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迫りくる中国リスク
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4911509.html
2015年07月25日 NEVADAブログ
中国の7月の財新製造業PMI(旧HSBCのPMI)が事前予想では49.7と前月の49.4から上昇するとみられていましたが、発表になった数字では<48.2>と上昇どころか反対に下落となり、中国経済は今や景気後退期に入っているという見方が強くなっています。
*このPMIは50を下回ると経済活動縮小となっており、すでに5ケ月連続50を下回っています。
専門家はなぜか上昇と予測していたようですが、香港のコンテナの異常な少なさを見れば(前回の香港出張時に解説しました通りです)物流が減ってきているのが良くわかりますし、高級ショッピングセンターに行きましても人はまばらとなっており、香港経済の不振が手に取るように分かる状況になっていました。
ここにきて、統計でも経済の不振が明確になってきたということは実態経済は更に悪化しているということが言え、今後中国経済は、リーマンショック後は世界を救済しましたが、今度は中国経済崩壊が世界経済をどん底に引き込むことになるかもしれません。
すでに世界的機関は中国リスクを指摘しており、今後いつ大崩壊が始まるかだけだといえますが、危険なことは
中国が国内問題を隠すために、外に向かって戦争や喧嘩を仕掛ける傾向があるということであり、南沙諸島等で米軍と衝突を発生させたり、尖閣諸島で自衛隊と小競り合いを演じたりするかも知れません。
(このような中国との衝突は安保法制成立には追い風になりますから、あえて日本から喧嘩を売るということもあり得ます。油田開発問題につき今のタイミングで写真を公開したのもそのカードの一枚だと言えます)
中国とロシアは今や世界にとり重大なリスクとなっていますが、そのリスクを殆どの日本人は理解して
いません。
次のブログでロシアリスクについて解説させて頂きます。
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