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日本郵政:国債保有額を24兆円削減、民営化後で最大−15年3月期(ブルームバーグ)
http://www.asyura2.com/15/hasan96/msg/529.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 5 月 16 日 01:06:05: igsppGRN/E9PQ
 

日本郵政:国債保有額を24兆円削減、民営化後で最大−15年3月期
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NODW6O6K50Y001.html
2015/05/15 19:22 JST


  (ブルームバーグ):今秋以降の上場を目指す日本郵政グループ は、傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命の国債保有額が3月末に合計154.9兆円となった。1年間で約24兆円を削減した計算で、2007年10月の民営化後で最大。15日発表した15年3月期決算で明らかになった。

発表資料によると、ゆうちょ銀は3月末の運用資産205.9兆円のうち、国債は106.8兆円。14年3月末より19.6兆円減らし、構成比も11.2ポイント少ない51.8%だった。かんぽ生命は総資産84.9兆円の56.6%に当たる48.1兆円の国債を保有。1年間で4.4兆円、3.7ポイント削減した。

日本郵政の国債保有額は日本銀行に次いで多いが、上場や中長期的な収益力向上を目指し、超低金利の国債を減らして貸し出しや株式・外国債券といったリスク資産を増やす方針だ。日銀の黒田東彦総裁が2%の物価目標を掲げて巨額の国債購入を進める中で、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF )などの公的年金勢とともに日本郵政が国債の売却を進める構図だ。

郵便貯金・簡易生命保険管理機構が3月末に公表したゆうちょ銀とかんぽ生命の安全資産の保有状況によると、ゆうちょ銀は今期(16年3月期)、国債への投資額を14.4兆円と前期計画比6割近く減らす。かんぽ生命は3.7兆円と14年度を同3割近く上回る見通しだ。


 

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コメント
 
01. 2015年5月16日 01:17:28 : Q7b3WkdaRM
ゆうちょ銀、国債保有を20兆円減らす 運用比率は51.8%に低下
2015/5/15 16:25

 日本郵政が15日発表した2015年3月期の連結決算で、傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命保険が保有する国債の残高が大きく減少していることが分かった。15年3月末の国債の保有残高は、ゆうちょ銀が14年3月末と比べて約20兆円、かんぽ生命は約4兆円それぞれ減少した。一方で外国債券や国内株式などリスク資産への投資を増やしている。

 15年3月末時点のゆうちょ銀の国債保有残高は14年3月末比19兆6240億円減の106兆7670億円だった。14年3月末は126兆3910億円だった。運用残高に占める国債の割合をみると、15年3月末は51.8%と14年3月末の63.0%から低下した。一方、外債など外国証券の残高は10兆1623億円増の32兆8936億円。割合は14年3月末の11.3%から15.9%に上昇した。国内株式への投資は14年3月末比5367億円増の約2兆1500億円だった。

 かんぽ生命の国債保有残高は4兆4365億円減の48兆864億円。14年3月末は52兆5229億円だった。15年3月末の割合は56.6%で、14年3月末の60.3%から低下した。国内株式への投資は6319億円増の1兆489億円となった。

 日本郵政が4月に公表した中期経営計画では、ゆうちょ銀の運用戦略を見直し、18年3月末までに外国債券や株式などリスク資産への投資を現状より約3割多い60兆円程度にする目標を掲げている。

 日本郵政の市倉昇常務執行役は同日の記者会見で、今後の運用見通しについて「(国債への投資は)低金利の中で非常に厳しく、リスク管理を行いつつ、(資産の)多様化をする。低金利が続けばそのような傾向は続かざるを得ない」との方針を示した。

 一方、日本郵政の15年3月期の連結決算は、純利益が0.8%増の4826億円、経常利益は1.1%増の1兆1158億円。売上高にあたる経常収益は6.4%減の14兆2588億円だった。16年3月期の連結決算見通しは、上場を控えていることから公表を見送った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL15HIK_V10C15A5000000/


02. 2015年5月16日 01:19:38 : Q7b3WkdaRM
ゆうちょ銀とかんぽ生命の国債比率低下、低金利下で再投資困難
2015年 05月 15日 17:46 JST

[東京 15日 ロイター] - 日本郵政は15日、2015年3月期決算とともに、傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の国債運用比率が低下したと発表した。会見した日本郵政の市倉昇常務執行役は「低金利下で償還分の再投資が非常に厳しい状況」と述べた。

15年3月末の運用残高に占める国債の割合は、ゆうちょ銀が51.8%、かんぽ生命が56.6%となり、それぞれ14年3月末の63.0%、60.3%から低下した。

ゆうちょ銀の国債保有残高は106兆7670億円と、14年3月末に比べて19兆6240億円減少する一方、外債などの「その他の証券」が10兆1623億円増加、待機資金である「預け金・短期運用資産等」が15兆1276億円増加した。

「金銭の信託」として運用している国内株式の残高は、ゆうちょ銀の約2兆1500億円、かんぽ生命が約1兆0500億円となった。14年3月末に比べてそれぞれ5300億円、6300億円増加した。

16年3月期の運用計画について、市倉常務執行役は「マーケット環境次第」としたうえで「低金利が続けば、(国債から他の資産へと多様化を図った)15年3月期のような状況が続かざるを得ない」との見方を示した。

ゆうちょ銀の15年3月期業績は、業務純益が前期比10.0%増の5199億円となった。外債などの残高増加に伴い運用利回りの上昇が寄与した。貯金残高は177兆7107億円と4期連続で増加した。

16年3月期の業績予想は上場承認時に発表するとして、現時点での公表を避けた。日本郵政グループは今秋以降の株式上場を計画している。

(杉山容俊)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0O00IG20150515


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