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株価上昇で資金流入(C)日刊ゲンダイ
銀行預金よりオイシイ 資産残高100兆円「投資信託」で荒稼ぎ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160571
2015年6月9日 日刊ゲンダイ
投資信託への資金流入が凄まじい。初の資産残高100兆円達成が確実視されているのだ。
「日経平均は2万円を超え、年内に2万3000円という声も高まっています。銀行に預金しても、金利はほぼゼロなので、少しでも増やすために投信に資金が向かっているのでしょう」(市場関係者)
投資信託協会の直近統計(4月末)によると、投信残高(銀行や証券会社で購入できる投信)は99兆1636億円。4月まで22カ月連続で増加し、「間違いなく5月も増えた」(証券関係者)となれば100兆円は射程圏内だ。
投信は銀行や証券会社で1万円程度から購入でき、定期預金のような積み立ても可能(商品によって異なる)。日本株に特化したファンド(投信)から、海外株、新興国株、債券(国債)、リートなどを組み合わせたものまで多種多様で、ファンド本数は5500を超えている(4月末)。
安倍政権がスタートした12年12月の投信残高は約64兆円、ファンド数は4400本弱だった。この2年半で、資産残高は約35兆円増加し、本数は1000本以上増えた。“投信バブル”崩壊による大損が心配になるが、個別株への投資に比べればリスクは少ないという。
「個別株は業績不振などで暴落が起こり得るし、最悪の場合は倒産も覚悟しなくてはなりません。その点、投信は株式でも複数の銘柄に投資するのでリスク分散されています。いまは日経平均が長期的に上昇傾向にあるので、日本株中心のファンドは魅力かもしれません」(株式評論家の杉村富生氏)
野村アセットが4月に募集開始した「日本企業価値向上オープン」(第1弾)は人気沸騰でわずか3週間で販売が打ち切られた。5月上旬に募集を始めた第2弾も米ドル投資型と円投資型の合計で1200億円以上を集め絶好調だ。
5月に資金流入の多かった投信(資産の増えた上場投資信託含む)や、日本株中心の人気ファンドは別表の通り。ROE(株主資本利益率)を重視した指数「JPX日経400」に着目したファンドや、日経平均、TOPIXに連動した投信が大人気だ。
「最近は好配当銘柄やリート、ヘルスケアに関連した投信も売れている」(金融関係者)
人気投信のなかには過去1年間のリターン率が40%以上という商品もある。単純には10万円の投資が1年後に14万円になった計算だ。株高が続くと判断するなら“ゼロ金利”の銀行預金より、投信のほうがマシかもしれない。ただし金融市場が大混乱したら、資産は大幅減少しかねない。そこは覚悟しておく必要がある。
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