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日経平均は大幅続伸、欧米株上昇で381円高 ITバブル期高値迫る
2015年 06月 23日 15:30 JST
[東京 23日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続伸となった。上げ幅は381円となり5月28日に付けた取引時間中の年初来高値を更新。2000年4月12日以来、約15年2カ月ぶりの水準まで上昇し、当時の高値2万0833円21銭に迫った。ギリシャの金融支援交渉をめぐる楽観的な見方が広がり、前日の欧米株が上昇。日本株に対しても幅広い銘柄に買いが入った。
前日の米国株市場ではダウ平均が100ドル以上値上がりし、ナスダックは終値で最高値を更新した。欧米市場で主要株価指数が大幅高となり、東京市場では外部環境を引き継ぐ形で買いが先行した。
国内では政府が22日に提示した成長戦略の素案で「金融機関の持ち合い解消が盛り込まれ、金融株に買いが向かっていることも指数押し上げにつながっている」(外資系証券)との声も聞かれた。取引時間中にドル高/円安が進行したことも好感された。
また、株式総会シーズンに差し掛かると株安材料が出にくくなるとの見方も支えとなり、指数は先物主導で上げ幅を拡大。東証1部・33業種全てが前日比でプラスとなったほか、東証1部の82%の銘柄が上昇する結果となった。
今週に入り急ピッチで株高が進行しているにもかかわらず、日経平均ボラティリティ指数.JNIVは一時2014年9月以来の水準まで低下。東証1部の上昇率上位には低位株が並ぶ一方、主力輸出株の一角は伸び悩む動きとなり「指数の上げ幅の割に過熱感はない」(国内証券)との指摘もあった。
岡三アセットマネジメントの鈴木守・上席ストラテジストは、きょうの株高について「短期筋による先物での買い戻しが主体。6月中間期決算に向けたドレッシング買いの影響もある」と指摘している。
個別銘柄ではオンワードホールディングス(8016.T)とラオックス(8202.T)が堅調。22日に両社はファッション衣料などの生産・販売を手掛ける合弁会社を設立すると発表し、材料視された。
半面、タカタ(7312.T)はさえない。米上院商業科学運輸委員会の民主党議員が22日、エアバッグ問題をめぐり同社が安全性よりも利益を優先した可能性があるとする報告書を公表した。翌23日には公聴会が開かれる予定で、先行きを懸念した売りが出た。
東証1部騰落数は、値上がり1550銘柄に対し、値下がりが254銘柄、変わらずが82銘柄だった。
日経平均.N225
終値 20809.42 +381.23
寄り付き 20547.74
安値/高値 20531.13─20809.42
TOPIX.TOPX
終値 1676.4 +27.79
寄り付き 1660.89
安値/高値 1658.64─1676.4
東証出来高(万株) 283127
東証売買代金(億円) 28521.71
(長田善行)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0P30GW20150623
日経平均が年初来高値、ギリシャ決着機運強まり全業種上げる
2015/06/23 12:13 JST
(ブルームバーグ):23日午前の東京株式相場は3営業日続伸し、日経平均株価は日中ベースの年初来高値を更新した。ギリシャ債務協議の決着期待が強まり、リスク選好の買いが幅広く入ったほか、対ドルでの円安推移、国内の成長戦略に対する期待感も株価指数を押し上げた。銀行や保険、輸送用機器、空運など東証1部33業種は全て高い。
TOPIX の午前終値は前日比25.23ポイント(1.5%)高の1673.84、日経平均株価 は330円49銭(1.6%)高の2万758円68銭。日経平均は5月28日に付けた日中高値(2万655円33銭)を上回った。
パリー・インターナショナル・トレーディングのマネジングディレクター、ギャビン・パリー氏(香港在勤)は「そもそもギリシャの国際通貨基金(IMF)への返済が期限を過ぎるとは思っていなかったが、どうにかして支払えそうだ。きょうの上昇は、『リリーフ・ラリー(安堵の上昇)』の要素もある」と話した。
ギリシャが債務協議に向け新提案を出したため、欧州当局者は22日、合意に達するとの楽観的な見方を示唆。ユーロ圏財務相会合の議長を務めるデイセルブルム・オランダ財務相は、前向きな一歩と見なされていると語った。欧州委員会のユンケル委員長は、今週中に交渉が妥結するとの見通しを示した。
ギリシャ情勢に対する楽観的な見方から、22日の欧州株はストックス欧州600指数が2.3%上昇し、アテネ総合指数は9%高と急伸。米主要株価3指数もそろって上げた。米国では、5月の米中古住宅販売件数が年換算で前月比5.1%増加の535万戸と市場予想の526万戸を上回り、2009年11月以来の高水準だった。
為替は、前日の海外市場でユーロ・円が一時1ユーロ=140円60銭台と2営業日ぶりの円安水準に振れ、きょうのドル・円はおおむね1ドル=123円40−60銭台と前日の日本株市場の終値時点122円68銭に対しドル高・円安水準だった。
東洋証券の大塚竜太ストラテジストは、「ギリシャは今まで突っ張っていたのが折れた印象を受ける」と指摘。ギリシャ政府が示した年金と財政目標に関する新たな提案に対し、国内が混乱する懸念もあるが、「そうするしか生きる道がないのだろう。情勢は合意に至る流れになっている」とみている。
成長戦略改訂
一方、国内では22日に政府の産業競争力会議が開かれ、「日本再興戦略改訂2015」(成長戦略)の素案について議論した。ITや人材、先端設備に対する思い切った投資が不可欠とし、生産性の底上げを強調。今後は新たに政府と産業界による官民対話の場を創設するという。東洋証の大塚氏は、「政府の成長戦略も好感されている」としていた。
東証1部33業種の上昇率上位は空運、保険、その他金融、金属製品、パルプ・紙、証券・商品先物取引、銀行、その他製品、鉄鋼、輸送用機器など。東証1部の午前売買高は14億9146万株、売買代金1兆4432億円。値上がり銘柄数は1350、値下がり395。
売買代金上位では、みずほフィナンシャルグループや三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループの3メガバンクがそろって上げ、トヨタ自動車や東京電力、マツダ、野村ホールディングス、東京エレクトロン、任天堂、第一生命保険、日本航空なども高い。半面、電材関連の不振などで、第1四半期営業利益は市場コンセンサスを下回ると野村証券が予想した住友化学は大幅安。花王やシャープも軟調だった。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 竹生悠子 ytakeo2@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Sarah McDonald smcdonald23@bloomberg.net 院去信太郎
更新日時: 2015/06/23 12:13 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQDB4V6TTDS601.html
円が対ドルで4日ぶり安値、ギリシャ情勢を楽観視−123円後半
2015/06/23 14:26 JST
(ブルームバーグ):東京外国為替市場では、円が対ドルで4営業日ぶりの安値を付けている。ギリシャ情勢に対する楽観的な見方が広がっていることを背景に、リスク回避に伴う円買い圧力が緩和している。
23日午後2時25分現在のドル・円相場は1ドル=123円69銭付近。朝方付けた123円35銭を下値に、一時は123円79銭と17日以来の水準までドル高・円安が進んでいる。
IG証券の石川順一マーケットアナリストは、ギリシャの支援に対する道筋が固まれば、「6月の危機を乗り越えるということで、リスクが後退する」と指摘。「株高が維持される公算が高まる」とし、クロス・円(ドル以外の通貨の対円相場)主導で円安の展開になる可能性があるとみる。
この日の東京株式相場は日経平均株価 が前日比300円超える大幅高となっている。
ユーロ・円相場は午前に1ユーロ=140円03銭までユーロが強含んだ後、値を切り下げ、同時刻現在は139円44銭付近。ユーロ・ドル相場は前日の海外市場で一時1ユーロ=1.14ドル台までユーロ買い・ドル売りが進んだが、この日の東京市場では一時1.1255ドルまで水準を切り下げている。
ギリシャは21日、デフォルト(債務不履行)回避に向けた新たな改革案を提示。年間純利益が50万ユーロを上回る企業への課税のほか、来年からの早期退職の選択肢廃止や累進課税の強化が盛り込まれた。
ノムラ・インターナショナルの後藤祐二郎シニアFXストラテジスト氏(ロンドン在勤)は、ギリシャの新提案に対して「どちらかというと好意的に評価されている発言が出ている」とし、周辺国の国債スプレッド縮小など、「リスクセンチメントにポジティブな動きになっていた」と説明。そうした中で、「ドル・円相場はかなりしっかり戻ってきたという感がある」としている。
米株高・債券安
週明け22日の米国市場では、ギリシャ情勢をめぐる楽観が広がり、株式相場は主要3株価指数がそろって上昇。米国債相場は売られ、10年債利回り は前週末比11ベーシスポイント(bp)上昇の2.37%と、上昇幅は5月11日以来で最大となった。欧州債市場では、逃避先として買われていたドイツ国債相場が下落し、10年債利回り は前週末比13bp上昇の0.88%となった。
今後は、24日のユーロ圏財務相による事前会合を経て、25、26両日に欧州連合(EU)首脳会議が開かれる予定となっている。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 三浦和美 kmiura1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Garfield Reynolds greynolds1@bloomberg.net 青木 勝, 崎浜秀磨
更新日時: 2015/06/23 14:26 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQDBRE6JIJUQ01.html
東証の空売り比率最高に、18日時点−リスクヘッジ需要の見方
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQ4T5H6TTDS101.html
#空売り勢は?
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