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ヤマっ気を出したら大ヤケドも(C)日刊ゲンダイ
3カ月で7割上昇…大商い続く「東電株」誰が買っているのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160722
2015年6月13日 日刊ゲンダイ
東京電力の株価が急騰している。
今月2日には年初来高値の772円をつけ、3月19日の年初来安値(442円)から74.7%も上昇している。この1カ月間の上がり幅も5割以上で、日経平均の3.8%をはるかに超えている。出来高もトヨタ並みの大商いなのだ。
いったい誰が買っているのか。IMSアセットマネジメント代表の清水秀和氏がこう言う。
「機関投資家は3・11以降、例外なく東電株を手放し、リスクを恐れて保有したがりません。急上昇を支えているのは個人投資家です。2015年3月期が好決算だったことや、政府が原発再稼働に向けて動いていることも材料視されています。来年4月の電力小売りの自由化を見据えて、ソフトバンクやリクルートとの提携協議を次々に発表していることも好感されています」
電力株は「出遅れ株」の象徴だったこともあって、個人投資家には割安と映っているようだ。しかし、このまま東電株は上がり続けるのか。福島原発事故は収束のメドが立たず、廃炉までに100年かかるともいわれている。廃炉費用がどこまで膨らむか、まったく見通しが立たない状態だ。
「東電株はこの3カ月の急騰で材料が出尽くした感があります。この先、いくら好決算を叩き出しても復配の可能性はゼロに等しく、投資家が保有し続けていても恩恵に預かる可能性は薄い。いつ投げ売りが起きても不思議ではありません。もし電力株を狙うとしたら、中部電力や関西電力など、東電株以外をオススメします」(株式評論家の杉村富生氏)
東電の“非合理な株価”に目をつけた海外のヘッジファンドが大量に“空売り”を出すタイミングを探っているという情報も流れている。くれぐれもヤマっ気を出して大ヤケドするのは避けたい。
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