粉飾決算
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%89%E9%A3%BE%E6%B1%BA%E7%AE%97

粉飾決算で吹っ飛んだ会社と言えば、かつて「日本の鉄道の父」「国鉄の神様」と呼ばれた、長州ファイブの一人、井上勝先生が、鉄道庁退官後に創設された、日本の鉄道車輌の名門、汽車製造株式会社を真っ先に思い出す。当方は、かつて国鉄一家であった。国鉄の創設者である井上勝先生を尊敬してきた。鉄道を辞めて外国に行こうとも、その心は変わらないのである。

阿修羅の過去記事に、井上勝先生と汽車製造について当方がコメントしていますので、ご覧ください。

汐留 呪われているのか　“凶事”が続く パナソニック、資生党、全日空… （日刊ゲンダイ）　
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/657.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 4 月 27 日 15:06:00: igsppGRN/E9PQ

●当方の投稿です。
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/657.html#c6

鉄道車輌を輸入に頼っていた明治時代。外国人が輸入資材にとんでもない上乗せをしてぼろ儲けしていたのを見た井上勝先生は、「このままではいけない。機関車もレールも、日本国内でつくらなくては。」と決心したと言います。そして退官後の1986年に汽車製造を設立。蒸気機関車の第一号機は1901年に完成しました。レールについても、日本政府は清国からの膨大な賠償金を充当して官営八幡製鉄所を設立したのです。

長らく安定していた汽車製造の経営ですが、国鉄が赤字転落したことにより、車輌の新規発注が激減。一方で鉄道車輌に代わる収益源は育たず、これの焦りが1970年の大規模な粉飾決算につながったようです。当方の親戚の叔父さんが大阪の汽車製造に勤めていたのですが、悔しくて泣いていました。

粉飾額は、当時の同社の資本金を上回る31億円だったそうです。これ一発で名門は吹っ飛んだのです。メインバンクの第一銀行は、川崎重工が汽車製造を吸収合併することで決着をつけたのです。汽車製造は1972年4月1日に、川崎重工に吸収合併されました。東京都江東区の南砂団地、大阪市此花区の新大阪郵便局と佐川急便は、かつての汽車製造の東京製作所、大阪製作所です。

高速道路の自動料金収受システム（ＥＴＣ）を不正にすり抜けて通行料金を支払わなかったとして、大阪府警高速隊は６日、道路整備特別措置法違反などの疑いで、大阪府門真市松葉町の会社員、泉谷繁浩容疑者（６０）を逮捕した。泉谷容疑者は容疑を認め、「３年前から２００回以上やった」と供述しており、同隊が余罪を調べている。

逮捕容疑は４月１１日午前１０時半ごろ、同府守口市淀江町の阪神高速守口本線料金所で、車両ナンバーの一部を隠し、ＥＴＣ車載器が正常に作動しない状態でバイクを運転。ＥＴＣ専用レーンを通行し、料金を支払わなかったとしている。

同隊によると、ナンバーの地名部分を隠し、前方車両との車間距離を詰めてレーンを通過する手口で犯行を繰り返していたとみられる。２月に阪神高速から、悪質な走行を繰り返す車両があるとの情報提供を受け、同隊が捜査していた。