ギリシャデフォルトを巡る法案採決、最終局面に突入！ギリシャ全土でストライキや抗議運動が相次ぐ！病院なども停止状態に！
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7237.html
2015.07.16 00:10　真実を探すブログ

ギリシャのデフォルトを巡る動きが最重要局面に入っています。月曜日にユーロ圏首脳会談で約７兆円規模のギリシャ支援で各国が合意しましたが、その条件としてギリシャが議会で法案を可決することを定めました。
法案可決の期限は欧州時間の７月１６日まで、今日中に法案が成立しないと国家の破綻が確定します。ギリシャが可決する法案の内容は消費増税法案や年金削減法案、国家財産売却法案などで、いずれの法案にもギリシャ国民は強く反発中です。

先週にギリシャでは国民投票が行われましたが、その時は年金削減などの財政緊縮策に反対という結果になりました。チプラス首相も財政緊縮策に反対を掲げていただけに、ギリシャ国民の失望と怒りは増大しています。

ギリシャの公務員労働組合は２４時間のストライキに突入すると発表し、国鉄や病院なども相次いでストライキを宣言しました。銀行の営業再開も１６日以降に見送られ、ギリシャ国内の混乱は未だに続いています。法案の採決結果は日本時間の１６日昼ごろまでには出る見通しです。

☆国民に漂う「敗北感」　医師・看護師もスト…「死刑宣告。借金返せは無理な話」
URL　http://www.sankei.com/world/news/150715/wor1507150052-n1.html
引用：
　公務員労働組合は１５日、財政再建策の関連法案に反対して２４時間ストライキに突入。国鉄の長距離列車やアテネ郊外の列車が運休したほか、公立病院の医師や看護師らもストに入り、国民生活に影響が出た。

　アテネ中心部では、「チプラス首相は裏切り者だ。（反緊縮の）公約をほごにした罪は重い」と批判する声も出た。半面、「首相は悪い選択肢の中から打撃の少ない現実的な選択をしただけだ。仕方がない」という声も多く聞かれた。

　銀行の営業停止など生活への影響が深刻になるにつれ、５日の国民投票でＥＵの財政再建策に反対票を投じた国民の間でも「緊縮策の受け入れはやむなし」という感情が広がっていた。
：引用終了

☆緊縮案の法案採決へ　地下鉄などスト突入　ギリシャ(07/15 17:28)
URL　http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000054767.html
引用：　
　ギリシャ議会は15日、EU側に約束した緊縮策の法案を採決します。一部の与党議員が強く反発していますが、チプラス首相は「銀行の破綻を防ぎ、国の危機を救うためにEU側と合意した」と述べ、国民に理解を求めました。EU側が大幅な人数削減を求めている公務員や地下鉄職員の労働組合が24時間のストライキを実施するなど、法案の採決に抵抗する姿勢を見せています。
：引用終了

☆緊縮案の法案採決へ　地下鉄などスト突入　ギリシャ(15/07/15)

☆ギリシャ政府、財政再建策の関連法案を議会に提出

コメント
1. 2015年7月16日 03:17:17 : lKtNFkyivw 小奴、国民投票などやらなければよかったのに。 もしかして賛成票を期待してたりして、、、 いずれにせよ政治家として最低だね。安倍はさらに悪い、、、
2. 晴れ間 2015年7月16日 15:04:05 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k この投稿内容も、日本での一部の反応も、やや理性と客観性を欠いているようです。 基本的な問題は、ギリシャに借金があることと、ギシリャがユーロ圏に残るか否か、です。 ツィプラスは、国家の金融システム破綻を避け、ユーロ圏に残ることを選びました。ギリシャ国民の大半は、ユーロ圏には残りたい、しかし緊縮財政は嫌だ、ということでしょう。両立は不可能でしょう。どちらかを選ぶべきです。 北欧諸国(ドイツとフィンランド、オランダ等)は、ギリシャのユーロ圏からの追い出しを図りました。 今回のユーログループ、債権三者(欧州中央銀行・IMF・EU)との交渉は、まるで異端審問のようだったといいます。ツィプラスは、「こめかみにピストル」を突き付けられた状態だったという表現がされています。 ユーログループと債券三者は、ユーロの信用と存続維持を至上命題にしています。 ユーロ圏から出ても、ギリシャの銀行システムの破綻は避けられないのです。 残るも地獄、去るも地獄の状態で、去って行くことこがあるか、の問題です。 ユーロ圏以外に、ギリシャを助けてくれるところはないでしょう。 ギリシャはヨーロッパの国であり、ロシアや中国は論外です。 妥協するしかないのです。 今回の交渉で、ギリシャの財政改革・返済計画案を作成したのは、フランスです。オランド政権が官僚を送り込み、作成しました。 オランドは、ギシリャとドイツ+北欧諸国との間で、仲介役を果たしました。(ただし、オランド政権も仏国内で緊縮政策を続けており、左翼や極右から批判されています。) なお、今回解任されたギリシャの前蔵相ヴァルファキスは、今回の措置をヴェルサイユ条約になぞらえて、ギシリャで極右(ネオナチ)が伸長するだろう、と予想しています。 ドイツのアンゲラ・メルケル政権には、SPD(ドイツ社会民主党) も連立で加わっており、SPDもギリシャには強硬であったようですが、その辺りの詳しい情報を持っている方は、教えて下さい。 今回、同じヨーロッパでも、北欧と南欧の違い、東欧と西欧の違いが顕著に出ました。各々、文化が違うのです。それでも一緒に、というのがEUとユーロでしょう。 なぜなら、欧州は、アジアともそれ以外の地域とも、異なる文化圏だからです。 北欧のように働き、思考し、節約し、南欧のように生活と人生を楽しむ。それが理想たどしても、現実には、なかなかそうはいきませんね。

フォローアップ:

★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):

▲上へ　　　　　 ★阿修羅♪ > 経世済民98掲示板　次へ 　前へ

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。