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バブルの頃は「花形商品」だった(C)日刊ゲンダイ
取扱中止に値上げも…「養老保険」それでもメリットはある?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/161665
2015年7月12日 日刊ゲンダイ
超低金利の影響を受けて、養老保険の存在感が薄れている。万が一の保障と満期の受け取りが同額のため、かつては貯蓄性が高いとされた保険だ。
保険料は一括払いと月払い、年払いの3タイプあるが、住友生命が昨年1月、ソニー生命が同10月に一時払い養老保険の取り扱いを中止。さらに、生保大手も養老保険の保険料を値上げした。そのため受取時は元本割れを起こし、養老保険は“保険悪”の代表とされている。
住宅購入者検討会などで活躍するファイナンシャルプランナーの池上秀司氏がこう語る。
「確かに利率を見ると『貯金』としては良くない。今の養老保険は史上最低利回り。お客さまにもメリットがないから積極的に販売しない。それが現状です。しかし『保険』なので預貯金と違い、『保障』がついています。掛け捨ての保険に入って貯金を積み立てたほうが得、という意見もありますが、そうなると保険料を確実に掛け捨てながら、もう一方の積み立ては超低金利となってしまう。『掛け捨て保険+貯金積み立て』より養老保険の方が有利になるケースも考えられる状況です」
ハナからダメな保険と考える必要はなさそうだ。
「入るべきかどうかは、利率よりも、その人のニーズによるかと思います。日本人は貯蓄好きですから、『掛け捨ては嫌』『将来お金がもらえるのを期待』が『低金利』よりも重要視されるのであれば、検討の余地があるといえるでしょう。今後も養老保険の利率上昇は期待薄だと判断されるのであれば、加入できるときに入っておくという選択もあります。それとは別に、昔加入した養老保険は利回りがよく『お宝保険』といわれます。そのまま払い続けるほうがベターです」
バブルの頃はお金を増やす花形商品とされ、なにかと話題になってきた保険だが、一方的に悪ととらえるのは早計のようだ。
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