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責任感が強いのも考えもの(C)日刊ゲンダイ
残業に多い“抱え込み”と“おつきあい” 時短専門家語る解消法
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/159459
2015年5月1日 日刊ゲンダイ
週末から長期休みに入る。休み前の追い込みで、残業に追われるサラリーマンは多いだろう。
働きがい研究所「Vorkers」の調査(2014年)によれば、月の平均残業時間は「30時間」がトップ。平均は約47時間だった。月平均残業時間が長い業界は、コンサルティング、シンクタンク(83・5時間)、広告代理店、デザイン等(78.6時間)、建築、土木等(70・8時間)と続く。
先ごろ、「ホワイトカラーの時短研究プロジェクト」を立ち上げたリクルートワークス研究所が、「なぜか早く帰れない人のための時短生活開始マニュアル」を作成。そこで働き盛りのサラリーマンの残業のパターンを次の5つに分類している。
(1)仕事を無計画にこなし自転車操業に陥る「無計画残業症」
(2)資料や提案書の色使いや表現に必要以上にこだわる「こだわり残業症」
(3)誰にも相談できず手探りで仕事を進めてしまう「ノウハウ不足残業症」
(4)必要以上に仕事を抱え込む「抱え込む残業症」
(5)職場の雰囲気に流される「おつきあい残業症」――。
■早く帰ると「評価されない?」の心理が…
この中でオフィスで最もよく見られるのが、(4)と(5)だという。同研究所・Works編集長の石原直子氏が言う。
「『抱え込み』の人は、『この仕事は私しかできない、他人に任せられない』と思っています。一見、責任感は強いですが、実はコレは他人に厳しく、他人の能力を評価していない姿勢の裏返しなのです。このタイプが残業を減らすにはどうすればいいか? まずは部下、後輩に仕事を頼んで、すぐに成果が出なくても同じ仕事を3度は任せてください。組織では仕事を循環させなくてはいけません。人に任せることで、自分は新しい仕事にチャレンジできます。現状は仕事を抱え込むことで、その機会を失っているのです」
(5)の「おつきあい残業症」も厄介。“ひとりで帰りにくい”状況だと、忙しくもないのに無駄な時間を過ごしてつい付き合ってしまうタイプだ。
「残業は中毒性が高い。自分が早く帰ることで、『上司から評価されないのでは?』ということより、『同じ空気を吸っていたい』という心理が働くのです。自分だけ、仕事を早く片付けて慌ただしく見られることをネガティブに捉えます。実をいうとサクッと家に帰っても何もすることがない人にありがちな行動なのです。こうした職場では定時になっても、『あと数時間ある』と互いに効率を上げようという意識が減ってダラダラ残業をしているだけ。対して、早く帰るメリットは計り知れません。例えば、外に出て社内の人が誰も知らない情報を知ることに意味がありますし、そこからイノベーションやクリエーティブな企画が生まれます。皆が夜10時まで会社にいたら、新しいひらめきも起きませんよ」(石原直子氏)
上司の“ダラ残(ダラダラ残業)”に付き合っていては疲れも取れないし何より時間の損だ。まずは週1回、脱残業にチャレンジしてみたい。
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