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日経平均が目先高値を付けたら「空売り候補銘柄」はコレ!?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150609-00072606-shikiho-bus_all
会社四季報オンライン 6月9日(火)19時46分配信
まいど、相場の福の神こと藤本です。株式相場で勝つには、「半歩先読み」が重要です。先週の6月1日(月)まで日経平均株価は12連騰の記録的な堅調相場でした。その後は、利食い売りもあり、高値圏での保ち合いとなっています。上に行きそうになると下落、逆に下に行きそうになると反発。なんとも方向感がなく値幅も出ない相場展開が続いています。
それもそのはずで、5月27日(水)から6月8日(月)まで9営業日連続で、当日の始値が前営業日終値より安く始まった場合は陽線に、逆に当日の始値が前営業日終値より高く始まったら陰線になっていたのです。
NY株式市場などの動向などを織り込んで、朝方に動いた方向と逆の方向で終わっているのです。「売り」も「買い」もザラ場では加速せず、行ったりきたりの相場が続いていたのです。このことは、日計り取引を行う投資家が逆張り戦略を取れば、収益となっていることを表しています。
このような傾向が続くと、短期的に逆張りを行う投資家が増加してくるのです。今週は日経平均先物6月限月の特別清算指数(SQ)算出日を12日(金)に控えています。今回のSQは、先物とオプションの両方の決済日となるいわゆるラージSQです。過去のラージSQの当日は2000年以降のデータでは、株価上昇する確率が高いアノマリーがあるそうです。
藤本の独断的予想では、日経平均株価は今週か、来週に目先の高値を付ける可能性があります。特にSQ算出日の6月12日(金)近辺が要注意です。
元々に株価が上昇する傾向があるラージSQの算出日ですが、直近のレンジ相場に慣れた日計り取引の短期投資家が、週末ということもあり、ショートから日計り取引を行った場合、引け間際に意外な急騰になりがちです。うまくすれば2000年4月高値2万0833円を上抜けるかもしれません。しかし、その後は調整局面に入ると想定しています。
その場合、リターン・リバーサル、簡単に言えば逆張りの投資手法が考えられます。すなわち直近、上昇した銘柄ほど大幅下落する可能性が高い銘柄ということです。
今回は、JPX日経400インデックスの構成銘柄のうち、信用貸借銘柄であり制度信用取引で空売りが可能な銘柄で、貸借倍率が1倍以上(信用買い残>信用売り残)25日移動平均乖離率が高い順に10銘柄ご紹介致します。もし、日経平均株価が想定どおり、今週か来週に目先の高値を付けるならば、この10銘柄は逆張りでの空売り候補銘柄というわけです。
さて、今後の日経平均株価の先行きは、神のみぞ知るところですが、日経平均株価が目先の高値をつけたと思ったら、この10銘柄の空売り戦略が面白そうです。その場合の損切りポイントは、個別銘柄の直近高値です。このような投資手法の場合、1銘柄に集中するのではなく、業種なども分散して複数銘柄を空売りすると、さらにリスクを抑えた投資戦略になります。
藤本誠之(ふじもと・のぶゆき)/SBI証券投資調査部シニアマーケットアナリスト。愛称は「相場の福の神」。ITストラテジスト、オールアバウト株式ガイド、阪神タイガースファン。著書に「朝13分で、毎日1万円儲ける株」(明日香出版社)など。
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
藤本 誠之
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