ギリシャ国債償還問題（１６日）
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4905805.html
2015年07月14日　NEVADAブログ

ギリシャ発行の１１６億円のサムライ債の償還が１６日に迫っており、仮にこれはクリアー出来ましても２０日には３５億ユーロ、円換算では４７６０億円という巨額な償還がきます。

支援国は新たな支援開始は７月からとされていますので、この償還資金は今までの枠内で対応する必要がありますが１６日の１１６億円はまだしも２０日の４７６０億円は殆ど無理であり、償還期限を延長する必要が出てきます。

ただ、これで更に格付け会社が更なる格下げをする可能性があり、そうなれば銀行は生きていけません。

国は救済されましても銀行までは救済されないからです。

ギリシャ問題はお金を誰が払うのかという話であり、ギリシャ国民なのか、ユーロ加盟国民なのか、それかＩＭＦ加盟国民なのか。

明確なのはギリシャ国民は払わないことであり、後はユーロ国民とＩＭＦ加盟国民の押し付けあいとなります。

今のところはギリシャ国民とユーロ加盟国民による負担で決着がついていますが、果たしてギリシャ国民が払うのかどうか。

今回の支援の条件はギリシャ国民からすればとうてい受け入れられない内容が含まれており、果たしてすんなりギリシャ議会で法制化されるでしょうかによる
期日は明日の１５日までであり、時間はありません。

コメント
1. 2015年7月14日 11:54:59 : lKtNFkyivw ギリシャの償還金って借金だよね、、、 　その借金を償還する為に新たな借金をする。これって雪だるま式に借金が増えるよね！！！ デフォルトの延命措置だから、根本的問題解決にはならないね、、、
2. 2015年7月14日 11:57:40 : nJF6kGWndY >明確なのはギリシャ国民は払わないことであり、後はユーロ国民とＩＭＦ加盟国民の押し付けあい これは間違い ＩＭＦ加盟国民も（つまり日本も）払うことになるが ギリシャ国民は、緊縮という形で、大きな痛みを負担する（既にしている） 日本の場合は、QEによる金融抑圧とインフレ化で、支払っているから いずれにせよ、タダメシを誰か（高齢者、既得権者・・）に食わせ続けることなどできないということだ
3. 2015年7月14日 13:09:42 : 1ngw2OuUP6 >ギリシャ国民は、緊縮という形で、大きな痛みを負担する（既にしている） >日本の場合は、QEによる金融抑圧とインフレ化で、支払っているから お前は天然ボケだな。支払っていない。借金が減っていないで増えている現実がわからないのか。
4. 忍穂耳の垢 2015年7月14日 21:45:46 : 5n2KmwfCW10dU : xMwOXsV2v2 ギリシャの動向は気になる方が多いだろう。 ギリャにとって、トロイカとそれに付随する所からの借金と、それ意外とは違う意味をもつだろう。 通貨を統合した範囲内では、勝ち組と負け組が生まれるのはあたり前の事。例えば東京都と赤字自治体のようにだ。 日本の通貨圏でなら、それは交付税・交付金というかたちで補わられる。 つまり、財政統合した場合の日本でなら、無償の交付税となるものが、高い金利のついた借金となっているということだ。 外から借金したものと、本来財政統合したら果たすべき責任を履行していない主体からの借金とは、 自ずから別のものだとなろう。 それを別けているということの意味を、よくよく吟味されたら良い。

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