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中国がAIIBと日米のADBの連携必要性を訴える!中国の楼継偉財政相「今の国際的な開発金融機関と補完しあう存在であり、競合するものではない」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6395.html
2015.05.06 15:00 真実を探すブログ
中国の楼継偉財政相は日米主導のADB(アジア開発銀行)について、中国が設立を提唱しているAIIB(アジアインフラ投資銀行)と連携するべきだと提唱しました。
これは5月4日にアゼルバイジャンで開かれたアジア開発銀行の年次総会で演説した内容で、楼財政相は「地域のインフラ需要が膨大な中で、今の国際的な開発金融機関と補完しあう存在であり、競合するものではない」と述べ、日本とアメリカもAIIBに協力するべきだと主張しています。
中国はAIIBでアメリカと衝突する意思はなく、過去にも何度か日米両国に協力を要請していました。
一方で、ADBの中尾武彦総裁は記者会見で、アジアの膨大なインフラ需要に応じるため、すでに決定した融資枠の拡大等を検討していると発表。アジア開発銀行の出資比率は日本が15.7%、アメリカが15.6%、中国が6.5%、インドが6.4%になっています。
中尾武彦総裁はアジア開発銀行が融資枠を今の1.5倍に拡大することを強調し、加盟各国に協力を呼び掛けました。
☆中国 ADBとAIIBの連携必要性を訴え
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150505/k10010070101000.html
引用:
中国の楼継偉財政相は4日、アゼルバイジャンで開かれているアジア開発銀行の年次総会で演説しました。
その中で、楼財政相は、アジア開発銀行が融資枠を今の1.5倍に拡大することについて、「やはり保守的すぎる。できるだけ多くの資金を提供し地域の経済の成長を支えるべきだ」と批判し、さらなる融資枠の拡大などを求めました。
また、アジアインフラ投資銀行について「地域のインフラ需要が膨大な中で、今の国際的な開発金融機関と補完しあう存在であり、競合するものではない」と述べ、アジア開発銀行が、今後、融資や人材交流などの面で連携していくことの必要性を訴えました。
:引用終了
☆アジア開発銀行
URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E9%96%8B%E7%99%BA%E9%8A%80%E8%A1%8C
引用:
アジア開発銀行(アジアかいはつぎんこう、英: Asian Development Bank, ADB)は、アジア・太平洋における経済成長及び経済協力を助長し、開発途上加盟国の経済発展に貢献することを目的に設立された国際開発金融機関である。本部はフィリピン共和国・マニラ。ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)の発案により、1966年に発足した。現在67か国/地域で構成される。最大の出資国は日本と米国(ともに出資比率15.7%を占める)である。
:引用終了
☆ADB総裁 加盟国に増資検討の考え
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150505/k10010070821000.html
引用:
5月5日 23時38分
ADB総裁 加盟国に増資検討の考え
ADB=アジア開発銀行の中尾武彦総裁は記者会見で、アジアの膨大なインフラ需要に応じるため、すでに決定した融資枠の拡大にとどまらず、銀行の増資を検討する考えを明らかにしました。
:引用終了
☆アジア開発銀行総会でも 強まるAIIBの存在感(15/05/05)
☆2015 04 20 安倍首相に聞く「AIIBと日中関係、米上下院議員会演説」
☆AIIB「銀行運営のルール作りに進展」(15/04/29)
中国としては現在の国際情勢を維持しつつも、AIIBの勢力を大きくしたいのでしょうね。ネット上では「中国がアメリカの金融システムに対抗した!」とか熱くなっている方を見掛けますが、中国の動きを見るとそこまでの意欲は感じられません。
どちらかと言えば、これからに備えて自分の実力を測っているような感じなのだと思われます。そのため、日米と協力する余裕は十分にあり、今からでも連携することは出来る可能性が高いです。AIIBも不確かな部分があるので注意が必要ですが、中国と連携を深めておくことも大切だと私は思います。
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