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5月米PPI、前月比0.5%上昇 米消費者マインド予想上回る S&P英「弱含み」引下 英インフレ抑制要因薄れ ユーロ上昇
http://www.asyura2.com/15/hasan97/msg/642.html
投稿者 rei 日時 2015 年 6 月 13 日 09:06:35: tW6yLih8JvEfw
 

5月米PPI、前月比0.5%上昇 
By JEFFREY SPARSHOTT AND KATE DAVIDSON
原文(英語)
2015 年 6 月 12 日 22:14 JST
 【ワシントン】米国では5月、卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)が上昇した。エネルギー価格の持ち直しから押し上げられた。

 米労働省が12日発表した5月のPPI(季節調整済み)は前月比0.5%上昇。変動の激しい食品・エネルギーを除くコアのPPIは0.1%の上昇となった。これからさらに流通サービスを除いたベースでは0.1%の低下となった。流通サービスは、卸売業者と小売業者が受け取るマージン(利ざや)を示す。

 ウォール・ストリート・ジャーナルがまとめたエコノミスト予想では、最終需要向け財・サービスの全項目を含むPPIが0.4%上昇し、コアのPPIが0.1%上昇すると見込まれていた。

 前年同月に比べると、全項目のPPIは1.1%低下し、4カ月連続で落ち込んだ。コアのPPIは0.6%上昇した。

 項目別では、エネルギーが前月比5.9%上昇し、2009年12月の統計開始以降で最大の上げ幅を記録した。前年同月比では19.5%低下。ガソリンは前月比17%の上昇だった。

 食品は前月比0.8%上昇し、前年同月比では3.3%低下した。

 中間需要の物価指数は前月比1%上昇したが、前年同月比では7%の低下となった。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CB4QqQIwAGoVChMI9K_fxq6LxgIVgROmCh0dXACB&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11793851007525823752504581043563725291954&ei=kHJ7VfSnCIGnmAWduIGICA&usg=AFQjCNHxxbyG9ZL-3mK4vASexl4FtZsoiQ&bvm=bv.95515949,d.dGY


米生産者物価:5月は前月比0.5%上昇、燃料コスト増が寄与
2015/06/12 23:32 JST 
  (ブルームバーグ):5月の米生産者物価指数(PPI)は前月比で上昇。燃料コストが少なくとも5年ぶりの大幅な伸びを示し、PPIの上昇をけん引した。
米労働省が12日発表した5月の生産者物価指数 (PPI)は前月比0.5%上昇、前月の0.4%低下からプラスに転じた。ブルームバーグがまとめたエコノミスト74人の予想中央値は0.4%上昇だった。前年比では1.1%低下した。
項目別に見ると食品は前月比0.8%上昇。エネルギーは5.9%上昇と、2009年12月以来で最も大幅な伸びだった。労働省によると、エネルギーはPPI全体の伸びの約80%を占めた。
食品とエネルギーを除くPPIコア指数は0.1%上昇と、エコノミストの予想中央値に一致した。前月は0.2%低下。前年同月比では0.6%の上昇だった。
統計の詳細は表をご覧ください。 
原題:Wholesale Prices in U.S. Increased in May as Fuel Costs Climbed(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Shobhana Chandra schandra1@bloomberg.net
更新日時: 2015/06/12 23:32 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPU4ASSYF01T01.html

6月米消費者マインド指数:予想上回る伸び、賃金見通しを楽観
2015/06/13 00:43 JST 
  (ブルームバーグ):6月の米消費者マインド指数は市場の予想以上に上昇した。消費者は賃金の見通しに関して過去7年間で最も楽観的になっている。
6月のミシガン大学消費者マインド指数 (速報値)は94.6と、前月の90.7から上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は91.2、最も高い予想でも94だった。
ネーションワイド・インシュアランスのチーフエコノミスト、デービッド・バーソン氏は統計発表前に、「雇用市場は現在、かなり良好に見える」と指摘。「トレンドは上向きだろう。今年後半は力強い経済成長が見られる可能性がかなり高い」と述べた。
現在の景況感を示す指数は106.8と、前月の100.8から上昇。
6カ月後の先行き景況感を示す期待指数 は86.8と、前月の84.2を上回った。
1年先のインフレ期待値は2.7%で、前月の2.8%から低下。
5−10年先のインフレ期待値も2.7%で、前月の2.8%を下回った。
賃金上昇率の予測値は年間2.2%と、前月の1.3%を上回り、2008年以来の高水準となった。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:Consumer Sentiment in U.S. Climbed More Than Forecast in June(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Michelle Jamrisko mjamrisko@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net
更新日時: 2015/06/13 00:43 JST

S&P:英国の見通しを「弱含み」に引き下げ

2015 年 6 月 13 日 02:11 JST
 スタンダード&プアーズ(S&P)は12日、英国の格付け見通しを「安定的」から「弱含み」に引き下げた。長期ソブリン信用格付け「AAA」と短期ソブリン信用格付け「A-1+」は据え置いた。

 見通し引き下げの理由として、5月の総選挙で単独過半数を獲得して誕生した保守党政権が、2017年に欧州連合(EU)残留の是非を問う国民投票の実施を決めたことを挙げた。これが英国の金融サービス・輸出部門、さらには経済全般の成長見通しに対するリスクになるとの見方だ。

 同社は英国がEUを離脱すれば、大規模な財政・経常収支の赤字(双子の赤字)や、高水準にある民間の短期の外債をめぐり、疑念が生じるとみる。

 また国民投票の実施は、経済政策決定が政党間の駆け引きに左右される度合いが従来の想定よりも強まり、同社が格下げを決めた2011年の米国同様の状況が生まれるリスクを示唆している、とも述べた。

 S&Pは併せてイングランド銀行(中央銀行)の格付け見通しも「安定的」から「弱含み」に変更した。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CB4QqQIwAGoVChMI2sHw1a2LxgIV4iWmCh1gRQ_9&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11793851007525823752504581043893072573546&ei=o3F7VZrkGuLLmAXgir3oDw&usg=AFQjCNGKfqqEhQZXRMCQkZa2qb9FZc2Cdw&bvm=bv.95515949,d.dGY


英インフレ抑制要因、薄れつつある=中銀MPC委員

By JASON DOUGLAS
2015 年 6 月 12 日 20:20 JST
 【ロンドン】英イングランド銀行(中央銀行)金融政策委員会(MPC)のマカファーティ委員は、インフレ抑制要因が薄れつつあるようだと述べ、近く利上げの必要が生じる可能性を示唆した。

 英中銀が12日公表した発言要旨によれば、マカファーティ委員は11日の講演で、現在の低いインフレ率が長続きする公算は小さいと語った。

 4月の英消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.1%低下し、約50年ぶりのマイナスとなった。マカファーティ委員は原油・食品価格の下落や英ポンド高などの要因によるインフレ率押し下げ効果が今後1年ほどで消滅する可能性が高いと指摘した。中銀の最新の見通しでは、2016年末時点のインフレ率は1.7%前後となり、中銀目標の2%をやや下回る程度まで回復すると予想されている。

 マカファーティ委員は「金融政策がより正常な設定への回帰を開始する必要のある時期に近づきつつある」と語った。

 市場関係者の間では現在、英中銀が2016年半ばから段階的に利上げすると予想されている。

 マカファーティ委員は昨年何度か利上げに賛成票を投じるなど、MPCの中でタカ派寄りとみられている。だが同委員とウィール委員はインフレ率が低下することが明らかになった今年1月、利上げ支持を撤回した。

 11日の発言からは、特に賃金上昇の加速が認められた場合、マカファーティ委員が近くあらためて小幅な利上げの必要性を訴える可能性がうかがえる。

原文(英語):BOE’s McCafferty Says Downside Risks to Inflation Diminishing
http://blogs.wsj.com/economics/2015/06/12/boes-mccafferty-says-downside-risks-to-inflation-diminishing/

【欧州株】反落、ギリシャの先行きを懸念 
2015 年 6 月 13 日 08:20 JST
 12日の欧州株式相場は反落した。国際通貨基金(IMF)が前日にギリシャとの債務協議を中断し、ギリシャの債務不履行(デフォルト)とユーロ圏離脱リスクが高まったことが嫌気された。

 欧州主要企業600社で構成するStoxx600指数の終値は前日比3.62ポイント(0.92%)安の389.38と3日ぶりに反落。週間では0.1%高に上げ幅を縮めた。

 前日には大幅高の勢いを見せていたが、午後に入りIMFの実務協議団がギリシャ改革案の調整の取り組みを中断したと伝わり、上げを解消した...
 
 12日の米国株式相場は反落。ギリシャと国際債権団との協議がこう着し、支援合意に達しないとの懸念が高まった。

 ダウ工業株30種平均の終値は前日比140.53ドル(0.78%)安の1万7898.84ドル、S&P500種指数は14.75ポイント(0.70%)安の2094.11、ナスダック総合指数は31.41ポイント(0.62%)安の5051.10で取引を終えた。

 この日は全面安の展開となり、ダウ平均を構成する30銘柄すべてが下落した。S&P500種の業種別指数では「エネルギ...

 
 12日の外国為替市場では、ドルがユーロと円に対してほぼ横ばいで推移した。米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げについてこれまで以上に明確な手掛かりを与えない可能性が、投資家には意識されている。

 ドルはユーロに対し前日終値近辺での取引となったが、週間ベースでは約1.5%下げた。円に対してもほぼ横ばい。ただ週足では1.8%安と、13年ぶり高値から大きく落ち込んだ。

 現在のドル相場は、ドル需要拡大につながるFRBの短期金利引き上げがいつ...


 12日の米国債相場はまちまち。買い先行で始まったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えて市場に慎重さが広がり、おおむね上げを解消した。

 指標銘柄の10年債の利回りは前日の2.383%から2.386%に上昇(価格は下落)した。前週末は2.402%で引けていた。

 米労働省がこの日発表した5月の卸売物価指数(PPI、季節調整済み)は前月比0.5%上昇となり、景気とインフレ見通し改善の兆しが強まった。これを受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の9月利上げ観測が広がっ...

NY外為:ユーロが週間で上昇−ギリシャが修正案を提出
2015/06/13 06:51 JST 
  (ブルームバーグ):ニューヨーク外国為替市場では、ユーロが週間ベースで2週続伸となった。ギリシャは今週、債権者側に修正案を提出した。
ドイツのメルケル首相は12日、強いユーロは高債務国が改革で成果を挙げるのを困難にすると発言。これに反応し、ユーロはこの日一時下落した。ギリシャのチプラス首相は、債権者側から真剣に取り組むよう強く要求されている。一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えてドルは上昇した。
トロント・ドミニオン銀行の世界為替戦略責任者、ショーン・オズボーン氏は「ポジションを抱えたまま週末を迎えたくないムードが広がっている」とし、「投資家はギリシャ情勢とFOMCの両方に注目している」と指摘した。
同氏は対ドルでのユーロ相場について、FOMCまでは1ユーロ=1.11−1.1350ドルのレンジで推移すると予想している。
ニューヨーク時間午後5時現在、ユーロは前日比ほぼ変わらずの1ユーロ=1.1266ドル。一時は1%安となった。今週は1.4%上昇。
対円では前日比ほぼ変わらずの1ユーロ=139円02銭。
クレディ・スイス・グループの外為ストラテジスト、マット・ダー氏(ニューヨーク在勤)は「全般的にリスク回避の動きが広がっている」とし、ギリシャは「資金繰りが厳しさを増しつつある」と付け加えた。
メルケル首相
ユーロは対ドルで、3月に付けた約12年ぶり安値の1.0458ドルから約7%上昇しているが、過去12カ月間では依然として17%下げている。
商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファンドなど大口投機家によるユーロのネットショートは9日時点で13万7974枚と、前週の16万5512枚から減少し、昨年12月以来の低水準となった。
メルケル首相はベルリンでの講演で、強過ぎるユーロは「ポルトガルやスペイン、アイルランドといった国々」が特に輸出面で、経済改革の成果を得るのを困難にすると述べた。
ギリシャはデフォルト(債務不履行)の回避に向け債権者の要求を受け入れ合意するよう迫られている。欧州連合(EU)のトゥスク大統領は11日、債務交渉を故意に引き延ばしているとギリシャのチプラス首相を批判。国際通貨基金(IMF)の交渉団は成果なくブリュッセルを去った。
モントリオール銀行の外為戦略グローバル責任者、グレッグ・アンダーソン氏(ニューヨーク在勤)は「合意に対する楽観は、今週に入りやや反転した」とした上で、「それでも、合意に至らないことやギリシャのデフォルトを市場が織り込む状況からはまだ程遠いと考えている」と続けた。
原題:Euro Posts Weekly Gain as Greece Sends Revised Plan to Creditors(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Rachel Evans revans43@bloomberg.net;ニューヨーク Lananh Nguyen lnguyen35@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net Paul Cox
更新日時: 2015/06/13 06:51 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPUKT0SYF01X01.html  

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コメント
 
1. 2015年6月13日 09:11:38 : jXbiWWJBCA
米国株(12日):反落、ギリシャ交渉で進展乏しく
2015/06/13 06:41 JST

  (ブルームバーグ):12日の米株式相場 は反落。週間での上昇分をほぼ消した。ギリシャはデフォルト(債務不履行)回避に間に合うタイミングで債権者と合意にこぎ着けられないとの懸念が強まった。
エネルギー株は1.2%安。原油相場の続落が響いた。シスコシステムズやインテルを中心にテクノロジー株も下落。ヘルスケア株も下げ、イーライ・リリーは2.8%の値下がり。一方、原油の下落を背景に航空株は上昇。コンピューターネットワーキングのソフトウエアを手掛けるシトリックス・システムズは3日続伸した。
S&P500種株価指数 は前日比0.7%安の2094.11。週間ベースでは0.1%未満の上昇。ダウ工業株30種平均はこの日、140.53ドル(0.8%)下落の17898.84ドル。ナスダック総合指数は0.6%安。
ボヤ・インベストメント・マネジメントのシニア市場ストラテジスト、ケアリン・キャバナー氏は「ギリシャの状況は合意しそうになるたびにつぶされる」と指摘。「ギリシャをめぐる状況が不透明になると、起こり得る衝撃についての憶測が飛び交い、一触即発に近い状況になる」と述べた。
ギリシャと債権者の合意に関して、市場のセンチメントが悪化する中、S&P500種は週間ベースでの上げをほぼ消した。
ドイツのメルケル首相はギリシャのチプラス首相に救済の条件となる枠組みの受け入れを迫った。ユーロ圏の当局者らはギリシャに財政を安定させる案を12日中に提出するよう要求した。
FOMC会合
米連邦公開市場委員会(FOMC)は来週に定例会合を開き、利上げ時期の見通しについて協議する見通し。最近の経済指標は年内利上げの正当性を裏付けている。会合後には経済予測や政策金利予測が公表されるほか、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見する。
5月の米生産者物価指数(PPI)は前月比で上昇。燃料コストが少なくとも5年ぶりの大幅な伸びを示し、全体の上昇をけん引した。PPIは前年比では1.1%低下と、市場予想と一致した。
6月の米消費者マインド指数は市場の予想以上に上昇した。消費者は賃金の見通しに関して過去7年間で最も楽観的になっている。
12日はS&P500種の業種別10指数 すべて下落。エネルギー株の下げが最もきつく、エクソンモービルやシェブロンが安い。
イーライ・リリーは2.8%安。ヘルスケア株指数は1.1%安と、4日ぶりの下落。メルクは1.8%下げて6週間ぶりの安値となった。
航空株は高い
ブルームバーグ米航空株指数 は1.2%高。週間での下げを3.6%に縮小した。JPモルガン・チェースの12日のリポートによれば、米国内運賃引き上げが広がりつつある。アメリカン航空グループは1.7%、ジェットブルー・エアウェイズは1.3%それぞれ値上がりした。
シトリックス・システムズは2.2%高。少なくとも3人のアナリストが投資判断を引き上げた。
原題:U.S. Equities Decline as Greek Debt Talks Show Little Progress(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Oliver Renick enick2@bloomberg.net;ニューヨーク Jennifer Kaplan jkaplan84@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Cecile Vannucci cvannucci1@bloomberg.net John Shipman, Trista Kelley
更新日時: 2015/06/13 06:41 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPULCB6JIJUW01.html


2. 2015年6月13日 09:11:46 : jXbiWWJBCA

米国債:小幅安、トレーダーは市場の安定化に期待
2015/06/13 06:38 JST

  (ブルームバーグ):12日の米国債は小幅安。投資家は世界的な債券安の後で米国債相場が落ち着き始めているとみている。
10年債利回りはほぼ変わらず。同年債利回りは過去2カ月間で55ベーシスポイント(b p、1 b p=0.01%)上昇 した。今週は昨年10月以降で最高となる2.50%に迫った。バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのデータに基づくと、ボラティリティーは4月末から約25%上昇した。
欧州連合(EU)のトゥスク大統領は債務交渉を故意に引き延ばしているとギリシャのチプラス 首相を批判。これを手掛かりにドイツ債が上昇し、米国債利回りは押し下げられた。
ソシエテ・ジェネラルのトレーダー、ショーン・マーフィー氏(ニューヨーク在勤)は「市場は若干、不安定になった」と述べた。
ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回り は前日比1bp上昇の2.39%。同年債価格(表面利率2.125%、 償還期限2025年5月)は4/32下げて9721/32。
BNPパリバの金利ストラテジスト、アーロン・コーリ氏(ニューヨーク在勤)は大幅な売りの後で「債券投資家は勢いが減速するのを待っていた」と述べた上で、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた「一時的な猶予でしかない」と続けた。
利上げ見通し
ブルームバーグがまとめたデータによると、フェデラルファンド(FF)金利先物動向に基づく9月利上げの確率は53%となっている。
労働省が発表した5月の生産者物価指数(PPI)はほぼエコノミスト予想に沿っていた。
この日の独10年債利回りは5bp下げて0.83%。11日は10bp下げた場面もあった。スペイン債とイタリア債は利回りが上昇。ギリシャがデフォルト(債務不履行)に向かいつつあるとの観測を背景に、ユーロ参加国の高利回り国債を売る動きが強まった。
原題:Treasury Bond Traders Betting on Stability After Volatile Ride(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Alexandra Scaggs ascaggs@bloomberg.net;ニューヨーク Daniel Kruger dkruger1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net Michael Aneiro, Paul Cox
更新日時: 2015/06/13 06:38 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPULQPSYF01W01.html


3. 2015年6月13日 09:13:36 : jXbiWWJBCA
英国格付け見通し、「ネガティブ」に引き下げ−S&P
2015/06/13 02:34 JST

  (ブルームバーグ):米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は英国が最高格付けを失うリスクがあると指摘した。英国政府が計画している欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票が理由。
S&Pの12日発表によると、「AAA」を付与されている英国の格付け見通しは「ネガティブ」と、従来の「ステーブル(安定的)」から引き下げられた。
キャメロン英首相は2017年末までの国民投票実施を公約しているが、実施を来年に早める可能性がある。その前に同首相は、EU加盟を続ける根拠として、EUから条件の変更を引き出したい考えだ。
S&Pは国民投票について、「経済政策の作成が従来考えられていたよりも党の方針に左右されるリスクがあることを示唆している」と説明した。  
原題:U.K.’s Top Rating Outlook Lowered by S&P on EU Referendum Risks(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Fergal O’Brien fobrien@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Fergal O’Brien fobrien@bloomberg.net Andrew Atkinson, Craig Stirling
更新日時: 2015/06/13 02:34 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPUCN3SYF01V01.html


4. 2015年6月13日 12:04:56 : jXbiWWJBCA
ウォール街のエコノミスト、議会によるFRB改革は不要
2015/06/12 13:22 JST

【記者:Craig Torres、Catarina Saraiva】  (ブルームバーグ・ビジネス):米連邦準備制度理事会(FRB)改革がワシントンで話題となっている。上院銀行委員会のシェルビー委員長は先月、FRBを強化できると考える法案を提出した。これについてブルームバーグはエコノミストに調査した。
米経済全体に影響する金利水準を決定する米連邦公開市場委員会(FOMC)において、ニューヨーク連銀総裁は常に投票権を持ち、輪番制で投票する他の11の地区連銀とは異なる位置付け。この点をめぐっては民主・共和両党から不満の声がある。
こうした特権を踏まえてジャック・リード上院議員(民主、ロードアイランド州)は昨年、NY連銀総裁もFRB理事7人と同様に大統領が指名し上院が承認する職位とする法案を提出した。リード議員はNY連銀総裁の議会証言も求めている。シェルビー委員長(共和、アラバマ州)は同案を採用し、今年提出した法案に盛り込んだ。金融危機時に救済でNY連銀総裁が大きな影響力を行使した点も、説明責任の強化が必要なもう1つの理由だとリード議員は言う。
ブルームバーグのエコノミスト調査では、NY連銀総裁を政治任用とすることを望まないとの回答が62%を占め、賛成意見は14%にとどまった。つまり、ウォール街は最後の貸し手であるNY連銀総裁が民間セクター重視の感覚を持つことを求めているという意味だ。これは連邦準備法の制定時にさかのぼる考え方だ。
同調査ではまた、イエレンFRB議長やフィッシャーFRB副議長以外のFRB理事が経済見通しや投票を説明するために十分な回数のスピーチを行っているかどうかも質問した。ウォール街のエコノミストの54%は理事の説明が十分と回答し、8%は不十分と答えた。一方、理事はほとんどの場合、議長の投票と同じであるため、理事の説明は重視しないという回答は30%に上った。言い換えれば、理事の説明責任に約半数のエコノミストが満足しているものの、理事の意見は独立したものではないため彼らが述べた意見は重要でないと3分の1近いエコノミストが受け止めている。
原題:Wall Street Economists See Scant Need for Congress to Change Fed (抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Craig Torres ctorres3@bloomberg.net;ワシントン Catarina Saraiva asaraiva5@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Michelle Jamrisko mjamrisko@bloomberg.net
更新日時: 2015/06/12 13:22 JST
http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/NPT6ZQ6KLVR701.html


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