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780億円が$1に(伊藤忠)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4895305.html
2015年06月23日 NEVADAブログ
伊藤忠は、780億円出資した「サムソンリソーシズ」株を$1で元の会社に売却したと発表しており、この出資で事実上伊藤忠は総額1,000億円もの「利益供与」したのと同じことになっています。
日本企業は有り余る資金で海外企業を買収・出資していますが、まともに成功している事例は極めて少なく、
今回の$1での売却は、、バブル期にありました、三菱地所のロックフェラーセンターの買収・撤退と同じ図式となっており、完全にアメリカ企業のかもになったといえます。
長期的な視点では今は耐える時ですが、業績が好調の今のうちに撤退したほうがよいというアドバイスで撤退するのでしょうが、買収を持ちかけた投資銀行(証券)と撤退を持ち掛けた投資銀行(証券)が同じなら、完全にしてやられたことになります。
いずれソフトバンクも同じような運命になるかもしれませんが、一兆円を超えるお金をアメリカに利益供与することにならなければよいですが、果たしてどうなるでしょうか?
<報道>
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米シェール事業から撤退、保有株を1ドルで売却
伊藤忠商事は多額の減損損失を計上した米シェールオイル・ガス事業からの撤退を決めた。同社は北米での天然ガス価格の今後の回復見通しなどを総合的に判断し、合弁会社の保有株式を1ドルで売却した。
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事業主体の米石油・ガス開発会社サムソン・リソーシズは19日に米証券取引委員会に提出した資料で、伊藤忠が保有していたサムソン株すべてを1ドルで買い戻したと報告。
米プライベートエクイティ(未公開株)投資会社KKRとともに2011年に100%買収し、伊藤忠は米子会社を通じて10億4000万ドル(当時のレートで約780億円)を出資し、サムソンの株式25%を保有していた。
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ところが天然ガス価格低迷などの影響もあり、伊藤忠は前期(15年3月末)に同事業で435億円の減損損失を計上。前期までの累計減損額は1000億円超に達し、帳簿上の株式簿価を全額減損処理していた。既に損失を計上しているため売却に伴う損益への影響はない。
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