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田中前社長ら歴代トップは退場したが…(C)日刊ゲンダイ
上場廃止回避も… 市場が恐れる東芝「第2、第3の内部告発」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162100
2015年7月26日 日刊ゲンダイ
“粉飾決算”問題で上場廃止もささやかれた東芝株は、「特設注意市場銘柄」に指定される見通しだ。
とりあえず上場廃止が回避され、24日の東芝株は、前日比2.2円安の387.5円と“安定低空飛行”となったが、一安心とはいきそうもない。
「東芝が来月末にも公表する有価証券報告書などを東証が審査し、特注銘柄に指定。指定から1年経っても内部管理体制に改善がみられない場合は上場廃止に、という流れです。時価総額1兆7000億円の東芝株が直ちに上場廃止では、市場に与える影響が大きすぎる。そんな東証のお目こぼしで、1年間の執行猶予がついたともっぱらです」(経済ジャーナリストの岩波拓哉氏)
「悪材料は出尽くした」「割安感がある」などと買いに回る個人投資家もいるようだが、兜町界隈では「まだ第2、第3の内部告発が怖い」なんてささやかれているから、ご用心だ。
「第三者委の調査報告書では、上司に逆らえない東芝の企業風土も問題視していましたが、当時から不正な会計処理に異を唱える幹部社員はいた。上司に逆らって飛ばされた社員も少なくありません。そうやって冷や飯を食わされた不満分子が社内外に大勢いて、積年の恨みつらみが充満しているから、証券取引等監視委に内部告発があり、今回発覚したわけです。歴代3社長は辞任しましたが、刑事責任はウヤムヤになりそうな雲行きに、『納得いかない』と怒っている社員もいる。新たな内部告発があってもおかしくありません」(東芝事情通)
それでなくても、第三者委の報告書は「生ぬるい」という専門家の指摘もある。
「不正な会計処理は歴代3社長以前にもあったのではないか、本当にトップの“指示”はなかったのか、過大計上は1500億円で終わりかといった疑問は、いまだにくすぶっている。“火種”はまだ残っていると思います」(岩波拓哉氏)
第2、第3の内部告発があったら、“安定低空飛行”では済まない。
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