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逆境を耐える体制になっている個人や企業が持つ重要な特徴
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2015-05-03 ダークネスDUA
インフォレストという出版社が破綻したのはちょうど半年前だった。この会社は女性に人気の雑誌を販売していて女性の間では一世を風靡したのだが、流行が終わると経営危機に見舞われて負債約39億円を抱えて消えていった。
洋菓子のフーケという「老舗」が消えたのも、ちょうど半年前のことだった。この会社は神戸で息長く経営を続けてきたが、やがて過当競争に巻き込まれて負債が6億円になったとき、経営が破綻した。
今年に入っても、通販サイト、大手のラーメンチェーン店、ジョギング・シューズ店、パチンコメーカー、タイヤ・ホイール専門店、アパレル企業、アウトドア販売店、100円ショップ企画店、商業ビル運営会社、化学企業が、次々と資金繰りを悪化させて自己破産を余儀なくされている。
老舗だろうが、流行に乗った企業であろうが、IT関連企業だろうが、飲食店だろうが関係ない。倒産に追い込まれる企業は倒産してしまう。
倒産までに至る過程はまったく違うが、すべてに共通していることがある。
■「売上を最大に伸ばし、経費を最小に抑える」
企業が存続できなくなるのは、たった1つの基本法則から外れたことに起因する。
「売上を最大に伸ばし、経費を最小に抑える」
どんな巨大化した企業でも、どんな零細な企業でも、状況は変わらない。この基本法則の下でのみ存続が可能だ。言い切ってしまうと、経営者の仕事というのは究極的にこの「たった1つの基本方針」を実現することに他ならない。
だから、事業を経営するにも、株式を買うにも、すべてはこの基本方針がうまくできているかどうかで判断すればいい。それができる経営者が立派な経営者であり、それができている会社が「優良企業」である。できていない企業は、やがて行き詰まり、自己破産していく。
ある企業は売上が最小になって自己破産したのかもしれない。ある企業は経費が膨らみすぎて自己破産したのかもしれない。いずれも、「売上を最大に伸ばし、経費を最小に抑える」という基本方針から外れた瞬間、企業は崩れていき、最後に自己破産という結末に向かう。
これは個人の生き方にも通じる。「入ってくる金を最大限にして、出て行く金を最小限にする」という基本をしっかりと押さえて生きている人は、どんな時代であっても、うまく生き抜くことが可能だ。
「人を見る」というのは何を見るのかというと、それが継続してできているかどうかを見るのだ。
それができている人を信頼する。それができている企業を信頼する。そうすれば、トラブルに巻き込まれることはあまりないし、長きに渡って付き合い続けることができる。
破綻していく人、破綻していく企業は山ほどあるが、逆に何があっても生き抜ける人、生き抜ける企業もある。
その違いは、たったひとつの法則「入ってくる金を最大限にして、出て行く金を最小限にする」を維持できているかどうかで、判断できる。
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