組み立て巧み「双腕ロボ」　川重が開発

　川崎重工業は３日、人間のように２本の腕を操り、人が両手で行う作業を代替する「双腕ロボット」を開発したと発表した。衝突防止など安全機能を高め、スマートフォン（スマホ）などの生産現場で人と並んで作業する。ロボットの導入が遅れている電子機器の受託製造サービス（ＥＭＳ）など向けに売り込み、年5000台の販売を目指す。

　双腕ロボット「ｄｕＡｒｏ（デュアロ）」＝写真＝の価格は１台280万円。２本の腕を協調して動かし、人と同じ動きで組み立て作業などを代替する。腕の部分が水平に動く多関節型ロボットで双腕となるのは世界初という。

［日経新聞６月４日朝刊Ｐ．１４］

コメント
1. 2015年6月07日 18:12:19 : BLqL2LUvlg 食事もトイレも休憩も無く２４時間動くのはメリットだと思うが、 微細な感覚と検査＆リカバリー能力などを人間並みに近づけたら ２８０万の５倍くらいはかかってしまうのではないだろうか。 単価の低い作業は設備投資する余裕も無く流動人員でまかなう事 が多いし、高価なモノを扱う作業は不良品の連発が恐い。 量産って誰が幸せになるためにやるんだろうか？
2. 2015年6月07日 19:00:26 : V1eyzmzu5U その昔、手工具と手作業、ソロバンと計算尺、電卓と手書き、ツルハシとスコップ、コンピューター無しの手動機械などから未だに残っている作業ってどれくらい在るのかね？ 以前ユーチュウブの動画でロボットが箱に整然と詰めたものを箱が一杯に成ったらそれを自動でひっくり返して、ひっくり返したものをまたロボツトが整然と詰め直す連続作業の様子を見て驚いた。
3. 2015年6月08日 05:34:57 : cqEg4RIJwo 労働力不足＝移民なんて愚作の芽を事前に摘むためにも、この種の開発は必須だと思う。 女性（社会進出を希望する人は除く）も無理に就業しなくても育児に専念できるし、奴隷労働をロボットに任せて、人間は創造的な仕事に就けるなんて、これは理想じゃないのかな。
4. 2015年6月08日 22:22:42 : KBmb0JngBg 人件費高いから機械にやらせるメリットがあるんだよ。 そのうち工場に誰一人いなくなるよ。
5. 2015年6月08日 22:58:14 : KBmb0JngBg >>1 >人間並みに近づけたら 　人間並みにする必要は無い。（人間未満で済むという意味でも、人間のレベルでは足りないという意味ででも。） >>3 >人間は創造的な仕事に就ける 　だったらいいんだけど。
6. 2015年6月10日 05:22:07 : I7QXtIlTac >>01 微細な感覚と検査＆リカバリー能力などを人間並みに近づけたら>>＞ 既に同レベルです

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