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ドラゴンの背に乗れ(2)多国籍企業の利益にアクセスせよ
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2015-06-28 ダークネスDUA
多国籍企業は、国境を越え、全世界の市場に網を張り巡らせ、そこから利益を吸い上げるシステムを作り上げた。国境を越えてビジネスを展開することを「グローバル化」と呼ぶ。
「グローバル化」は、世の中が発展したから自然にそうなったわけではない。巨大な多国籍企業の「すべて」がそれを望んでいるからそうなったのである。
多国籍企業は国境を越えてビジネスをするグローバル化というシステムを強固にするために、自国の国会議員からメディアまでをすべて「グローバル化賛成」でまとめ上げて、グローバル化が頓挫しないように監視している。
グローバル化に反対する議員が出現すると「極右だ」とメディアにレッテルを貼らせて、その議員の政治生命を執拗に叩き潰そうとする。
アメリカの自由貿易も、欧州のユーロ構想も、G7も、G20も、すべてはグローバル化という枠組みの中で踊っている。グローバル化を志向しない国際組織というのは、もう存続できないようになっている。
■多国籍企業が支配するシステムの中で生きている
グローバル化を推し進めているのは政治家ではない。政治家を操っている「多国籍企業」の方である。すでに全世界を支配しているのは多国籍企業であり、私たちは今、彼らのルールの中で生きている。
その多国籍企業は多くが「株式会社」であり、資金を株式市場から得ている。市場こそが多国籍企業の生命線だ。
したがって、戦争が起きようが、内戦が起きようが、国が潰れようが、株式市場(広く言えば金融市場)が死ぬというのは、ほとんど考えなくてもいい。
現代文明は多国籍企業の支配下にある。その多国籍企業が株式市場を必要としている。現代文明が終わるまで株式市場は守られる。
逆に多国籍企業は、「国」そのものは特に必要としていないので、国が潰れることはある。
現に、アルゼンチンも、ブラジルも、メキシコも、ロシアも、過去に国家破綻した。しかし株式市場は死ななかったし、それは破綻後も機能していた。
多国籍企業は株式市場から巨額の資金を手に入れて、ひたすらビジネスに邁進する。そして、多国籍企業は「利益」を手に入れる。
世の中の金は、遅かれ早かれ多国籍企業の口座に流れ込む。したがって、その「利益」にアクセスできると、私たちはこの弱肉強食の資本主義の中で生き残れる。
この多国籍企業の「利益」にアクセスするのは、別に難しいことではない。難しいどころか、とても簡単なことだ。
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