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6月17日、自民党の稲田朋美政調会長は17日に開催されたロイター・ニュースメーカーで、2020年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化をしておかなければ、金利の急上昇によって日本の財政が破綻状態になりうるとの見解を示した。写真は、自民党の稲田朋美政調会長、17日撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai)
PB20年度に黒字化しないと、金利急騰で破産も=稲田・自民政調会長
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OX0ZE20150617
2015年 06月 17日 18:54 JST
[東京 17日 ロイター] - 自民党の稲田朋美政調会長は17日に開催されたロイター・ニュースメーカーで、2020年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化をしておかなければ、金利の急上昇によって日本の財政が破綻状態になりうるとの見解を示した。
会場での質疑応答の中で、稲田政調会長は「いつか急に金利が上昇して、破産状態になることがありうる」と指摘。政府・与党内で20年度の「PB黒字化には争いがない状況」だが、そこに至る改革が「どれくらい必要か、議論している」と、政府・与党内における調整作業の現状を説明した。
稲田政調会長は安倍晋三首相の最側近のひとりとして知られているが、自民党が16日に政府へ提出した財政再建に関する提言をめぐっては、歳出削減にこだわる稲田氏と、経済成長を重視する甘利明・経済再生担当相らとの溝が浮彫りなった。
稲田政調会長は、財政再建について「首相と方向は同じだが、目標設定の仕方が違う」と説明。「首相は、歳出の金額を書くことが予算の柔軟性を失わせると、懸念を持っている」としたうえで「安倍政権で進めてきた改革をこのまま進めていくことでは、一致している」と強調した。
財政の現状については「日本の国債は、日本人が大部分保有しているため、いくら日銀がお金を刷っても大丈夫、と危機感がない」と述べた。そのうえで「金利が比較抑えられている状況が、いつまでも続く保証はない」との懸念を表明。債務の利払いが「大きく膨れ上がり、対GDP(国内総生産)で赤字がものすごく膨れ上がることは、十分考えられる」との見方を示した。
(竹本能文 編集:田巻一彦)
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