過去最大の倒産（出版取次店）
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4896917.html
2015年06月26日　NEVADAブログ

出版取次業界では大手に属し１８００店に販売し、1991年には701億円の売り上げを上げていた栗田出版販売（株）が負債総額135億円余りで倒産しています。

2014年度には330億円余りに売上が減少していたようですが、今の出版不況の影響をまともに受けたのでしょうが、今の日本では末端で万引きの横行で中小書店がつぶれている中、取次店がじり貧となるのは仕方ありません。

大手2社に取次は集約されるのは避けられませんが、それでもじり貧となり最大手でも厳しい状況になりかねません。

今の日本人は本を読まなくなり、雑誌も週刊誌もいつどこが消えましても不思議ではないといえますが、これは新聞社も同様です。
通勤電車内で新聞を読んでいるサラリーマンが激減し、朝も夕方もゲームにいそしむ姿が多くみられ、これでは新聞社全てが今のまま生き残ることは不可能と言えます。

今は新聞は再販制度で守られていますが、人口が減少し高齢化が進み若者が若いころから新聞・書籍離れをしていれば大人になっても新聞・書籍を読むはずもなく、結果、毎年新聞購読者・書籍読者が減少することになりますし、今アメリカでは記者の代わりに電子頭脳が記事を書きはじめており、記者が必要なくなる時代も近いうちに到来するかもしれません。
そうなれば今までは全く違った情報化時代を迎えることになります。

今回の取次店の倒産が出版業界大変動の幕開けを告げているのかも知れません。

関連記事
出版不況のあおりを受け、大手書籍取次で業界第4位の栗田出版販売（株）が民事再生法申請（東京商工リサーチ）
http://www.asyura2.com/15/hasan98/msg/226.html

コメント
1. 2015年6月27日 00:04:32 : 2jSYLOcQPk テレビのクイズ番組の回答者もデータベースで事足りる。 「・・・・のプロ」などいらない。 銀行の融資判断も「粉飾決算ＤＢ」のソフトが優れていれば、怪しい融資先をあぶりだすのに感情やミスが少ない。
2. 2015年6月28日 21:41:02 : ZgjFDcgSd6 2045年問題だよ。 人間はコンピューターの奴隷となるのさ。

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