http://www.asyura2.com/15/hasan96/msg/675.html
Tweet |
3380万台のリコール
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4876284.html
2015年05月20日 NEVADAブログ
タカタは総計で3380万個(台)のリコールを発表しており、今後自動車メーカーはその対応に追われることになりますが、問題はタカタだけの問題ではなくなりつつあり、自動車メーカーは先にお知らせしましたが、全てのエアバッグリコールという悪夢のような事態に遭遇するかも知れません。
今回のタカタのリコールでは消費者団体からの集団訴状もあり得ますが、対象はタカタだけではなく、欠陥のエアバッグを搭載した車メーカーに向けられるはずであり、日本の車部品メーカーの談合事件もあり、今後アメリカは日本に対する見方がかなり厳しくなるのは避けられません。
軍事同盟問題と消費者問題は別次元でありしかもトヨタのアメリカ市場での膨大な利益を見れば、トヨタ等は攻撃する対象としては最適になります。
タカタのみを攻撃しタカタが更正法を申請して倒産してしまえば、とれるものも取れませんが、トヨタ、ホンダ等の自動車メーカーを相手にすれば、いくらでも取れる可能性があり、アメリカの弁護士からすれば¨オイシイ裁判¨となります。
図式からすれば、タカタ製のエアバッグを搭載した車を販売した世界中の自動車メーカーが前面に出て裁判にあたりますが、この欠陥問題では争いがありませんから、事実上いくらの解決金を自動車メーカーが払うかになります。
総額で数千億円となるのでしょうが、その半分は弁護士が取り更に残りの半分から経費等が引かれ、消費者には微々たるおカネしか渡りません。
そしてアメリカでこの裁判が終われば世界中で同様の裁判が起こされますから、自動車メーカーは過去に販売した台数が多ければ多いほど、負担が増えることになります。
日本ではトヨタ、ドイツならVW、アメリカならGMとなりますが、部品の共通化もあり、大きいことはこれからはリスクになるのかも知れません。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。