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原油価格、上昇基調が続く可能性 米シェール減産、WTI60ドル回復
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150507-00000005-biz_fsi-nb
SankeiBiz 2015/5/8 08:15
原油価格の下げ止まりが鮮明になってきた。米国のシェールオイル減産を背景に国際指標となる米国産標準油種(WTI)が節目の1バレル=60ドルを上回り、7日の東京商品取引所でも10月物の先物価格が5カ月ぶりに5万円台に回復した。今後はドライブシーズンに入る米国に加え、中国の景気下支え策により需要が高まると想定され、原油価格はしばらく上昇基調が続く可能性が高まっている。
大型連休が明けた7日の東商取では、取引開始直後から原油先物に買い注文が先行した。取引の中心となる10月物は一時、1キロリットル=5万290円まで値上がりした。
これに先立つニューヨーク先物相場では、5日のWTI6月渡しが5カ月ぶりに60ドル台をつけ、6日には一時、62ドル台まで上昇した。
WTIは昨年7月まで100ドルを超える水準で推移。だが、米国と石油輸出国機構(OPEC)がシェア争いから増産を続けたことで在庫がだぶつき、今年3月半ばには42ドル台前半まで価格が下落した。
米国のシェール油田開発は60ドル前後が採算ラインとされており、原油価格の下落を受けて一部の事業者が採掘を休止。6日に発表された米国の週間原油在庫は約4カ月ぶりに減少へ転じ供給過剰が解消されるとの見方が強まった。
米国では例年5月以降、ガソリン需要が高まる。また中国政府がインフラ投資への注力を表明、市場では世界的な原油需要の増加が意識されている。
石油天然ガス・金属鉱物資源機構の野神隆之主席エコノミストは「6月にかけ65ドル前後まで上昇する」と予想する。ただ原油価格の回復に伴い、米国内で石油採掘が再開されれば供給量が増加するため、「7月に入れば再び下落に転じる可能性がある」と話している。
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