http://www.asyura2.com/15/hasan97/msg/523.html
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(回答先: 米年金最大手カルパース、運用委託会社を半減へ 他ファンドも追随 英HSBC、約5万人削減 投資銀行業務を縮小へ 投稿者 rei 日時 2015 年 6 月 09 日 18:59:33)
>英HSBC、約5万人削減 投資銀行業務を縮小へ
英HSBCの投資銀行部門再編−欧州銀の傾向に追随
2015/06/09 22:57 JST
(ブルームバーグ):英銀HSBC ホールディングスは9日、投資銀行部門での一部事業撤退や顧客ベース縮小、資産圧縮の計画を発表した。
発表によると、同行は「レガシークレジット」から撤退し、長期の金利商品や低リターンポートフォリオを圧縮する。リスク加重ベースの資産は全体の31%に相当する1300億ドル(約16兆2000億円)減らす。また、世界の市場事業で顧客ベースを20%縮小させる。
流動性規則のため長期の資産は保有しにくく、バーゼル銀行監督委員会の資本規則に対応するにはリスク加重資産の圧縮が欠かせない。こうした規制強化の中でフランスのBNP パリバや英バークレイズ、ドイツ銀行もコスト削減や事業撤退、縮小など再編を進めている。
原題:HSBC Investment Bank Follows European Peers in Restructuring (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Julia Verlaine jverlaine2@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Simone Meier smeier@bloomberg.net Steve Bailey, Jon Menon
更新日時: 2015/06/09 22:57 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPO3YU6KLVRB01.html
アングル:OPECの原油価格安定期待に数多くの不確定要素
2015年 06月 9日 11:00 JST
[ウィーン 8日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は5日の総会で現状の生産枠維持で合意し、最有力加盟国サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相ら出席閣僚からは「今の戦略は機能している。市場が均衡取り戻すには時間がかかる」といったお決まりの発言が聞かれた。
その点からみると、市場シェア確保に向けて仕掛けたOPECの闘争は完全な勝利を収め、原油価格は足元の水準にしっかりと固定されている、と判断してしまう。
しかし現在の原油市場は恐らく、昨年11月よりも正確に読み解くのが難しくなっているとみられる。
当時のOPECは米国のシェール業界などのライバルからシェアを奪回するため、既に市場が供給過剰に陥っていた中で減産見送りという衝撃的な戦略を採用した。
それ以降で、原油価格をOPECが好ましいと考えている1バレル=60─70ドルのレンジから上下双方に逸脱させかねないような不確実要素の数は、どちらかといえば増えているのだ。
こうした不確実要素としては、米石油業界の動向やイランの市場復帰、中国の需要の伸び、サウジの生産余力の乏しさ、価格に対する政治リスクプレミアムの復活が挙げられる。
長年のOPECウオッチャーでもあるIHSエナジーのシニアディレクター、ジェイミー・ウェブスター氏は「原油価格が再び70ドルに達すれば、米国の生産者が戻ってくる。一方で中国の備蓄需要が鈍化すると、国際市場は突如として大幅な過剰供給になるだろう」と述べた。
米国の業者について言えば、投資削減に伴って稼働リグ数は著しく減少したものの、これまでのところ大幅な生産減にはつながっていない。
今後の米国の生産量に対しては、BPの元最高経営責任者(CEO)のトニー・ヘイワード氏のようなかなりの悲観論者から、コノコフィリップス(COP.N)のライアン・ランスCEOのように現行水準で踏みとどまるといった向きまで見方は非常にばらついている。
それでも価格動向次第で操業を始めたりやめたりすることや、フラッキング(水圧破砕法)の技術進歩とともに生産コストが日増しに低下しているといった米シェール業界の特徴は、OPECによる今後の市場動向の計算を極めて難しくさせるだろう。
国際エネルギー機関(IEA)のマリア・ファンデル・フーフェン事務局長は先週、ロイターに対して「この(フラッキング)技術は(米国だけでなく)世界の至る所で再現されることになるのは間違いない」と発言している点からすると、OPECにとって事態はもっと悪くなるかもしれない。
<イランの復帰>
中国が自国で大規模にシェール生産を行う見込みは小さいとはいえ、同国の今年の原油需要が想定よりも上下に振れるリスクは極めて過小評価されている。
サウジが、OPECの戦略が機能しているとみなすのは、主に需要が目を見張るほど伸びて市場の過剰供給の解消につながるという期待からだ。
これに対してウェブスター氏は、中国の需要には通常の需要と戦略備蓄需要の2種類があって、後者は永遠には続かないと指摘する。
欧州では第1・四半期にディーゼル需要が7%伸びたが、これもどれだけ持続するかはよくわからない。
またスイスの石油商社ガンバーの調査責任者デービッド・ファイフェ氏は、OPECにとっては欧米などとイランが近く核開発問題で合意に達しようとしていることが、恐らくは最大の不確定要素だろうとの見方を示した。
来年のイランからの供給量の予想はゼロから最大では日量100万バレルまで広がっており、OPECは場合によってはさらなる価格下落局面に見舞われてしまう。
ファイフェ氏は「OPECは再び価格統制に目を向けなければならなくなるだろう」と話した。
(Dmitry Zhdannikov、Jonathan Leff記者)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OP04I20150609
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