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エネルギー業界では設備投資を見直す動きが進む(米ペンシルベニア州の天然ガス開発用設備)=ロイター
米、年0.2%成長に急減速 1〜3月GDP速報値 厳冬・ドル高響く
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM29H39_Z20C15A4MM8000/
2015/4/29 22:18 日経新聞
【ワシントン=矢沢俊樹】米商務省が29日発表した2015年1〜3月期の米実質国内総生産(GDP、速報値)は年率換算で0.2%増にとどまった。厳冬で個人消費にブレーキがかかり、輸出もドル高のあおりなどからマイナスに転じた。米経済が急減速したことで米連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期にも影響を及ぼしそうだ。
1〜3月期の実質成長率は市場が事前に予測していた1%程度を大きく下回り、ほぼ実質ゼロ成長の領域に落ち込んだ。冬場の天候要因などで下押しされた面も強く、年後半にかけ2%台の安定成長軌道に戻るとの観測も多い。FRBは雇用情勢も併せて今春以降に米景気の回復テンポが上向くかを慎重に見極める。
1〜3月期は米経済の約7割を占めるけん引役の個人消費支出が前期比年率1.9%増となり、4%強の伸びを示した14年10〜12月期から勢いが鈍った。サービス部門は比較的底堅かったが、自動車関連や家具といったモノの消費が振るわず、実質GDPを押し上げる力を欠いた。民間住宅投資も1.3%増と苦戦した。
輸出は1〜3月期に7.2%減となり、14年1〜3月期以来、4期ぶりのマイナスだった。西海岸の港湾労使紛争や悪天候のほか、米利上げ観測を背景とした急速なドル高の影響で輸出が鈍ったとの見方も強い。輸出入の差し引きでみた純輸出は実質GDPを押し下げる方向に強く働き、1〜3月期の成長が鈍化した大きな要因となった。
民間設備投資は3.4%減。大幅なドル高や原油安に伴い、米企業が設備投資を手控える動きを強めており、1〜3月の実質GDPもこうした企業部門の険しい現状を裏付けた。
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