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会社も国家も役に立たない。命綱もなしで断崖をよじ登るな
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2015-06-14 ダークネスDUA
会社をリストラされたり、勤めている会社が潰れたりするのは、誰にとってもリスクである。
かつては終身雇用だったので、会社から放り出されるというような悲惨なことは考えなくてもよかった。しかし、今は会社から放り出されるのは珍しいことではない。
今の会社は景気が良くても悪くても、常にコスト削減を考えてリストラをする。かつては日本国内の企業だけが競争相手だったのに、現在は全世界の企業が競争相手になっている。
中国企業などは日本企業には到底真似できない低価格で市場に出回っているので、日本企業は猛烈な価格プレッシャーにさらされており、コスト削減は止められない。
かくして、終身雇用の砦で守られていた日本人は、次々とリストラされるようになり、しかも一度リストラされたら次の仕事がなかなか見付からないという悲惨な状況になる。
リストラされて再就職する人が、給料が上がるのはよほどの専門知識と実績がある人だけだ。ハローワークで仕事を探さなければならないような人は、給料が下がることの方が多い。
■給料だけで生きる方がいまやリスクになっている
収入が会社の給料だけというのは、終身雇用が成り立たなくなった現在、非常に大きなリスクとなっている。このリスクは年を経るごとに大きくなっている。
2000年頃から非正規雇用が日本でじわじわと増えていったとき、これが日本を貧困で覆い尽くすと気付いた人は少なく、誰もが他人事だった。
自分は大丈夫だと思っていると、いつの間にかそれが社会に浸透していて、リストラされてからやっと事態の深刻さに気付くのである。
労働者派遣法の改正で国会が揺れているが、これは派遣は3年を区切りにするというものである。3年経ったら、企業は「その人を正社員にするか」「人を入れ替えるか」のいずれかを選択しなければならない。
もちろん、正社員にしたら福利厚生分の給料の面倒を見て、リストラも難しくなるので、多くの企業は3年で雇い止めする可能性が高い。
こうした流れがさらに徹底していくと、派遣労働者はますます身分が不安定になっていく可能性が高い。派遣労働者はこれからもさらに増えるが、派遣労働者の生活はより不安定になっていくのである。
グローバル化が突き進み、雇用環境が凄まじく悪化していく世の中で、会社の収入だけに頼るだけではあまりにもリスキーでもうやっていけない。
だから貯金をする必要があり、さらにその資金を株式市場に投じる必要があるのだ。そして、株式市場に資金を投じるために、その基本知識が重要になっていく。
株式市場に資金を投じるのはリスクだと言われているが、そうではない。常識は逆転している。給料だけで生きる方がいまやリスクなのである。
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