海株の急落が投資家心理を再び冷やし、ダウ平均は朝方に169ドル安まで下げ幅を広げる場面があった。株式相場全体は反転上昇のきっかけをつかめていないが、個別銘柄の選別は静かに進んでいる。
中国株安に揺れた27日の米市場で象徴的だったのは、中国の電子商取引(EC)最大手アリババ集団の下落だ。一時4%安の79.68ドルまで下げ、7月7日の上場来安値(76.12ドル)を伺う値動きだった。中国株の急落は「米投資家も、運用リスクを管理するために保有する中国関連銘柄の売却を迫られる」(米国株トレーダー)という。中国企業のアリババに限らず、相場全体の重荷になった。 対照的なのが、米国の同業であるアマゾン・ドット・コムだ。23日夕発表の4〜6月期決算は市場の予想を上回る好業績で、24日は株価が1割近く上昇した。27日は利益確定を目的とした売りも出たが、一時3%高の544.95ドルに上昇した。米調査会社ファクトセットによると終値の時価総額は2485億ドルで米小売り大手のウォルマート・ストアーズ(2299億ドル)を上回り、市場の関心を集めた。 アマゾンの北米以外である国際部門の売上高は全体の3割を占める。外国為替市場でのドル高や中国をはじめとする世界的な景気減速の悪影響からは免れない。それでも4〜6月期の決算では中国での売り上げを含む国際部門が前年同期比3%の増収を確保した。ドル高の影響を除くと22%増と前期(14%増)から伸びが拡大し、国際部門のネット通販事業だけをとってもドル高の影響を含んだうえで売り上げは10%増えた。 海外事業を支えるのは年会費99ドルの「プライム会員」の増加だ。ブライアン・オルサブスキー最高財務責任者(CFO)は電話による決算説明会で「海外での成長が米国よりも速いことには率直に言って満足している」と話した。プライム会員の伸びをエネルギーを蓄える「フライホイール(弾み車)」にたとえ、けん引役は成長著しいクラウドサービスだけではないことを強調する。JPモルガン証券は24日付で目標株価を従来の535ドルから710ドルに引き上げた。多くの市場関係者は強気に傾いている。 米調査会社トムソン・ロイターによると、前週末時点で主要500社のうち186社が4〜6月期の決算を発表した。利益がアナリスト予想を上回った企業は74%に達し、売上高でも52%が超えた。相場全体が上昇基調に戻るきっかけにはなっていないが、一部ではアマゾンのように生み出した付加価値を業績に結びつける企業への評価が高まっている。 <米国・時間外>中国の百度が一段安、売り上げ見通しに失望 (6:56)[有料会員限定] 米国株、ダウ127ドル安で半年ぶり安値 上海株や原油安が重荷 (5:33) 米国株、5日続落しダウ半年ぶり安値 上海株の急落や原油安で (5:19) ドイツ株27日 DAX291ポイント安の11056 (1:16) ロンドン株27日 続落 74.68ポイント安で終了 (1:09) <米国>製薬のアラガンが大幅反発、後発薬事業をテバに売却 (0:03)[有料会員限定] <米国>マグロウヒルに売り先行 米調査会社を22億ドルで買収 (27日 23:51)[有料会員限定] 米国株、売り先行しダウの下げ幅165ドル 中国株安を警戒、原油安も嫌気 (27日 22:52) ロンドン株10時 小反発、銀行株は安い (27日 18:33) 米国株:下落、1月以降で最長の連続安−中国株の急落を嫌気 2015/07/28 05:18 JST (ブルームバーグ):27日の米株式相場は下落。1月以降で最長の連続安となった。中国の株式相場が経済成長への懸念を背景に8年ぶり大幅安となったことが、米国でも嫌気された。 ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種 株価指数は前週末比0.6%安の2067.85。ダウ工業株30種平均は127.94ドル(0.7%安)の17440.59ドル。 ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・メイリー氏は「中国の状況が懸念を生んでいる。売り上げの多くを米国外の市場が占める国際的な企業の間では特に心配されている」とし、「企業決算には既にほころびが見られ始めている。世界の経済成長が減速すれば、ほころびは大きくなる」と続けた。 原題:U.S. Stocks Decline After China Shares Selloff on Growth Concern(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Joseph Ciolli jciolli@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Jeff Sutherland jsutherlan13@bloomberg.net John Shipman, Namitha Jagadeesh 更新日時: 2015/07/28 05:18 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NS5XE46VDKHZ01.html 米国債:上昇、中国株の急落や原油安を受けて逃避需要 2015/07/28 06:32 JST (ブルームバーグ):27日の米国債相場は上昇。30年債利回りはほぼ2カ月ぶりの低水準となった。中国株式市場の混乱を受け、安全な逃避先としての米国債需要が膨らんだ。 6月の米製造業耐久財受注統計でコア資本財の出荷が予想を下回ると、第2四半期の米経済成長に対する見方が暗くなり、米国債は一段高となった。4−6月期の米国内総生産(GDP)速報値は30日に発表される。弱気相場入りした原油先物は一段と下げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)は28日から2日間の日程で定例会合を開く。 バンク・オブ・アメリカ(BOA)の米金利戦略責任者、シャイアム・ラジャン氏は「株式相場の下げを受けて米国債は上昇している。今週はFOMCやGDP統計があり、市場の注目は米国に戻る可能性がある」と指摘した。 ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債 利回りは前週末比5ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)低下の2.22%。同年債(表面利率2.125%、2025年5月償還)価格は3/8上昇して99 6/32。 ラジャン氏は利回り曲線のフラット化取引が終わったとし、米国債には中立であることを明らかにした。その上で、10年債利回りは年末までに2.35%に上昇すると予想した。 30年債利回りは一時2.91%と、6月1日以来の水準に低下した。 中国株、原油 上海総合指数は前週末比8.5%安と、2007年2月以来の大幅下落で終了した。ニューヨーク原油先物相場は一時2%下げ、1バレル=47.20ドルとなった。 10年債とインフレ連動債10年物の利回り差 は1.73ポイントと、3月31日以降で最小になった。 耐久財受注は3.4%増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は3.2%増だった。航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の出荷は0.1%減少。予想は0.6%増だった。 ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ債券ストラテジスト、ガイ・リーバス氏(フィラデルフィア在勤)は中国の成長が鈍化すれば、「米国を含め世界の他地域の減速につながる恐れがある」と述べた。 2年債と30年債の利回り差 は2.28ポイント。過去2カ月弱で最小となる場面もあった。利上げが予想される中、経済成長の見通しが暗くなっていることが背景にある。 GDPは2.5%増の予想 4−6月期のGDP成長率は2.5%が予想されている。1−3月期はマイナス成長だった。 ブルームバーグが20−22日に46人のエコノミストを対象に実施した調査では、FOMCが7月の会合で利上げを実施する確率はゼロ。9月利上げの確率は50%となっている。 RBSセキュリティーズの米国債ストラテジスト、エドワード・アクトン氏は「FOMCが29日に年内の利上げを確信しているとのシグナルを送ることができないとの懸念がやや強まっている」と指摘。FOMCは「利上げが世界に及ぼす効果と世界経済にどのように影響するかを考慮する必要がある」と語った。 原題:Treasuries Rise as China Stock Plunge, Oil Drop Add Haven Demand(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Susanne Walker Barton swalker33@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Boris Korby bkorby1@bloomberg.net Paul Cox, Michael Aneiro 更新日時: 2015/07/28 06:32 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NS5UBQSYF01X01.html 米6月耐久財コア受注3カ月ぶり増加、製造業に明るさ Shannon Stapleton) [ワシントン 27日 ロイター] - 米商務省が27日発表した6月の耐久財受注は、非国防資本財から航空機を除いたコア受注が前月比0.9%増と、5月の0.4%減からプラスへと転じた。3カ月ぶりの増加だった。市場は0.4%増を予想していた。コア受注は民間設備投資の先行指標とされ、企業の投資削減に伴う製造業低迷が終了しつつあることを示唆している。
国内総生産(GDP)算出に用いられるコア資本財の出荷は0.1%減。5月は0.3%減だった。 全体の耐久財受注も3.4%増と、市場予想の3・0%増を上回った。輸送機器が8.9%増となり、全体を押し上げた。民間航空機の受注が、5月の31.6%減から66.1%増へと大きく伸びた。米航空機大手ボーイング(BA.N)は、6月の受注高が161件と5月の11件と比べ大きく伸びたとホームページで公表している。 自動車・同部品は0.2%増加した。5月は0.3%減だった。 昨年、原油価格が60%を超える値下がりとなったことで、エネルギー関連企業が投資を大きく削減し、それが製造業の足を引っ張っていたが、ここにきてエネルギー業界の支出削減傾向に終わりが近づいている兆しがみえてきた。 24日に発表された統計によると、全米の原油掘削設備の稼働が先週21件増え、5月下旬以来の高い水準となった。ここ33週間で3回目の増加だった。 油田サービスで世界最大の米シュルンベルジェ(SLB.N)は先週、北米における掘削設備数の減少は底を打ち、年後半は徐々に陸上での掘削や設備完成が増えるだろうとの見通しを示した。 シュルンベルジェとライバルの米資源開発サービス大手ハリバートン(HAL.N)は、それぞれ今年の投資予算を削減してきた。 製造業はドル高や世界的な需要鈍化の影響も受けており、米家電大手のワールプール(WHR.N)や米重機メーカーのキャタピラー(CAT.N)などの多国籍企業は業績が圧迫されている。 メルマガを購読する 今、あなたにオススメ 米6月住宅着工件数は9.8%増、許可件数8年ぶり高水準 ギリシャ議会、改革法案第2弾を可決 金融支援再開へ前進 北朝鮮核問題、米国は条件次第で柔軟対応も=米特使 中国の6月新築住宅価格、前月比で2カ月連続上昇 英ピアソン、FT紙の売却を決定=関係筋 http://jp.reuters.com/article/2015/07/27/us-durables-orders-idJPKCN0Q11LX20150727 ブラジル株:ボベスパ指数、7日続落−ペトロブラス安い 2015/07/28 07:26 JST (ブルームバーグ):27日のブラジル株式市場では、指標のボベスパ指数 が7営業日続落。2013年2月以来の長期下げ局面となった。原油相場が弱気相場入りしたことを受け、ブラジル石油公社(ペトロブラス)が安い。 ブラジル最大の汚職スキャンダルの渦中にあるペトロブラス は5.3%安。今月に入り25%下げている。世界的な供給超過が拡大するとの観測を背景に、ロンドンの北海ブレント原油先物は今年の高値からの下げが20%を超え、ニューヨークの原油先物も1バレル=47.39ドルと4カ月ぶり安値に落ち込んだ。 XPインベスチメントスのエコノミスト、セルソン・プラシド氏は「ペトロブラスにとってシナリオはますます複雑になりつつある」と指摘。「原油安は設備投資からの利益が減ることを示唆しており、同社の資産をめぐる交渉でマイナスになる可能性がある」と述べた。 ボベスパ指数 は前週末比1%安の48735.54で終了。このままいけば月間ベースで今年最も大きな値下がりとなる。 このほか、ブラスケムが10.1%安と下げたほか、メタルルジカ・ゲルダウも6.0%安と売り込まれた。 原題:Oil Collapse Sinks Petrobras as Ibovespa Extends Seven-Day Slide(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:サンパウロ Denyse Godoy dgodoy2@bloomberg.net;サンパウロ Ney Hayashi ncruz4@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Brendan Walsh bwalsh8@bloomberg.net Rita Nazareth 更新日時: 2015/07/28 07:26 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NS62IU6TTDS201.html 中国が株購入継続へ、下支え策縮小とのうわさ否定
[上海 27日 ロイター] - 中国当局は27日、株式市場の安定化に向け、株の購入を継続する方針を示した。国内株式市場がこの日、8%超急落したことを受け、機能不全が市場全体に波及するリスクを回避する用意があるとした。 証券規制当局は、市場当局が「悪質な空売り」に関与した者に厳しく対処するとも警告した。 株安を受け、キャピタル・エコノミクスのアナリストらはメモで「地合いが悪化すれば、価格下支えを狙った政策介入の効果は長続きしない、というのが直近の中国株バブルで得られた教訓だ」と語った。 この日、上海と深セン市場に上場する1500超の銘柄が、1日の値幅制限いっぱいの10%安(ストップ安)だった。大半の指数先物も急落した。 銀行筋は、国営の中国証券金融が商業銀行から借り入れた資金の一部を前倒しで返済したと述べている。 中国証券監督管理委員会(CSRC)は中国市場終了の数時間後、中国証券金融による株価下支え策の中止をめぐるうわさを否定。一部の大口投資家が「悪質な」空売りに関与している可能性を排除しないとの見解を示した。 http://jp.reuters.com/article/2015/07/27/china-stocks-margins-idJPKCN0Q117920150727 |