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リストウエアタイプがウエアラブル機器市場の大半を占める見込みだという(写真は「アップルウオッチ」)〔AFPBB News〕
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44122
2015.6.24 小久保 重信 JBpress
米国の市場調査会社IDCがこのほどまとめた世界のウエアラブル機器市場に関するリポートによると、今年の年間出荷台数は、昨年の2640万台から173.3%増の7210万台になる見通しだ。
http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS25696715
これに先立ち同社が報告していた今年1〜3月期の出荷台数は、前年同期の3倍の1140万台。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43960
ウエアラブル機器の世界出荷台数は8四半期連続で前年実績を上回っている。
また、4月からは米アップルが同社初のウエアラブル機器「Apple Watch」を販売している。
同社は今年3月時点で、今年の出荷台数が4570万台になるとしていたが、こうした勢いの高まりを背景に今回、予測値を大幅に上方修正した。ウエアラブル機器の年間出荷台数は今後42.6%の年平均成長率で伸び、2019年には1億5570万台に達するという。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43385
■リストウエアは9割超の6570万台に
IDCはウエアラブル機器をその形態別に分類しているが、それには次のようなものがあるという。
(1)リストバンド型、ブレスレット型、腕時計型といった手首に装着する「リストウエアタイプ」
(2)クリップやストラップなどで体の一部に装着する「モジュラータイプ」
(3)めがね型やヘッドマウントディスプレイなどの「アイウエアタイプ」
(4)シャツや靴下、帽子などに取りつける「衣服タイプ」
(5)イヤホンが進化した形の「イヤウエアタイプ」
このうち、今年最も出荷台数が多いのはリストウエアタイプで、その台数は6570万台と、ウエアラブル市場全体の91.1%を占めると同社は見ている。これに次ぐのがモジュラータイプだが、その台数はわずか460万台。このあと、アイウエアタイプの90万台、衣服タイプの30万台が続くとの予測だ。
こうした比率については今後あまり変化はないようで、2019年になってもリストウエアが1億2350万台と、市場全体の大半を占めると同社は予測している。
■ベーシック型からスマート型に移行
IDCは、ウエアラブル機器を機能別に分類した調査も行っている。それによると、ウエアラブルには、自社開発のアプリのみに対応する「ベーシック型」と、他社が開発したアプリにも対応する「スマート型」があり、今年の出荷台数はそれぞれ3900万台と3310万台になるという。
このうち前者のベーシック型に対する需要は驚異的だとIDCは報告している。この分野には米フィットビット(Fitbit)や中国シャオミ(小米科技)などの100ドル未満の機器があるが、こうした低価格機器がベーシック型市場を後押しし、今年いっぱいその勢いが続くという。
一方、Apple Watchや米マイクロソフトのヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」に代表されるようなスマート型の出荷台数は、来年ベーシック型を上回り、2019年には市場全体の6割近くを占めるという。
こうして市場はベーシック型からスマート型に移行していく。それに伴い、機器メーカーはもちろん、アプリ開発者やアクセサリーメーカーにも多くの機会がもたらされると、同社は指摘している。
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