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ユーロ/ドル大幅高、独国債利回りが急上昇=NY市場
2015年 05月 13日 07:02 JST
[ニューヨーク 12日 ロイター] - 12日のニューヨーク外為市場では、ユーロが対ドルで4日ぶりに反発して大幅高となった。ドイツ国債利回りが急上昇しユーロが買い戻された。
ユーロ/ドルEUR=EBSは終盤0.54%高の1.12155ドルとなっている。
独10年債利回りDE10YT=RRは、前日から22ベーシスポイント上昇して0.74%を付けた。
メルク・インベストメンツの社長兼最高投資責任者(CIO)のアクセル・メルク氏によれば、独国債を買い持ちに、ユーロを売り持ちにしていた投資家は、レバレッジをかけてポジションを膨らませてきたが、独国債下落で損失を減らすためにユーロ買い戻しを余儀なくされた。
メルク氏は「市場はレバレッジをかけたトレードの巻き戻しを行っており、連鎖反応が起きているところだ」とし、「ユーロを引き続き売り持ちにしていると、ポジション縮小が必要になる」と指摘する。
ドル/円は終盤の取引で0.19%安の119.84円。
アナリストによれば、最近のドル/円は、日銀が新たな政策を打ち出さないことからレンジ内の取引が続いているが、米連邦準備理事会(FRB)による利上げが近づけば、ドルは再び上昇するとみる。
シティFX(ニューヨーク)のG10FX戦略部門責任者、スティーブン・イングランダー氏も「経済指標が決定的に改善すれば、ドル高基調が復活する」と予想する。
ドルの主要6通貨に対するドル指数は直近0.49%安の94.547。またドル/スイスフランは0.57%安の0.9289フラン、ポンド/ドルは0.6%高の1.5673ドルとなっている。
ドル/円
終値 119.85/87
始値 120.05/06
前営業日終値 120.07/09
ユーロ/ドル
終値 1.1213/15
始値 1.1238/39
前営業日終値 1.1154/56
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0NX2L320150512
米国株:続落、債券売りが波及−世界的にも株安
2015/05/13 07:00 JST
(ブルームバーグ):12日の米国株 は続落。この日は債券相場の下げが世界的な株安につながった。
デュポン、ダウ・ケミカルなど素材株が下落。テクノロジー株では半導体銘柄が下げた。インテルは1.4%安。ベライゾン・コミュニケーションズも安い。同社はAOLの買収で合意した。買収規模は44億ドル。AOLは18%急伸した。原油相場の反発を受けて、エネルギー株は上昇した。
S&P500種株価指数は0.3%安の2099.12。ダウ工業株30種平均は36.94ドル(0.2%)下げて18068.23ドル。ナスダック総合指数は0.4%下げた。
ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・メイリー氏は「株価が歴史的水準から見て上限にある時は今以上に良好なニュースが必要だ」と述べ、「利回り上昇は景気回復やファンダメンタルズが理由ではない」と続けた。
ダドリー総裁、ウィリアムズ総裁発言
ニューヨーク連銀のダドリー総裁は12日、2006年以降で初めてとなる米利上げの時期は分からないが、米金融当局が政策金利の引き上げに踏み切れば、金融市場の動揺につながる 「レジームシフト(急激な変化)」の引き金になるとの見通しを示し た。
サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁はどの金融政策会合においても利上げ開始は可能だと述べた上で、6月の会合にかけては「様子見の姿勢だ」と述べた。
今週は小売売上高や鉱工業生産が発表されるほか、15日発表の消費者マインド指数では2007年以来の高水準を維持すると予想されている。
S&P500種株価指数に採用されている企業が発表する業績は市場予想を上回り、アナリストは見通しを修正している。S&P500種採用企業の第1四半期利益は0.2%増、3月時点での見通しでは5.8%減となっていた。ただアナリストはその後2四半期は減益が続くと見込んでいる。
シカゴ・オプション取引所(CBOE) のボラティリティ指数(VIX)は0.7%低下して13.86。先週末は3月13日以来となる2週連続上昇だった。
S&P500種産業別10指数は8指数が下落。素材株やテクノロジー株、ヘルスケア関連株などが特に下げた。
衣料品のギャップは3.8%下落。4月の既存店売上高がアナリスト予想を下回った。4月の既存店売上高は15%減、アナリスト予想は11%減だった。
一方、エネルギー株は上昇。チェサピーク・エナジーやノーブル、トランスオーシャンはいずれも上昇。
原題:U.S. Stocks Drop for Second Day as Bond Rout Spreads to Equities(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Oliver Renick enick2@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Cecile Vannucci cvannucci1@bloomberg.net John Shipman
更新日時: 2015/05/13 07:00 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NO97BV6VDKHV01.html
米国債:上昇、投資妙味に買いが戻る−世界的な売りに一服感
2015/05/13 06:43 JST
(ブルームバーグ):12日の米国債相場は上昇。3年債入札で債券市場に買い控えの動きがないことが示され、相場が回復した。
3年債入札(発行額240億ドル)では、海外の中央銀行を含む間接入札者の落札比率が2009年以降で最高となった。入札前の段階では世界的な債券売りで、時価総額4500億ドル余りが吹き飛んでいた。期間が長めの米国債の利回りは年初来の高水準を付けた後に低下した。
相場が2カ月で最大の下げとなった後、割安感から買いが戻った。ここ3週間はポジションを手じまう動きが活発になり、世界的な債券売りの動きが加速していた。
サウスウェスト・セキュリティーズのマネジングディレクター、マーク・グラント氏は「3年債入札に対する意欲は極めて高かった。利回りが回復したことを考えれば意外ではない」と指摘。「利回りの上昇で魅力が高まった」と続けた。
ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.25%。一時は昨年11月14日以来の水準に上げた。同年債(表面利率2%、2025年2月償還)価格は1/4上げて97 26/32。
既発3年債の利回りは2bp低下の0.97%。
3年債入札
この日の3年債入札では需要が過去の平均を上回った。間接入札者の落札比率は52.7%で、最高落札利回りは1%だった。
野村ホールディングスの金利戦略責任者、ジョージ・ゴンキャルベス氏は「中央銀行が押し目で買っていた」と指摘。10年債については、「利回りは2.25−2.30%付近と極めて魅力的な水準だ」と分析した。
今週は13日に10年債入札(発行額240億ドル)、14日に30年債入札(同160億ドル)が実施される。
サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は どの金融政策会合においても利上げ開始は可能だと述べた上で、6月の会合にかけては「様子見の姿勢だ」と述べた。
ウィリアムズ総裁は12日、ニューヨークで講演。原稿によると同総裁は6月16−17日の次回連邦公開市場委員会(FOMC)会合までに発表される経済データが「現在よりも景気の全体像をさらに詳しく映し出すだろう」と発言。「いずれにせよ、今の段階で今後の金融政策の方向性を決定する必要はない。データを注視し、様子を見ている」と続けた。
ここ2週間は、期間が長めの国債を中心に相場が下落。30年債は2週間で8%超下げた。
原題:Treasuries Recover as Investors See Value After Global Bond Rout(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Susanne Walker swalker33@bloomberg.net;ニューヨーク Liz Capo McCormick emccormick7@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net Paul Cox, Kenneth Pringle
更新日時: 2015/05/13 06:43 JST
NY外為:ドルが下落、欧州債利回り上昇で投資妙味が薄れる
2015/05/13 06:49 JST
(ブルームバーグ):12日のニューヨーク外国為替市場ではドルが主要16通貨の大半に対して下落。対ユーロでは4日ぶりに下げた。
世界的な国債売りの流れが欧州で強まり、この日はドイツやイタリア、スペインなどで利回りが上昇。先月に始まった欧州での利回り上昇は米国債利回りの上昇幅を超えており、ユーロへの投資意欲が強まった。
クレディ・アグリコルの外為ストラテジスト、マーク・マコーミック氏(ニューヨーク在勤)は「さながらユーロ圏発のミニ・テーパータントラムと言ったところだ。相対的な金利差が短期的な動きを左右している。ユーロへの買い意欲が強まっている」と述べた。
ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドル の動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.5%低下の1163.40。同指数は4月に3%低下し、昨年6月以降で初めてマイナスとなり、5月6日には3カ月ぶり低水準を付けた。
ドルは対ユーロで0.5%下げて1ユーロ=1.1213ドル。円は対ドルで0.2%高の1ドル=119円87銭、対ユーロで0.3%安の1ユーロ=134円41銭。
ドイツ10年債利回りは前日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.67%。同年限のスペイン国債利回りは8bp上げて1.82%、イタリア10年債利回りは8bp上昇の1.84%。
「ユーロに上昇圧力」
RBSセキュリティーズ(コネティカット州スタンフォード)の為替ストラテジスト、ブライアン・デンジャーフィールド氏は欧州の「利回り上昇を背景に、対ユーロでの買い持ちが目立っていたドルの持ち高解消が見られる」と指摘。「欧州債券が引き続き売られ、金利が上昇していることはユーロに上昇圧力を掛け続ける可能性がある」と述べた。
ブルームバーグ相関加重指数によれば、ユーロは過去1カ月で1.9%高。年初からの下落率は6%に縮小している。
欧州が緩和政策を維持する一方、米金融当局は利上げに向かっていることから、ユーロは年末までに下落基調に戻ると予想されている。ブルームバーグがまとめた予想によれば、ユーロは12月31日までに主要16通貨のうち13通貨に対して下げるとみられている。
ニューヨーク連銀のダドリー総裁は今後発表されるデータを監視することで市場は利上げを予測することが可能であり、それが「市場の動揺の度合いを和らげる助けになるだろう」と指摘した。一方、米金融当局が政策金利の引き上げに踏み切れば、金融市場の動揺につながる「レジームシフト(急激な変化)」の引き金になるとの見通しを示した。
小売売上高
13日発表の米小売売上高が利上げ時期を計る上で手掛かりになる可能性がある。4月の小売売上高は前月比0.2%増と、前月の0.9%増から減速が予想されている。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)の通貨ストラテジスト、ニール・メラー氏は「米国の利上げ開始時期をめぐり不透明感が続いている。しかし、米当局が他の中銀に先駆けて利上げを始める確率がどちらかと言えば高いという単純な理由から、ドルの上値を抑える材料はかなり限定的になるだろう」と語った。
原題:Dollar Bulls Seeking Shelter Amid European Bond-Market Selloff(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Lananh Nguyen lnguyen35@bloomberg.net;ニューヨーク Rachel Evans revans43@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net Michael Aneiro
更新日時: 2015/05/13 06:49 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NO94SC6K50Y001.html
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