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クルマの運転とは、こんなにも楽しく素晴らしい!クルマ離れで絶望的な損をする日本人(Business Journal)
http://www.asyura2.com/15/hasan98/msg/267.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 6 月 28 日 06:45:30: igsppGRN/E9PQ
 

クルマの運転とは、こんなにも楽しく素晴らしい!クルマ離れで絶望的な損をする日本人
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150628-00010001-bjournal-bus_all
Business Journal 6月28日(日)6時1分配信


 本連載前回記事では、若者のクルマ離れの本質的理由について考え、そもそも日本人はクルマの運転に向いてないのではないかという問題提起を行った。今回は、そのように考えられる理由と、欧米と日本におけるクルマに対する価値観の違い、そして将来の日本の自動車産業について考察していきたい。

 欧米人がクルマ好きな理由は、いたってシンプルだ。クルマは個人の移動の自由を担保する最大の利器であり、自分たちが生み出した20世紀最大の文明物だからである。

 では、個人の移動の自由とはいったい何か。

 現代の日本人にとっては、あまりに当たり前すぎてピンとこない。もしくは、土地に束縛された農耕民族であり、しかも政治体制が確立されて以降に異民族からの侵略をほとんど受けたことのない島国民族の思考には、そもそもそういった考え方が刷り込まれていない。なぜなら、欧米民族のように生命の存続に関わる移動の試練と、その先に発達した自由精神の重要性を、われわれ日本人にはほとんど理解できないからだ。

 つまり、欧米人にとってクルマは、精神の礎を成す重要な生活・社会のピースであった。過酷な経験から知恵を尽くして生み出された文明の利器であり、その哲学からくる文化性を、誕生の当初からはらんでいた。

 ヨーロッパでクルマが生まれたとき、それはすぐに貴族社会のクルマ遊び=レースへと発展し、それがそのままハードの進化を促した。これがモータースポーツ必要論の原点である。そのプロセスを経ずして、方法論(たとえばモータースポーツのマーケティング活用)だけを欧米から学び取った日本人にとって、クルマは最初から文化成立の要素などではなく、戦後復興の経済エンジンでしかなかった。

 そもそも、移動の自由が個人・家族・社会の自律に必須という意識が希薄な日本人に、移動手段としての自動車に対する欧米人ほどの思い入れはなくて当然だと思う。それは、いきなり現れた、とても便利な道具でしかなかった。当初は憧れたが、だんだんと身近なものになっていった。移動を快適安楽に行いたいという要望は生まれても、自らの技量で人より早く逃げ出して目的地に到達したいという欲望など生まれようがなかった。ましてや、操作そのものをどうせなら楽しんで移動自体を愉快にしてしまえ、などという発想も出てくるはずがなかった。

「クルマの運転など面倒」「できればやりたくない」というのが、多くの日本人の本音ではないだろうか。そんな日本人の要望に応じた日本車の進化を見れば、それは一目瞭然である。オートマチック、各種快適装備、電子制御システム、運転支援システム、省燃費ドライブ、といったテクノロジーは世界ナンバー1になったが、基本の「走る・曲がる・止まる」というドライビングファン成立の基本条件がいまだにおざなりなクルマが、ヨーロッパに比べていかに多いことか。もはや、国産車が運転を楽しむものでないことは、近年の売れ筋カテゴリーを見ても明らかだ。

●日本のクルマが進むべき道とは

 もちろん、抵抗勢力はある。自動車メディア、われわれのような自動車評論家、熱心なクルマ好き、ファンやマニア――。彼らのニッチな欲望を受け止める役割を果たしているのが、今や輸入車であり、クラシックカーブームであろう。

 やみくもにドライビングの楽しさを唱えても、若者はおろか日本人にはまるで響かない。そもそも、運転することの社会的責任意識すらも希薄である。勝手に動いてくれるに越したことはない。公共交通網の素晴らしく発達した島国、陸上交通的に閉じた国である日本。この先、リニア鉄道網もできるとなれば、長距離移動は絶対的にクルマ以外が有利になっていく。欧米型のクルマの出番は、いっそう少なくなるだろう。

 そうなることを見据えて、たとえば自分の好きなカタチをファッションのように着こなせるマイクロコミューターや、自動運転で新たな付加価値を生みだす水素社会を含む新しいインフラの構築を、自動車メーカー任せにせず(トヨタ自動車などは積極的に取り組んでいる)、日本は国を挙げて取り組んだほうが賢明だ。

 筆者のような20世紀型クルマ好きにはとても悲しい未来ではあるけれど、既存のクルマ好きを幸せにする方法論と、国を挙げて盛り上げるべき産業論は、まるで次元が違う話である。

 日本という地政学的に特殊な事情をもつ国の発展を今日まで支えてきたピュアな西洋文明であるクルマを、これからは日本独自のカタチで進化させていかなければならない。それは当然のことで、現実から背を向けてはいけない。
 
 若者のクルマ離れやドライビングファン、モータースポーツといった個別の論議を、20世紀の欧米型価値観に基づき行っていても、日本の未来社会にとって益はない。日本型の、新しいクルマの楽しさを、今こそ創造していかなければならない。その芽生えは、個性的なファッションを施した「痛車」やドリフト走行など、探せばいくらでもあるである。

 文明を重ねて文化が育つ。欧米の文化様式をただ単に真似るばかりでは、育つものも育たないことは明白だ。そもそも真似は一生、文化にはならない。現在誇るべき日本文化は、外国の文明からエッセンスを吸収した真似から始まったとしても、先人たちの情熱によって独自の存在へと昇華し、本家を超えるような独創性を極めている。日本のクルマは、いわゆる欧米型の自動車文化をすっ飛ばして、次のモビリティ文明に先鞭をつけるべきだろう。

 翻って、われわれ20世紀の欧米型クルマ好き、クルマ運転好きは、どんなに肩身の狭い思いをしようとも、それをひたすら盛り上げていくしかない。それこそ、また別の文化を担うということ。社会は認めるか否か、自動車メーカーが存続させるか否かは、二の次、別の話だと思っている。

(文=西川淳/ジュネコ代表取締役、自動車評論家)


 

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コメント
 
1. 2015年6月28日 06:54:49 : snAc501eHi
車産業の回し者だな。

賃金をあげなさい!
なら車買うことも出来るという事です。

実質賃金は20数ヶ月、下がりっぱなしだ。
アホのミックスが現実になってきました。

アベノミックスは、あなたにとって良い政策でしたか?


2. 2015年6月28日 07:18:34 : jXbiWWJBCA

余計なお世話

地方では、クルマ離れなど起こっていないし
都会の若者のクルマ離れを問題視する必要はない

都会ではレンタルや、シェアカーという選択肢があるし
必要な時、必要な距離だけ、タクシーを使うという手もある


3. 2015年6月28日 08:35:13 : lf94gAmEKc
車を運転すると言うことは、人の命を奪う危険性を受け入れることだろう、楽しいから車を運転するなんて考えられない、そんなに運転が楽しければ遊園地のゴーカートにでも乗れば良い。
自動車は輸送のメリットと事故の危険性を秤にかけて、輸送の必要性を認めて許容されているに過ぎない。

4. 2015年6月28日 09:05:24 : 9Rl1jJIGHM
>>01さま。
この文章を書いた人の肩書が、「自動車評論家」となっているでしょ。自動車評論家は、自動車雑誌に寄稿して生計を立てていますが、その自動車雑誌は自動車業界(メーカーやディーラー)からの広告出稿で成り立っている。貴殿の言われるように、車産業の回し者です。

この手の自動車評論家と言う職業の人々が増えたのは、1970年代初頭にアメリカ連邦議会でマスキー法が成立し、アメリカで販売される自動車に排気ガス規制が適用されるようになったため、対米輸出を行なっている日本の自動車メーカーが、このままでは輸出できなくなって倒産しかねないことから、メーカーの総力を挙げて排気ガス規制の研究開発を行なわなくてはならなくなった。これによりメーカーが行なっていたレース活動から撤退しなくてはならなくなった。自動車評論家は、それらレーサーが文章を書くようになったと考えればいいです。

自動車評論家は、レーサー上がりの文章屋なのです。だから、業界の意向に従わなくてはならない。自動車を「クルマ」と表記しているのが典型例です。そもそも日本語に「クルマ」などと言う乗り物はない。「自動車」か、単に「車」です。

自動車評論家が、やたら「モータースポーツ」に拘るのも、彼らがレーサー上がりだからでしょう。このモータースポーツについても、世界各国の環境保護運動家は反対しています。こちらオーストラリアでは、エフワン・オーストラリア・グランプリの開催に反対する運動が、粘り強く行なわれています。


5. 2015年6月28日 09:07:24 : ZZpx5QmQZw
トレーラーハウスやミニバンとかキャンピングカーとかは、大地震が来ても大丈夫な事が多い。
横倒しになってもまた戻せば良いだけ。
屋根は軽いから押しつぶされない。
そう言う「不動産的な価値」は高い。
別に公道を走るものでなくても良い。
津波や地すべりなどの自然災害がわかったら牽引で移動もできる。
だから日本の多くの土地価格、特に地方や遠隔地も上がると思う。
外国ではトレーラーハウスはもっと多いし、うまく利用されている。

6. 2015年6月28日 09:38:18 : OGCCgWlEHA
車の運転についての感想らしいが、車の運転をすると性格が変わる人が多くいるという事が抜けていいる。
これは日本人に限ったことか?

7. 2015年6月28日 09:56:38 : 37oPSR5gYw
車のコマーシャルでした。
今我々が目にする文章のほとんどは宣伝である。
テレビ番組でもコマーシャル以外の部分も実質ほとんどが宣伝である。
雑誌も半分が宣伝スペースで占められる。加えて本文もほとんど何かの宣伝と見ておいた方がいい。

雑誌も新聞も収入の半分以上は広告の宣伝費にたよっている。
民間テレビは収入の全部が企業の宣伝費にたよっている。電力業界の意向に反対できるわけもない。原発報道でも本当のことは伝えない。


8. 2015年6月28日 10:41:06 : Umd9k9mIQo
これだけ非正規が多くなり、年金生活者が多くなると必然的に車の購入できない
人たちは増える。昔ならローンを組んでの購入も多かったかもしれないが
今ではそんなことをすれば生活の首を絞める。

それに、今の日本で走りを楽しめると言えば高速道路ぐらいしかないだろう。
こうした道路も料金が馬鹿高い、片道だけではだめなので往復の料金が必要だ
ついでにガソリン代もね。

車離れで絶望的な損をする以前の問題なのだよ。


9. 2015年6月28日 13:53:09 : v1gbxz7HNs
実際には税金が取れないから悲鳴を上げているんだよな。
税金を撤廃してみろ。あっというまに車が売れだすから。

バイクでも車でも、税金テンコ盛りにしてたくさんお金を盗みましょうという役人の強欲が市場を潰してきた。
消費者に問題があるのではない。
規制や税制に問題がある。

規制は緩和するもの、税金は撤廃するものなのに逆をやって25年。
破綻寸前になりましたって?

プレミアム商品券の売り出しなんか見ていると国内消費の冷え込みは偽統計とは真逆に致命的な状態なんだなとわかる。


10. 2015年6月28日 15:56:05 : Hs5E5EkD1Y
>>05

しかし安全性が問題ですよ。その手の車は重心が高いから重心の低いセダンなどに体当たりをされると簡単に横転してしまう。車内の人間はミキサーにかけられたが如くあの世逝きです。

個人的にも次の車を模索中ですが、やはり公共の道路上は信じられないようなキチガイもいる。安全性の低い車は運転していても気分が悪いものです。ですので自然とヨタなど日本車は除外されてアメ車や北欧車などに目が行ってしまうのですよね。


11. 2015年6月28日 18:08:33 : lf94gAmEKc
安全に車を運転したけりゃ戦車にでも乗るんだな、公道上は気違いが100kmで突っ走っている戦場だと思わなけりゃ生き残れないだろう。

12. 2015年6月28日 19:19:36 : EwX5TbDRAx
わくわくを ゴリ押ししよう 安倍真似て

13. 2015年6月28日 21:02:02 : 7mo3uA61wQ
>>12
川柳はほかに行ってやってくれ

14. 2015年6月29日 19:58:25 : 6p49ph81rU
>そもそも日本人はクルマの運転に向いてないのではないかという問題提起を行った。

違う!!

そもそも日本の道幅や過密度がクルマの運転に向いてないのだ。

クソ狭い道を渋滞しながら信号に引っ掛かりぱなしじゃ、どこに走りの楽しさを見出せるというのか。
つまりは、糞厄人や政治屋の先見性のない戦後70年のツケが、道路事情まで息苦しくしている。
アメリカのように市街でも滑らかに走れる道、ドイツのアウトバーンみたいな道を造ってから、走りが楽しいかどうか議論しろ。

日本にも快適に走れる道を造れ。話はそれからだ。
 


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