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ギリシャらしい結末へ?
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4889642.html
2015年06月13日 NEVADAブログ
ギリシャはIMFへの合計20億ドルの返済を今月末に先送りすると決め、これはザンビア以来の30年振りとなりますが、問題はこの先送りした20億ドルをどう払うか、いまだ決まっていないことにあります。
EU側は公式にギリシャがデフォルトするシナリオを検討したと認めており、次第にギリシャデフォルトが想定内となりつつあります。
今の金融市場にとりギリシャがデフォルトしましても大して影響はなく、ギリシャ国民も耐乏生活にはなれており、どちらにもさほど影響はありません。
借金を踏み倒す相手が、民間ではなく、IMFとEUであり、仮にギリシャがデフォルトしましても損をするのは民間ではなく、出資国であり、直接的には金融市場には影響は及ばないようになっているからです。
ギリシャも中央銀行にしまい込まれているドラクマを流通させればよい訳であり、既に虫干しは終わっているとも言われており、いつでもユーロからドラクマに切り替えることができるようになっているのかも知れません。
問題は為替レートですが、それも大幅な切り下げをしておき、徐々に切り下げを更に行う形になるのでしょうが、ギリシャ中央銀行が保有する外貨がデフォルトのために没収されれば貿易ができなくなります。
ただ、ロシアと中国が支援する形で中国が外貨準備高として現金1兆円、ロシアが原油と天然ガスで1兆円の支援をすれば当面はやっていけます。
勿論、中国とロシアは担保はとるでしょうから、ギリシャは事実上中国とロシアの傘下に入り、港湾施設も手にいれるでしょうから両国は地中海に睨みをきかすことが出来ます。
*既にロシア海軍と中国海軍の10隻が地中海で実弾演習を行っており、いつでもギリシャに軍港を作れるようになっています。
表向きはギリシャが債務不履行を避ける交渉となっていますが、実際にはギリシャをロシアと中国に渡さないための交渉となっており、ギリシャはどちらにも転びましても¨ギリシャらしい¨結末となるはずです。
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