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5月の米消費支出は0.9％増、約6年ぶりの伸び
2015年 06月 25日 23:48 JST
［ワシントン ２５日 ロイター］ - 米商務省が２５日発表した５月の個人所得・消費支出統計は、消費支出が前月比０．９％増と、２００９年８月以来５年９カ月ぶりの高い伸び率となった。
市場予想の０．７％増を上回った。自動車やその他の高額商品の需要が底堅く、米経済が第２・四半期に勢いを増してきていることを示す指標がまた一つ増えた。
４月の数字は当初発表の横ばいから０．１％増へと上方修正された。
雇用統計から住宅関連の指標まで、５月の経済データは好調だ。ドル高や原油安の影響で低迷していた製造業も安定してきている。
経済の基盤がしっかりしてきたことで、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）はインフレ率が目標とする２％を下回り続けたとしても、年内に利上げに踏み切るとみられる。
自動車などの耐久財は２．２％増えた。電気・ガスなどのサービスは０．３％増だった。
インフレ調整後の消費支出は０．６％増と、昨年８月以来の大幅な増加率となった。４月は横ばいだった。
個人所得は４月に続き０．５％増だった。労働市場が引き締まるにつれて賃金が上がり始め、所得水準を押し上げている。
消費が増えたことで貯蓄率は４月の５．４％から５．１％へ低下した。依然として高水準を推移している。
インフレ圧力は５月も抑制されていた。ＦＲＢが物価安定の目安とする個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数は前月比で０．３％上昇した。４月は横ばいだった。５月の前年同月比は０．２％の上昇だった。
変動の大きい食品やエネルギーを除いたコアＰＣＥ物価指数は前月比で０．１％上昇。４月も０．１％の上昇だった。５月のコアＰＣＥ物価指数は前年同月比では１．２％の上昇で、１４年２月以来の小さい上昇率となった。
＊３段落目の４月の数字について、「０．１％減へと下方修正された」を、「０．１％増へと上方修正された」に訂正します。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0P51UY20150625
ブルームバーグ米消費者信頼感、４月以来の大幅上昇−21日週
2015/06/25 22:45 JST
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（ブルームバーグ）：米国の消費者信頼感は４月初め以来の大幅な上昇となった。消費環境や家計に関する見方が改善された。
25日に発表された21日終了週のブルームバーグ米消費者信頼感指数 は42.6に上昇した（前週は40.9）。これで２週連続で前週を上回った。４月に約８年ぶりの高水準を付けてから、今月７日終了週までに約８ポイント低下していた。
ガソリン価格は４月初め以来、１ガロン当たり約40セント上昇したが、その後は横ばいで推移している。これを追い風に、消費環境の指数は前週比で約２年ぶりの大幅上昇となった。力強さを増す労働市場と住宅価格の上昇も家計に関する見方と景況感の改善につながっている。
消費者信頼感の項目別指数のうち、消費環境の指数 は37.0と、前週の34.2から上昇。2013年４月以来の大きな伸びとなった。家計の指数 は56.4と、４月半ば以来の高水準。前週は54.8だった。景況感の指数も34.3に上昇した（前週は33.7）。
原題：Consumer Comfort in U.S. Increased Last Week by Most Since April（抜粋）
記事に関する記者への問い合わせ先：ﾜｼﾝﾄﾝ Erin Roman eroman16@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先： Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net Vince Golle
更新日時: 2015/06/25 22:45 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQHHU96JIJUV01.html
米新規失業保険申請は小幅増、引き続き労働市場の底堅さ示す
2015年 06月 25日 22:29 JST
［ワシントン ２５日 ロイター］ - 米労働省が２５日発表した２０日終了週の新規失業保険週間申請件数は、前週比３０００件増の２７万１０００件となった。
小幅増となったものの、市場予想の２７万２０００件を下回る増加にとどまったほか、１６週連続で節目となる３０万件を下回り、労働市場の引き締まりが継続している兆候を浮き彫りにした。
前週の申請件数は２６万７０００件から２６万８０００件に修正された。
４週間移動平均は３２５０件減の２７万３７５０件。
１３日終了週の受給総数は２万２０００件増の２２５万件。
受給総数の４週間移動平均は５━６月の調査期間中、１万４５００件増加し、５月の失業率が５．５％となったことを示唆した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0P51PR20150625
米週間新規失業保険申請件数：16週連続で30万件下回る
2015/06/25 23:13 JST
（ブルームバーグ）：先週の米新規失業保険申請件数は16週間連続で30万件を下回った。良好な労働市場が下半期の経済成長を支える兆しが示された。
米労働省の発表によると、20日終了週の新規失業保険申請件数 は前週から3000件増加して27万1000件。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は27万3000件だった。
アメリプライズ・ファイナンシャル（デトロイト）のシニアエコノミスト、ラッセル・プライス氏は、「企業は従業員をしっかり確保しており、労働の需要も高いことが示されている」と述べ、「これは今後数カ月間、数四半期間の雇用トレンドが非常に明るいことを示唆している」と続けた。
より変動の少ない４週移動平均は27万3750件に減少。前週は27万7000件だった。失業保険の受給者総数は13日までの１週間で２万2000人増加して225万人。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題：Jobless Claims in U.S. Hold Below 300,000 for a 16th Week (1)（抜粋）
記事に関する記者への問い合わせ先：ﾜｼﾝﾄﾝ Michelle Jamrisko mjamrisko@bloomberg.net Vince Golle
更新日時: 2015/06/25 23:13 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQI6XL6VDKHS01.html
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