AppleのAI「Siri」の音声認識にもディープラーニングの技術が採用されている。

人間の仕事は人工知能に奪われるのか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150708-00015655-president-bus_all
プレジデント 7月8日(水)13時15分配信

　2013年から14年にかけて、米Googleや中国のBaiduなどの大手IT企業が企業買収や研究開発に巨額の投資をした技術がある。それが「ディープラーニング」だ。

　これは、人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現しようとする「機械学習」の一種。人の脳神経系をモデルにした情報処理システム「ニューラルネットワーク」を発展させたもので、画像認識や音声認識に優れる。たとえば猫の写真を何点も見せると、まだ見せていない種類の猫も「猫だ」と認識できるようになる、より人間に近づいたAI(人工知能)である。

　東京大学大学院工学系研究科准教授の松尾豊氏は、「AIがディープラーニングと身体性(行動ができること。ウェブ上を含む)、それから記号操作(言語の扱い)などができるようになると、『知能のアルゴリズム』の相当な部分まで実現されてくる」と話す。これが進めば、ホワイトカラーの仕事を代替するような技術へと発展することは間違いない。

　そこでいま世界中で起きているのが、先に述べた技術獲得競争だ。ディープラーニングの学習アルゴリズムをブラックボックス化してしまえば製品を独占できる。日本は機能ありきのロボット開発が盛んだが、松尾氏は「AIなきロボットはいずれ開発競争で負ける」と断じる。

相馬留美＝文

コメント
1. 2015年7月08日 15:43:54 : nJF6kGWndY 当分、AIだけで介護に限らず、ヒトがやってることを 全て代替するのは無理だろう ただ助けにはなるし いずれは時間の問題だが AIがバイオ素子化していけば、ヒトとの違いなど無意味になる
2. 2015年7月08日 17:20:27 : XxOSKxjqAE 「神」や「平和」の名のもとに、他国民を殺しまくり、領土、多国の資源、富みを略奪し、地球の環境を破壊しまくる人類。いつまでも、「貧困」と「戦争」が絶えない、人間社会を、３００年後ぐらい先には　学習し、自己増殖し、進化するＡＩがコントロールしていて、人類を，サルと同列扱いで管理しているのではないか。
3. 2015年7月08日 17:58:44 : AxHLMtGTIo 人間は間違えるが機械は間違えないのは、機械が単純な直線的考察だけしか要求されない作業しかしないからだ、人間と同じような施行が必要な作業を機械がやるようになれば機械も間違えるようになる。 その時、人間なら発生したあらゆる問題に対処するための問題別のロジックを考え出すが、機械でやって想定されない問題が発生した場合に人間と同じような対応をさせようとすれば、ほぼ無限の対応ロジックを機械に組み込まなければ出来ないだろう。 たしかに機械に学習能力を持たせれば、何時かは機械でもあらゆる事態に対応出来るようになるかもしれないが、その間は失敗の連続になり、機械が試行錯誤している間に会社は倒産するだろう。

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