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シニアに人気 戸建て処分で“小さいおうち”〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150721-00000000-sasahi-life
週刊朝日 2015年7月24日号より抜粋
シニア世代がおひとりさま生活を謳歌している。
「今のシニア世代は持ち家率が高いのですが、子どもがいても、一緒に暮らしたり譲ったりしない。処分した費用で、次の住まいに移りたいと希望される人が多くなっています」
と、高齢者の住まいに詳しい高齢者住宅情報センター大阪センター長の米沢なな子さんは、おひとりさまシニアの傾向について話す。
広い戸建ての維持管理が、肉体的にも金銭的にも厳しくなることが大きな理由だという。米沢さんが続ける。
「家の中は多少散らかっていても、庭は近所の人目があるからキレイにしなければ、と思うようです。しかし、草むしりなどはけっこうな重労働。室内もバリアフリーではないですし、築年数が経てばあちこち壊れてくる。改築の手間をかけるぐらいならいっそ、コンパクトな住居に引っ越そうと考えるようですね」
ほかにも、戸建てが駅から遠く、高齢になってから買い物にも苦労するだろうと検討する例や、防犯上の心配から集合住宅に住み替えるケースも目立つという。
おひとりさまシニアに人気のダウンサイジング(DS)先は主に二つ。「シニア向け住宅」と「駅前タワーマンション」だ。大阪湾を望む兵庫・芦屋のベイエリアに立つシニア向け分譲マンション「ザ・レジデンス芦屋スイート」には有料老人ホームが併設されている。
「分譲の分は500戸ほどですが、月に1件、空きが出るかどうか。それもすぐに成約してしまいます」(運営するシティインデックスホスピタリティ営業主任の大川剛史さん)
「都市部の駅前タワーマンションの売れ行きもすごいですよ」
住み替えや空き家問題に詳しい不動産コンサルタントの牧野知弘さん(オフィス・牧野)は最近、象徴的な例があったと話す。
「都心からJRで30分ほどの、あるターミナル駅前のタワマンが、住戸の販売価格が坪あたり330万〜350万円で売り出された。周辺相場より100万円ほど高く、約66平米で6600万円もする。『そんな高い価格で誰が買うんだ』と僕らは思っていた。でも蓋を開けてみたら即完売。驚きましたねえ」
購買者の多くは沿線で、駅から遠い戸建てに住むシニア層だったそうだ。
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