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米FRBが景気判断を引き下げ 1−3月の成長率低下で、6月のゼロ金利解除は困難に
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150430-00000500-biz_san-nb
SankeiBiz 2015/4/30 08:34
【ワシントン=小雲規生】米連邦準備制度理事会(FRB)は29日、連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に発表した声明で、足下の景気判断を引き下げた。直前に発表された2015年1〜3月期の成長率の大幅な低下を反映させたかたちだ。FRBは成長鈍化は一時的なもので引き続き利上げ時期のタイミングを慎重に見極める方針も示しているが、一部で予想されていた6月の利上げは困難になっている。
FRBは声明で、足下の経済現状について「冬の数カ月の間に減速した」とした。3月の声明での「成長がいくらか緩やかになった」との表現から認識を下方修正したかたちだ。また1〜3月期の成長率が寒波などの影響で0・2%減となったことを踏まえ、雇用などの改善や企業による投資が足下で弱まっていることを指摘している。
一方で声明は、成長の鈍化は「一部は一時的な要因によるものだった」とし、雇用環境がさらに改善し、物価上昇率が中期的に目標とする2%に戻るという「合理的な確信」が得られた場合は、現在のゼロ金利状態からの利上げを始めるとの方針を改めて示した。
ただし経済の減速が一時的だとするFRBの見立ての正しさを確認するには今後の雇用や物価関連指標の動向を見極める必要であることは間違いない。このため市場では6月の利上げは難しいとの見方が広がっている。
米通信社ブルームバーグがエコノミストを対象にした調査では、回答者の73%がイエレン議長の記者会見がある9月の利上げ開始を予想。過半数が6、7月の利上げを予想していた3月時点の調査から、利上げ観測が後退している。
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