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日本は米国より深刻 映画が暴く「遺伝子組み換え」の落とし穴(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/hasan96/msg/471.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 5 月 14 日 08:17:05: igsppGRN/E9PQ
 

           他人事ではない(提供写真)


日本は米国より深刻 映画が暴く「遺伝子組み換え」の落とし穴
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/159744
2015年5月14日 日刊ゲンダイ


 遺伝子組み換え問題は日本が一番深刻だった――。

 映画「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」が話題だ。3人の子どもを持つジェレミー・セイファート監督が、消費者目線で遺伝子組み換え市場シェア90%のモンサント本社や、ノルウェーにある種を保管する“種子銀行”の巨大な冷凍貯蔵庫などを取材している。

 米国には、遺伝子組み換え食品(GMO)の表示義務がないため、各州で表示義務を求める運動が活発だという。映画本編に日本は登場しないが、他人事ではない。日本はGMO表示制度に関して世界から大きく後れを取っている。しかも、今後、TPPに参加すれば貿易障壁として、いまの食品表示さえ撤廃される可能性があり、そうなれば、消費者は遺伝子組み換え食品かどうか、全く知ることができなくなってしまう。

「日本はTPPに参加するため、どんどん基準緩和しています。枯れ葉剤やジカンバなどの除草剤をかけても枯れない遺伝子組み換え大豆を米国より先に承認したのが、その一例です。米国からの要求に沿って動いていると思われても仕方ありません」

 こう言うのは、「シティ・ファーマー」などの翻訳がある食品・食料問題研究家の白井和宏氏だ。

「米国にはベトナム戦争で枯れ葉剤の被害を受けた元兵士がいることもあり、反対運動が強く、承認が遅れました。ところが、日本が米国より先に承認したのです。この先、米国から輸入される可能性があるし、日本での栽培も可能なわけです」

■「遺伝子組み換えサケ」が日本の食卓に

 すでに米国、スイス、ドイツなどの企業が日本の大学と提携。遺伝子組み換え作物の試験栽培や開発を行っている。日本企業も商品化に乗り出している。米国に先駆け、遺伝子組み換えイチゴを使った「犬歯周病治療薬」や、遺伝子組み換えカイコを使った「コラーゲン」を開発、販売し始めた。米国で開発された通常の3倍の速度で成長する「遺伝子組み換えサケ」が日本の食卓に並ぶのも時間の問題だ。

「いまの日本の表示制度では、遺伝子組み換え大豆やトウモロコシを原料とする醤油や食油、加工食品でさえ表示の必要はありません。遺伝子組み換え作物の安全性を疑うEUでは0.9%以上含む食品はすべて表示する必要があります。遺伝子組み換え原料が含まれていると表示されば、消費者は購入しません。結局、何も知らずに毎日、多量の遺伝子組み換え食品を食べているのが、日本の消費者なのです」(白井和宏氏)

 自分の身は自分で守るほかない。

 

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コメント
 
01. 2015年5月14日 10:08:43 : nJF6kGWndY

ほとんど害などない遺伝子組み換え作物ばかり心配して、無駄な規制やコストをかけるのは狂牛病と同じく、全く無意味

それよりオオサンショウウオやトキに限らず、外来生物に、日本の生態系が、じきに乗っ取られることになるから、その心配でもした方が良いだろう(日本人もw)


02. 2015年5月14日 12:00:30 : BoHPrO7pAG
害があるかどうかなんて長期間経たなければ分からんよ。生物進化の速度はそんなものだろう。我々の祖先は進化によって新しく生まれた種が有害かどうか判断するのに数世紀の時間の猶予があったが、遺伝子組み換えは時間の猶予なしだ。有害だと分かった時にはもうすでにアウトだなw

03. 2015年5月14日 20:25:31 : PHkuSka9vI
ハゲタカと 政府がグルで ひた隠し

04. 2015年5月14日 23:39:32 : FH2MXByv6A
 今の食品安全性基準は、超長期の安全性に対して、大きな欠落分野がある。動脈硬化、内分泌機能かく乱が指摘されるキャノーラ油、インシュリン分泌促進が指摘されるパーム油、大腸がんのオリーブオイル他など、これらは今日も堂々と流通し、メカニズムの特定〜危険性除去までの道のりははるかに遠い。

面白いのは、これらの油食品のなかに次世代の寿命短縮が明瞭に指摘される動物実験が幾つかある。またもう一つ面白いのは、オレイン酸リッチなヘルシー大豆油など組み換え作物による油製品は、大腸がんの発ガン促進、寿命短縮などが指摘されて、元の作物油より健康上疑わしいという評価になっている。この事例は、見えにくい危険性を持つ食品が仮にあったら、「超長期」の穴を簡単にすり抜ける事を示している。
 
 遺伝子組み換え作物の表示義務くらいはやったほうが良い。新規で未知な良く似たもの、として警戒の念を持つ少数の消費者に、選択の自由を与えて何が悪い?


05. 2015年5月14日 23:54:35 : lXGrF7OLvM
遺伝子の組換え技術は人類を救うことになるのは間違いないことだ。
安全性を高めた農薬も人類の胃袋を満たすためには必要不可欠である。

徹底した無農薬の実践は食料生産に壊滅に近い打撃を与え、餓死者が急増するだけ。
というより、安全性を高めて農薬は使用され続けるだろう。
その為に学問があり研究開発の意義とされるからだ。

遺伝子操作技術で懸念されるのは、実用段階の技術であっても人類にとっては試験段階に過ぎないということなんだろう。
常に試食品を食べるに等しいことを意味し、よほど年月が経過しなければ緩やかな環境変化には気づかないという性質の問題がある。
その間に失敗作も出回る可能性を否定し得ないのは、基準があっても守らなければ基準がなかったに等しいの論理であり、知らずに一部の人間が摂取する可能性まで排除できないという問題になるだろう。

二酸化炭素による地球の温暖化などの問題が、化石燃料の利用や自然科学が発達するようになってから一世紀も時を経なければ今のような認識には至らなかったのと同じようなことではないのか。


06. 2015年5月15日 10:14:53 : 1cm7mu8yzg
 GMO食材は人類にとって必要 というのはいかがなものか。一体誰が何の目的で、GMO食材とGMOだけが耐性を持つ除草剤を世界にばら撒いているのか を考えるべきだ。
 インドでGMO種子を購入した農民が12万人以上自殺した事実を忘れてはいけない。モンサントから、借金をして購入した種子から、思うように収穫できずに追い込まれた結果だ。
 モンサントやシンジェンタなどのバイオマフィア企業の最終目的は、従来種を絶滅させることなのだ。

 では彼らも毒物食物を口にしているのか? NOだ。彼らは完全オーガニックの食品を食べている。モンサントの社員食堂でGMO食材を一切扱っていないことがその証拠だ。
 またGMO種子とラウンドアップが”セット販売”される点が重要だ。ラウンドアップに耐性を持たない従来種は、この強力な除草剤が世界中の田畑に行き渡った時、息の根が止められてしまう。その時GMO種子の特許を独占するモンサント社は 何をするか? GMO種子の供給を止めるのだろう。
 忽ち世界は大飢饉に襲われる。目出度くグローバリストらの目標である 人口大削減 が実現される という算段だ。

 最終目的が”増えすぎた、そしてこれからも増え続ける人口の削減”なのだから、この動きは強力に推進されていく。
 ヨーロッパ人にならって日本も自己防衛しなければ、日本人は緩慢な民族浄化の先例にさせられるだろう。


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