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タウンビュー通りから望む東京スカイツリー=5月21日、墨田区
スカイツリー3周年 外国人観光客は増加中…商店街が誘客に編み出した秘策とは?
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150607-00000501-biz_san-nb
SankeiBiz 2015/6/7 16:05
5月22日で開業から丸3年を迎えた東京スカイツリー(東京都墨田区押上)。東京の新たなシンボルタワーとしてすっかり定着し、観光スポットとしての人気も高く、外国人観光客は増加中だ。ただ開業時のようなブームは一段落し、施設関係者らは誘客に向けたテコ入れを図る。ツリー足元の商店街からは、ツリー開業前のにぎわいを懐かしむ声も聞こえだした。
■台湾からの客が急増
「日本人観光客の来場者数は初年度に比べ落ちついたが、外国人観光客、特に台湾から来る方が昨年度から多くなった」。ツリーを運営する東武タワースカイツリーの川島一修広報部長は、来場者の変化について説明する。
ツリー来場者は、開業した平成24年度が約554万人、25年度が約619万人、26年度が約531万人、27年度見通しが約470万人。
ツリーと周辺施設を含めた「スカイツリータウン」への今年度の来場者数は約3200万人を見込んでおり、開業した24年度からは3割程度減少するものの、人気ぶりは健在だ。
■「少しずつ人出悪く」
特に外国人観光客は、東武タワースカイツリーが26年度に外国人観光客に行った調査で、上位10カ国・地域全てで来場者数が前年度を上回った。中でも台湾からの来場者は前年度比45%増。同社は一昨年から台湾の高層ビル「台北101」と共同で行っているキャンペーンでツリーの認知度が上がったと分析している。
一方、ツリー周辺の商店街では、“ツリー効果”がなかなか浸透していない様子がうかがえる。
「建築開始後に発案した商店街のキャラクターにちなんだ『おしなりくんパン』は、開業前は予約で売り切れたが、今は普通に買える。地元客中心に落ち着いた」と、おしなり商店街のパン店「業平キムラヤ」の高橋京子さん(67)は話す。
近くの「お休み処 おしなりくんの家」で働く女性も「ツリーを建てていたときが、一番客が多かった」。押上から一駅の東武曳舟駅。下町人情キラキラ橘商店街にはスカイツリー前からの循環バスが通っているというが、青果店の店主(73)は「少しずつ人出が悪くなっている」と嘆いた。
■これからが正念場
スカイツリータウンを訪れる客を足元の商店街にも呼び込もうと、区商店街連合会は対策に取り組んでいる。3月にはツリー開業直前に作製した「おしなり商店街ガイドブック」の英語版を発行。冊子では同商店街振興組合のキャラクター「おしなりくん」の紹介や、商店のPRなどを掲載し、何とか外国人客の興味を引きたい考えだ。
同商店街振興組合の金沢武市理事長(71)によると、ツリー周辺の土地所有者の中には、今後の商店街の活性化をにらみ、マンションなどを建てず商店をやりたい人にいつでも貸し出せるように、ビジネスチャンスを狙っている地主も少なくないという。ツリー効果を引き出す模索は、4年目以降が正念場になりそうだ。
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