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株高でも手を出しちゃダメ「投資に向かない人」の特徴3つ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150520-00264110-jspa-life
女子SPA! 5月20日(水)9時21分配信
ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢です。
雑誌の特集などで株や投資信託といった資産運用が頻繁に取り上げられるようになってきました。2016年にはNISAの拡充に、確定拠出年金(個人型)の加入対象者拡大など、ますます投資について考えるニュースを目にする機会も増えそうです。
しかし、誰もが投資に向いているとは限りません。今回は投資に向かない人の特徴について考えてみます。
◆1)心配性の人
預貯金と違い、投資を行うと自分のお金が増えたり減ったりします。増えたり減ったりする幅の大きさを「リスク」と呼び、投資を行う際には投資額でこのリスクをコントロールします。例えば増減の幅が大きな金融商品を購入する場合には、自分が減っても大丈夫だと思える金額(5000円など少額に抑えて)だけ保有することで損失の度合いを調整するのです。
損失が出たときの痛みの感じ方は人によって違います。たとえ投資額が5000円でも、1000円でも、500円でも、減ってしまうことが心配でしょうがない人にとって投資は苦痛を伴うかもしれません。ハラハラする気持ちは心労というコストがかかっています。
すごく心配性の人からすると投資は割に合わないチャレンジになる可能性があります。
◆2)即効性を求める人
資産運用のスタイルは結果を求めるタイミング別に短期、中期、長期と分けられます。日常生活を大切にしながら将来の資産を形成していくスタイルだと中期〜長期で結果が得られる資産運用が現実的です。
短期で結果を得るためには値動きを頻繁に確認したり、株価に影響を与えそうなニュースを細かくチェックしたりといったエネルギーも必要です。また長い期間で結果を求めることに比べて運やギャンブルの要素も高まります。資産運用そのものが目的となる・楽しみとなるタイプの人でなければ大変でしょう。
投資が大好きという人を除くと、「結果を得るには少し時間がかかる」とゆったり構えられなければ、投資には向いていないと言えます。
◆3)貯金がない人
同じ3万円を投資するにしても、手持ちの資金が100万円の中から出す人と5万円の中から出す人とでは損しては困る度合いが変わります。なけなしのお金を使って投資をした場合、もう少し待っていたら評価額が上がって戻るかもしれないシーンでも待つことができず、損をしてしまうこともあります。
投資判断を冷静に行うためにも、まず先にある程度の貯金を備えることが大切です。投資は自分にとって少し目減りしても大丈夫なお金が生まれてから始めるのが安心です。
お金との付き合い方は少しずつステップアップしていくことがおすすめです。貯金の習慣を身につけ、少額の投資から始め、徐々に投資額を増やしていくという形をとると良いでしょう。今の自分にとって無理のない範囲で1歩先に進んでいけると理想的です。
【風呂内 亜矢(ふろうち・あや)】
ファイナンシャルプランナー。CFP認定者、宅地建物取引主任者。
1978年生まれ。岡山出身。
IT企業に勤めていた26歳のとき、貯金80万円で自宅用としてマンションを衝動買いしたものの、物件価格以外にも費用がかかることを知り、あわててお金の勉強と貯金を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し、賃料収入を得ている。テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。
著書に『貯金80万円、独身の私にもできた!自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』(日本実業出版社)がある。
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