5. 2015年7月02日 14:34:07
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大手銀行の規模を制限し、銀行の資産集中を減らし、投資銀行活動を抑制しようとするアメリカの規制機関や議会の努力は、銀行のロビイストたちによってくじかれるだろう。銀行ロビイストは議会で圧倒的優位を占めており、改革の努力が表面的な成功以上のものを達成すると考えるのは難しい。改革が行われないかぎり、2008年のリーマン・ショック以来のシステム崩壊が、ふたたび起こるにちがいない。以下「ドル消滅の仕組み」の要約を示したい。 (1)日銀はドル紙幣を刷っている。 @日銀は日本の紙幣をする所である。しかし、2008年の秋から2〜3ヶ月の間に80数兆円分のドルを刷ってアメリカに送っている。さらに現在でも200兆円分のドルを刷って用意しているというのである。 本来は政治家が財務省にこのことを質し、日銀の違法行為を確認すべきである。「どうして日銀が日本の紙幣でなくドルを刷っているのか?」「そんな勝手なことを日銀にさせてよいのか?」と責任を追及すべきである。 A日本の場合、1985年まで紙幣を刷り、配る権利を大蔵省(現財務省)が握っていた。しかし、1985年にプラザ合意がなされ、お金を配る権利が大蔵省から闇の権力に移ってしまったのである。 プラザ合意は1985年9月であるが、その1ヶ月前の8月にアメリカ軍がJAL123便をミサイルで打ち落としたのである。これが有名な「御巣鷹山のジャンボ機墜落事件」である。これは明らかに脅迫である。日本はアメリカの脅迫によりプラザ合意をすることになり、闇の権力の支配を受けることになった。2011年3月11日の東日本大震災の前もアメリカの地震兵器により日本政府は威され、TPPへの参加を要請されていた。つまり、TPPはアメリカにとって都合の良い戦略なのである。 日本の官僚がおかしくなったのは、1985年のプラザ合意と1998年から実施された金融ビッグバンが元凶である。金融ビッグバンにより日本の銀行はおかしくなってしまった。 1998年6月に金融システム改革法が制定され、これまで日本の銀行、金融機関を支配してきた大蔵省の権威が破壊され失墜した。そのため、官僚も堕落したのである。 日本の官僚制に2つの欠点があり、肩たたきと天下りである。これを禁止すると共にシンガポールのように官僚の給料を高くする必要があるとベンジャミン氏は主張する。 B民主党(現「国民の生活が第一」)の小沢一郎氏の秘書が政治資金規正法で逮捕されたのも、小沢氏が「駐留米軍は第7艦隊だけでよい」という発言を受けてアメリカからの要請を受けた国策捜査であった。さらに、民主党は政権交代後の政府人事につき、各省庁の局長以上に辞表提出を求め、民主党の政策に賛成する場合のみポストに任用する踏み絵のようなことを考えていた。 そして、警察による取調べを録画、録音して可視化する法案を提出していた。そういうことに対して官僚や検察は激しく抵抗した為であった。 (2)ドルを刷れば日本の借金になる。 @アメリカは赤字を持っていた時に必ずドルを刷って領収書あるいは預り証のようなものとして外国に送り込んでいる。そのドル紙幣をアメリカ国内で印刷して船に入れて運ぶのも問題なので慢性黒字国である中国や日本でドル紙幣を印刷しているのである。 A日本が印刷したドルの番号は良い番号として扱われる。日本は黒字国で信頼されているから日本が刷ったドルは信頼される。日本が一生懸命ドルを刷ってアメリカに送り込んでいるのが現状である。 その分は、日本の借金となる。ドルを刷って借金を作っているなどとはとんでもないことである。これは、日本の国会審議を通過していない。国家予算が82兆円なのに「80数兆円分のドルを刷ってアメリカに出すとはどういうことなのか」ということである。 (3)金融危機の背後にあるもの @戦後、アメリカは日本人を非常に恐れていた為、日本人が復活できないようにした。そのため、徹底的に現行の日本国憲法を作るときに日本人としての価値観、誇りとなるものを全部抜き取ってしまった。 日教組の教育や日本人としての価値観を失わせるような神話の問題、倫理的な教育など全て抜き取ってしまった。その結果が、今の日本の姿である。 魂を抜き取られているので、その人が大人になって子供を教育しても叱り方もわからない状態になっている。 A旧日本軍が戦時中にアジア各地から多くの金や財産などを集め、フィリピンに保管していた。戦後マッカーサーは陸軍大将だった山下泰文の部下を拷問にかけ、「山下財宝」と呼ばれる財宝を奪った。本来ならば、アメリカはその財宝を日本に戻す義務があった。しかし、不法に奪った財宝をもとに、シテイバンク、チェースマンハッタン、ニューヨーク銀行などの銀行を設立させた。 この頃からアメリカ当局は、マフィアや日本のヤクザと付き合うようになり、1991年に2400億ドルの闇債権を作った。その満期が2001年9月12日だった。 アメリカは外部からの圧力で10年経過する満期に闇債権を調査する必要があった。 B闇債権の満期の前日(2001年9月11日)に世界貿易センタービルが破壊された。 世界貿易センター第7ビルには闇債権を調査する機関があった為、これらを証拠隠蔽するためにビルを破壊したとされている。(同時多発テロではなく、アメリカ当局の自作自演であったということである。) そのため、闇債権に関する資料が全て失われてしまったというのである。9・11同時多発テロは闇の権力の考えである「ニューワールドオーダー」に基づく自作自演であった。 C闇の権力はブッシュ大統領を使ってイラク戦争や自作自演の9・11事件から始まった対テロ戦争などの軍産複合体のやりたいことを実行してきた。オバマ大統領に対しても軍産複合体や闇の権力がうごめいている。オバマ大統領がアフガンに行くことまで拒否していたら暗殺されていたといえる。 (アメリカの常套手段)
@1898年にアメリカはスペインの殖民地フィリピンを奪おうとした。ハバナ湾で戦艦メインが爆破されたが、それはスペインの仕業とされ、アメリカの全国紙に載った。 それで米西戦争を仕掛けてフィリピンやコスタリカを獲得したのである。アメリカは70年経ってからようやく認めた。 A真珠湾攻撃はアメリカが国際法に違反して石油やあらゆる資源を買えなくして日本を戦争に追い込んだ為である。 Bベトナム戦争の始まりもアメリカ軍の自作自演でベトナムから攻撃を受けたといって始めた。 C9・11はイラクの石油を奪うのが目的で同時多発テロを自作自演した。 (4)FRBの実質的破綻による今後の影響
金融危機以来、何が起きたかというと2008年9月以降アメリカが刷っているドルが国際通貨として認められなくなったのである。 現在流通しているドルの70%は、アメリカ以外の外国人が所有している。 米連銀(FRB)が2008年9月から13兆ドルも刷っているのにハイパーインフレーション(物価が猛烈な勢いで上昇する現象)が起きないのは国際通貨として認められなくなったからである。 FRBは実質的に破綻している。ドルを守ろうとしている人たちが延命措置を取っている。
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