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緩和的な金融政策維持で2つの中銀が示した斬新な手法
2015/06/27 16:05 JST
(ブルームバーグ):地球上で遠く離れた2つの中央銀行が今月相次いで利下げし、金融政策を緩和的に維持する斬新な手法をどのようにして見いだすのか垣間見せてくれた。
ニュージーランド準備銀行とノルウェー銀行は、いずれの国内の資産市場にも過熱の兆しがあるにもかかわらず政策金利を引き下げた。経済成長と物価の刺激に両中銀を動かしたのは、バブルや債務負担の脅威を弱めるために中銀などの当局が講じようとしている規制措置だった。
いわゆる「マクロ健全性措置」の活用は、各中銀が金利という切れ味の鈍い手段と併用し、市場を窒息させずに落ち着かせようと工夫する姿を浮き彫りにしている。これがうまくいくなら、金利がより低くより長期にわたり維持され得ることを意味し、世界的に金融政策として吟味されることになるかもしれない。
UBSグループはこうした新たな政策の組み合わせは自国通貨安につながる可能性があると投資家に説明。同行のシニア通貨ストラテジスト、ジェフリー・ユー氏(ロンドン在勤)は「マクロ健全性措置が強力なほど、中銀は安心して利下げでき、最終的には自国通貨を反応させるだろう」と指摘した。
11日に利下げしたニュージーランド準備銀は住宅ローンの頭金規制に言及した上で、政府のキャピタルゲイン課税強化が「投資家活動の影響を和らげるはずだ」と分析。ノルウェーでは中銀が18日に政策金利を過去最低に引き下げたが、同じ週に政府が家計債務と住宅値上がりの抑制を図るため住宅ローン規制を強化すると発表していた。
関連ニュースと情報:NZ中銀:政策金利を3.25%に引き下げ−追加緩和の可能性示唆 (1)ノルウェー中銀、政策金利を1%に引き下げ−大方の予想通りトップストーリー:TOP JK<GO>海外トップニュースの日本語画面:TOP JI<GO>
原題:The Future of Global Central Banking Is Already Upon Us (抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Simon Kennedy skennedy4@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: James Hertling jhertling@bloomberg.net Zoe Schneeweiss, Eddie Buckle
更新日時: 2015/06/27 16:05 JST
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最終更新:6月27日(土)16時5分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000019-bloom_st-bus_all
ユーロ圏の債券市場、ギリシャ交渉の結果次第で週明け混乱も
2015/06/27 17:19 JST
(ブルームバーグ):ユーロ圏の債券保有者はギリシャ支援交渉がまとまることに自信を深めてきたが、週明け29日の市場開始時に新たな混乱が生じるかもしれない。
ギリシャの債務返済と現行支援策の期限が30日に迫る中で行われる週末の交渉が、ユーロ圏の将来を決める可能性がある。このことはトレーダーが新たな週の初めにデスクの前に座ると、債券市場の見通しが全く変わっている公算があることを意味する。
スペインの10年国債は週間ベースで4カ月で最大の値上がりとなったが、交渉が決着しなければ投資家の自信が打ち砕かれることになるのかもしれない。
DZバンク(フランクフルト)の主席市場ストラテジスト、ダニエル・レンツ氏は「極めて静かな市場だが、29日に変わるかもしれない。市場はポジティブな結果となる可能性を非常に前向きに捉えているようだが、楽観的過ぎる恐れもある」と述べた。
クレディ・スイス・グループやウニクレディトなどの銀行はギリシャ支援で合意に達しなければ、29日にも資本規制が導入される可能性があると警告している。
関連ニュースと情報:ギリシャ首相、独仏首脳と会談−大詰めは27日の財務相会合ギリシャ不払いならデフォルトでなく「延滞」−ジンバブエ並みに (1)トップストーリー:TOP JK<GO>海外トップニュースの日本語画面:TOP JI<GO>
原題:Euro-Area Bonds Ready for Crucial Greece Decision to Pierce Calm(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン David Goodman dgoodman28@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Paul Dobson pdobson2@bloomberg.net Keith Jenkins
更新日時: 2015/06/27 17:19 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQLFR86JIJUP01.html
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