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コラム:英総選挙、短期的には企業に恩恵
2015年 05月 8日 18:50 JST
George Hay
[ロンドン 8日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 英総選挙の結果は短期的に企業にとってプラスとなりそうだ。キャメロン首相率いる保守党が予想外に善戦し第1党の座を維持する見通しとなり、政局の混迷を懸念していた投資家は胸をなで下ろしているだろう。しかし、中期的にみればやっかいな問題も見込まれる。
過半数に達する政党がない「ハング・パーラメント(中ぶらりん議会)」を避けることができれば投資家の喜びもひとしおだ。事前の予想では、新政権の発足に数週間を要し、ことによると再選挙になる可能性も取り沙汰されていた。新政権の具体的な姿はまだ分からないが、保守党が政権を担うことになる。
ミリバンド党首率いる労働党が政権を担えば、国内銀行に対する増税やリテールバンキング部門の子会社化「リングフェンス」などが強力に進められる可能性があった。今回の選挙結果を受けて利益の使い道の自由度が高まれば、2008年から無配となっているロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L)とロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)にとっては復配ができるようになるだろうし、HSBC(HSBA.L)とスタンダード・チャータード(STAN.L)は本社移転の意欲が後退するかもしれない。
公益株や防衛関連株も保守党政権の恩恵を受けるとみられる。RBCキャピタル・マーケッツによると、2013年に労働党が公共料金を選挙後の20カ月間凍結すると表明して以来、電力大手のSSE(SSE.L)とセントリカ(CNA.L)の株価は欧州の同業株をそれぞれ20%、50%アンダーパフォームしている。保守党のエネルギー政策や原子力潜水艦の能力に対する立場はより穏健に思える。
大きな懸念は欧州との関係であり、それよりも度合いは劣るがスコットランドにも注意が必要だ。
キャメロン首相は2017年までに欧州連合(EU)離脱に関する国民投票を実施する方針を示している。スコットランド民族党(SNP)の躍進により、スコットランドの英国からの独立を問う2度目の住民投票も取り沙汰されそうだ。
英国がEU離脱に本気で乗り出せば、欧州時間における主要金融センターとしてのロンドンの役割に疑問符が付くだろう。一夜にしてその重要性が変わるわけではないだろうが、地位を維持するには一段と努力するか、違った形で努力する必要が出てくるかもしれない。
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0NT0Y420150508
ロンドン金融街シティー、選挙で保守党勝利に安堵の吐息
2015/05/08 17:46 JST
(ブルームバーグ):キャメロン英首相率いる保守党が政権を維持する見通しとなったことで、ロンドンの金融街シティーは安堵の吐息をついているもようだ。
予想外の保守党の大勝を受けて英国の銀行株は軒並み上昇。クレディ・スイス・プライベート・バンキングの英国担当最高投資責任者(CIO)、マイケル・オサリバン氏はインタビューで、「労働党政権のシナリオは銀行に打撃だったかもしれない」と話した。「混乱もない」と続けた。
ミリバンド党首率いる労働党はヘッジファンドやプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社の税の抜け道をふさぎ、バンカーボーナスを含めて銀行への課税を強化する措置を公約に掲げていたため、シティーにとって脅威だった。
BBC放送の予想によると、保守党は650議席中329議席獲得して過半数確保の見通し。労働党は233議席が見込まれている。
原題:Cameron Victory Prompts London’s City to Breathe Sigh of Relief(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Stephen Morris smorris39@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Simone Meier smeier@bloomberg.net Keith Campbell, Jon Menon
更新日時: 2015/05/08 17:46 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NO0V086KLVR901.html
英貿易赤字、3月は縮小
2015 年 5 月 8 日 18:42 JST
【ロンドン】英国統計局(ONS)が8日発表した3月の貿易収支は101億英ポンド(約1兆8800億円)の赤字と、赤字額が縮小した。
2月の赤字額は108億ポンドに上方修正された。
3月は輸出がやや回復する一方、輸入が2月に比べ減少したため、赤字額が縮小した。
1-3月期の貿易赤字は前期比15億ポンド拡大した。ONSはこの赤字が国内総生産(GDP)に及ぼす影響は「極めて小さい」との見方を示した。
4月英住宅価格:前月比1.6%上昇、供給不足で−ハリファクス
2015/05/08 18:07 JST
(ブルームバーグ):英国の住宅価格は4月に予想を上回る伸びとなった。住宅供給不足が市況を支えた状況が示された。
英銀ロイズ・バンキング・グループの住宅金融部門ハリファクスが8日発表した4月の平均住宅価格 は、前月比で1.6%上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では0.3%上昇が見込まれていた。3月は0.6%上昇(改定)。
変動幅が小さい四半期ベースでは、2−4月の平均価格が1月までの3カ月に比べ2.2%上昇の19万6412ポンド(約3650万円)。2−4月は前年同期比では8.5%値上がりした。
原題:U.K. House Prices Climbed 1.6% in April on Supply Shortage (抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Jennifer Ryan jryan13@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Fergal O’Brien fobrien@bloomberg.net Jana Randow, Jeff Black
更新日時: 2015/05/08 18:07 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NO0V296JIJUZ01.html
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