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LCC就航で近づいた沖縄 バニラエア那覇行きは片道7000円〜
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150430-00000007-pseven-life
週刊ポスト2015年5月8・15日号
LCC(格安航空会社)が就航してぐんと近くなった南の島、沖縄。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏による連載『“おとな旅”コンシェルジュ』ではお安いLCCで沖縄を満喫する3泊4日のプランを紹介している。そのなかから、到着日、1日目の楽しみ方を披露しよう。
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最後に沖縄を訪れたのは、いつだっただろう? あれはヒガシ(東山紀之)主演のNHK大河ドラマ『琉球の風』(1993年)が放映されていたときだから、かれこれ20年以上も昔だ。まだ今ほどずうずうしくなかったカミサンと、レンタカーで本島をまわったっけ。
以来、飛行機代が高くてなかなか足が向かなかったが、近年LCCが就航して俄然行きやすくなった。そこで今年のGWは、お安いLCCで約20年ぶりに沖縄を旅してみることにした。果たして20年前のセピア色の思い出は、未だ残っているのだろうか!?
出発は成田空港。4月にオープンしたばかりのLCC専用「第3ターミナル」である。バニラエアの那覇行きは片道7000円(座席指定料、受託手荷物料別途)から! ケチったのではなく、節約したぶんは現地でしっかりカミサンに還元するつもりだ。
約3時間のフライトで那覇空港に降り立った私たちがタクシーでまず向かったのは、“思い出の店”『ジャッキーステーキハウス』である。アメリカ統治下の1953年にオープンした老舗中の老舗は、20年前と変わらぬ派手な佇まいで迎えてくれた。アメリカンダイナーを思わせる内装もそのまま。
今でこそ気軽に食べられるステーキだが、20年前はまだまだ高級品。カミサンと貪るように食べた「テンダーロインステーキ」を注文してみた。噛むほどに肉の滋味が溢れ出すステーキは、これまた当時のまま。しばし味覚のタイムスリップに浸る。
食後はホテルに荷物を預け、腹ごなしを兼ねて観光に出掛けることにした。「ゆいレール」と呼ばれるモノレールに乗って首里駅で降り、世界遺産の『首里城公園』へ。あの2000円札に描かれた『守礼門』をくぐると、真っ赤な正殿が見えてきた。再建直後の20年前はもっと色鮮やかだった記憶がある。まあ、カミサンの色褪せぶりに比べればたいしたことはないような気もするが。
ホテルに戻ってチェックインしたら、昼にステーキを食べたのに、なんだかもう腹が減ってきた。散策しているうちに脂肪が燃焼されたのか? 国際通りから路地を入ったところで『ゆうなんぎい』と書かれた居酒屋の提灯を発見、入ってみた。
こぢんまりとした店だが、海ぶどうからてびち(豚足)の煮付けまで、沖縄家庭料理がずらり。店の気さくなおばぁに聞くと、二人でいろいろな沖縄料理を楽しむなら『ゆうなんぎいB定食』がおすすめらしい。
やがて運ばれてきたのは、フーチャンプルー(麩と野菜の炒め物)や味噌味のラフテー(豚の角煮)、ミミガー(豚の耳皮)、ジーマミー(ピーナッツ)豆腐などが少しずつ盛られた定食。んー、おばぁの手作りの味がする。この20年で東京にも沖縄料理屋がたくさん出来たが、ウチナー(沖縄)の味には敵わない。
沖縄産オリオンの瓶ビールで乾杯し、すぐに島酒にスイッチ。度数25度の泡盛から35度のクース(古酒=3年以上熟成させた泡盛)へ。仕上げは43度のクース。すっかり、いーあんべー(いい気分)になった。初日の夜から飛ばしすぎか?
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