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ギリシャ首相:欧州を弔う鐘が鳴る恐れ−支援協議大詰めに
2015/06/01 08:47 JST
(ブルームバーグ):ギリシャの命綱である金融支援をめぐる交渉が大詰めに近づくなか、同国はこの先1週間、難しい決断を迫られる見通しだ。ギリシャの債権者側には融資再開の条件で譲歩する兆候は見られていない。
ギリシャ政府が自ら設定した5月31日の合意期限はまたも守られなかった。事情に詳しい関係者によれば、財政目標をめぐる双方の主張の食い違いは依然克服されていない。ギリシャは6月中に国際通貨基金(IMF)への計4回、総額約16億ユーロ(約2200億円)の返済を控えており、同国向け救済パッケージは6月末で失効する。
ギリシャのチプラス首相は31日付仏紙ルモンドに寄稿し、合意できないのはギリシャ政権の強硬姿勢のためだとの論調があるが、それは間違いだと言明。一方、ドイツの有力議員は、前政権が合意した改革の順守はギリシャにかかっていると述べた。また、当局者1人が匿名を条件に明らかにしたところによれば、債権者らは事態打開に向け、ギリシャ側に提示する合意案を議論しているという。
実務協議が足踏み状態を続ける中、ギリシャのチプラス首相はメルケル独首相とオランド仏大統領の介入を求めている。ドイツ政府当局者によれば、これら3首脳は31日に今後に関して「建設的な」電話会談を行った。独仏首脳は1日にベルリンで直接会談する予定。
チプラス首相はルモンド紙への寄稿文で、解決策を見いだすことが欧州全体にとって極めて重要だと指摘。「この決定がギリシャだけに関係すると考える人や、そう思いたい人がいるとしたら、大きな過ちを犯す」とした上で、「そういう人にはヘミングウェーの名作『誰がために鐘は鳴る』を読み直すことを勧める」と語った。
原題:Greece’s Endgame Nears as Tsipras Warns Bell May Toll for Europe(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:アテネ Nikos Chrysoloras nchrysoloras@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Alan Crawford acrawford6@bloomberg.net Rodney Jefferson
更新日時: 2015/06/01 08:47 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NP8LNP6TTDS301.html
ギリシャ金融支援協議、週内合意の可能性ある=欧州委員
2015年 06月 1日 13:20 JST
[ベルリン 1日 ロイター] - 欧州連合(EU)のエッティンガー委員(デジタル経済・社会担当)は1日、金融支援を交渉中のギリシャと債権団が今週中に合意にいたる可能性は残っている、との見解を示した。
同委員は独紙ウェルトに対し、「われわれが今週末までに(支援の条件となる)改革案で合意するためには実務者レベルでの(協議の)進展が必要だ」と述べた。
ただ、メルケル独首相、オランド仏大統領、ユンケルEU委員長がベルリンで1日に開く会合で事態が進展することには期待せず、「ギリシャ問題は片手間に処理するには大きすぎる」と語った。
関係筋によると、ギリシャと債権団は5月31日、金融支援交渉ができる限り早期にまとまることが必要との認識で一致した。
ギリシャの国際通貨基金(IMF)への一部債務返済期限が6月5日に迫るなか、協議は重要局面を迎えている。
エッティンガー委員は、付加価値税(VAT)改革など協議が進展した分野はあったが、労働市場や年金制度の改革などの主要議題では意見の隔たりがまだ大きい、と述べた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OH1BQ20150601
ギリシャ金融支援協議は継続、早期合意必要との認識で一致
2015年 06月 1日 07:22 JST
[アテネ 31日 ロイター] - 関係筋によると、ギリシャと債権団は31日、金融支援交渉ができる限り早期にまとまることが必要との認識で一致した。ギリシャのチプラス首相、メルケル独首相、および、オランド仏大統領は31日電話会談を行った。
ギリシャ政府高官は「電話会談は非常に良好な雰囲気で行われた」と述べた。
ギリシャ政府は31日までに支援協議がまとまることを期待しているとしていたが、この日も合意は成立しなかった。
ギリシャ政府高官は先に、ギリシャと債権団との協議は合意に近いものの、31日に合意に達する可能性は低いとの見方を示していた。
1日にも協議が行われるかどうかは現時点で不明。
ギリシャの国際通貨基金(IMF)への一部債務返済期限が6月5日に迫るなか、ここ数日、協議は重要局面を迎えている。
仏ルモンド紙のウェブサイト版に31日掲載されたチプラス首相の寄稿によると、同首相は、協議が依然合意に達していないことについて、ギリシャ側に責任はないと主張。むしろ、理不尽な解決策を押し付け、ギリシャ選挙の民主的結果に無関心な一部の債権団に責任があるとの見方を示した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OG0ZU20150531
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