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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQUF166JIJUP01.html
(ブルームバーグ):米プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントの創業者であるレオン・ブラック氏は2年前、バリュエーション(株価評価)が上昇する中で「くぎ打ちで固定されていないものは何でも」処分すると発言し、話題になった。他のPE投資会社は今ではこれに倣い、かつてないペースで株式の売却に動いている。
ブラックストーン・グループやTPGキャピタル・マネジメントは、既に株式公開を済ませた投資先企業の持ち分を中心に世界各地の市場で売却している。ブルームバーグが集計したデータによれば、今年4−6月(第2四半期)にPE投資会社が実施した株式公開は97件と四半期ベースで過去最高となった。
レオン・ブラック氏が「何でも処分する」と発言した2013年4月以降でMSCI世界指数 は18%上昇し、バリュエーションもさらにかさ上げされた。一方、ギリシャのユーロ離脱懸念やプエルトリコの債務危機、米国の利上げ見通しと、世界の株式市場は動揺を招きかねない逆風に事欠かない状況だ。
新規株式公開(IPO)アドバイザリー会社クラスVグループの創業者であるライズ・バイヤー氏は「われわれは明らかにバリュエーションが泡立つ状況に置かれている。事情に最も通じたインサイダーらは、資金を引き揚げる絶好の機会と捉えているのではないか」と指摘した。
ブルームバーグのデータによれば、PE投資会社は今年に入り投資先の企業の持ち分730億ドル(約9兆円)相当を市場で売却しており、半年間では過去最も多い。
原題:Leon Black’s Sell-Everything Call Has Been Heard by His Rivals(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Leslie Picker lpicker2@bloomberg.net;ロンドン Ruth David rdavid9@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Jeffrey McCracken jmccracken3@bloomberg.net Larry Reibstein, Elizabeth Wollman
更新日時: 2015/07/02 14:31 JST
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