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1−3月GDPは2.4%増、2期連続プラス成長−予想を上回る
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NOKPCS6S972B01.html
2015/05/20 08:57 JST
(ブルームバーグ):今年1−3月期の実質国内総生産 (GDP)速報値は前期比年率で2.4%増と、2期連続のプラス成長となった。事前の予想を上回った。
内閣府が20日発表したGDP速報値は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.6%増。項目別では全体の約6割を占める個人消費が0.4%増。設備投資も0.4%増。公共投資は1.4%減。在庫の寄与度はプラス0.5ポイント、外需の寄与度はマイナス0.2ポイントだった。名目GDPは前期比1.9%増、同年率7.7%増。
ブルームバーグ・ニュースによる事前調査の予想中央値は年率換算1.6%増、前期比0.4%増だった。前期(10−12月期)の実質GDP成長率は前期比0.3%増、年率換算1.1%増に下方改定された。
政府は4月の月例経済報告で、景気は「企業部門に改善がみられるなど、緩やかな回復基調が続いている」として、前月の基調判断を据え置いた。2期連続でプラス成長となったことで、昨年4月の消費増税の影響が消えつつあることが裏付けられた。
第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは事前のリポートで、1−3月期は「前期比年率1%台半ば程度の成長」を予想。前期に続き2四半期連続のプラス成長であり、「景気の緩やかな改善が続いていることが示されるだろう。輸出の増加が続いたことや、設備投資がプラスに転じることなどが押し上げ要因になったとみられる」という。
一方、モルガン・スタンレーMUFG証券の山口毅エコノミストは事前のリポートで、「個人消費の回復の遅れを主因に、前期比年率0.6%増と緩慢な伸びにとどまった」と予想。一方、「原油価格の下落で交易条件が大幅に改善し、GDPデフレーターが押し上げられることから、名目GDP成長率は前期比年率5.6%増と高い伸び」を予想する。
日銀は成長率見通しを小幅下方修正
日銀は4月30日公表した経済・物価情勢の展望(展望リポート)で、消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)前年比が2%程度に達するのは「16年度前半ごろ」として、従来の「15年度を中心とする期間」から後ずれさせた。実質GDP成長率については、15年度を2.1%増から2.0%増へ、16年度を1.6%増から1.5%増へ、いずれも下方修正した。
BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは事前のリポートで「家計にとっては、昨秋以降の円安によって食料品などの輸入物価が上昇を続け、原油価格下落の恩恵が一部相殺されている。もちろん、円安は輸出企業の収益を押し上げてはいるが、輸出企業は国内での設備投資をさほど積極化しているわけではない」と指摘。
その上で、今年4−6月以降の成長ペースについても「年率1%強と、コンセンサスの2%程度よりかなり控え目に見ている」という。
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