http://www.asyura2.com/15/hasan97/msg/328.html
Tweet |
3日、午前中の動き(C)日刊ゲンダイ
専門家がアドバイス 年内1ドル=130円に備える資産防衛術
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160420
2015年6月4日 日刊ゲンダイ
庶民にとっては、さらなる地獄の幕開けだ。
2日の東京外国為替市場の円相場は、米経済指標が良好だったことを背景に、約12年半ぶりに一時1ドル=125円台前半に下落した。
米国の年内利上げ観測が強まり、市場では日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買い。つまり、円安基調は当面続くという見方が多い。
「すでに『年内130円台』なんて声も上がっています」(経済ジャーナリストの岩波拓哉氏)
帝国データバンクによると、4月の「円安関連倒産」は35件判明。前年同月比52%増と、集計を開始した2013年1月から16カ月連続で増加している。累計で634件と、600件の大台を突破した。
同社東京支社情報部の内藤修氏が言う。
「5月分は現在集計中ですが、17カ月連続になりそうです。この1、2週間で一段進んだ円安の影響は数カ月後、8〜9月から年末にかけて出てきます。ただでさえ、2年超の円安局面で経営体力を奪われてきた中小・零細企業、特に輸入依存度の高い繊維・アパレル、食料品関連にとって、これ以上の円安は死活問題です。年末にかけ、全体の倒産件数をさらに押し上げる可能性は高い」
今月1日には、年商約52億円を誇った兵庫のアパレル会社が円安倒産していることが判明。倒産ラッシュに加え、チョコレートに文具と値上げラッシュで家計はカツカツ。アベノミクスがもたらした“円安地獄”はまだまだ続く。今さらとはいえ、ちょっとでも資産防衛の手立てを講じておきたい。
ファイナンシャルプランナー、紀平正幸氏のアドバイスはこうだ。
「銀行や証券会社の営業マンは『だから言ったでしょう』などと外貨建て商品を進めてくるかもしれませんが、いざ円高に振れた時のリスクが大きすぎます。ここまで円安が進んだら、為替がどう動いてもそこそこ安定したリターンが見込める、バランス型の投資信託がベターでしょう。たとえば国内外の株式と債券を組み合わせたものでは、リーマン・ショックを挟むこの10年でも、年率4.66%のリターンが出ています。手元資産の1割ほどを回し、為替リスクに備えましょう」
円安地獄の沙汰もカネ次第だ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。