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ギリシャのユーロ圏離脱「可能性は存在」─IMF専務理事
2015年 05月 29日 06:35 JST
[ドレスデン(ドイツ) 28日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、ギリシャがユーロ圏を離脱する可能性はあるが、その場合でもユーロ圏は崩壊しないとの見解を示した。独フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙に述べた。
同専務理事のインタビューは29日付の同紙に掲載される。
ラガルド専務理事は、ギリシャ債務問題で数日内に包括的な解決に至る可能性は「非常に低い」と指摘。ギリシャ当局者が合意に近いと発言しているのとは異なる見方を示した。
また、明確な改革合意なしにギリシャへ追加支援することはないと表明。その上で、ギリシャをユーロ圏にとどめておく責任はIMFにはないとの考えを示した。
ギリシャ融資、期限延長の要請ない=IMF報道官
2015年 05月 29日 01:31 JST
[ワシントン 28日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)報道官は28日、6月に返済期限を迎えるギリシャへの融資について、返済を同月末に延期するよう同国から要請は受けていないことを明らかにした。
IMF規則によると、同月内に複数回の融資返済を迎える国は、その月の終わりに全額を一括して返済することもできる。
ギリシャは6月に総額16億ユーロのIMF融資を返済する必要があるが、ギリシャ当局者は債権団との支援合意が得られなければ返済不能になる可能性があるとの見解を示している。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OD26M20150528
ギリシャ、改革合意なければ支援ない=ユーロ圏財務次官会議
2015年 05月 29日 06:33 JST
[ドレスデン(ドイツ) 28日 ロイター] - ユーロ圏財務次官は28日、電話会議を開き、ギリシャが来週末までに債権団と凍結された支援再開の見返りに実施する改革案で合意しなければ、現行のプログラムの下での支援金を受け取ることはできないとの見解で一致した。
当局者によると今回の電話会談では、現行の支援プログラムを6月末の期限切れ後に延長する案は検討されなかった。
また、6月5日に返済期限を迎える3億ユーロの国際通貨基金(IMF)融資をギリシャが返済できるのかについても、議論されなかった。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OD2TQ20150528
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